埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

～火山、温泉、高層湿原～梅雨晴れの栗駒山を歩く

予定していた関東での山行が雨で難しくなり急遽目的地を東北に変更。初夏に美しい花を見ることができる二峰に行ってみることに。初日のこの日は高層湿原と温泉で有名な栗駒山に登ってみました。

須川温泉登山口駐車場です。テレビでもよく取り上げられる有名な温泉施設。駐車場も大きいです。登山口はこのストリートビュー左側の白い建物の奥にあります。

登山口。すぐそばが温泉です。ここのご主人はとても気さくな方で山の情報を丁寧に解説してくださり、地図付きのパンフレットもいただきました。ありがとうございますm(_ _)m

流れ出る温泉の脇を登っていきます。

このあたりで振り返ると鳥海山が。

歩きはじめてすぐにこんな施設が出てきましたが入らずに先へ^^;

標識などは整備されているので安心(^-^)

いい景色です。森のなかには湿地帯も。

名残ヶ原の木道に到着。

まるで尾瀬のように広くて気持ちいい場所です(⌒-⌒)

ワタスゲが一面に^^

案内図。名残ヶ原の解説もあります。

苔花台に来ました。ここで須川ルートと産沼ルートに分岐します。行きは昭和湖を通過する須川ルートを選択。

川沿いを歩くのが楽しい(^-^)

渡河は一箇所。増水してなければ渡るのは難しくありません。

地獄谷から昭和湖を目指します。

地獄谷近辺の様子。

木道をズンズン歩いていくと…

出ました、昭和湖です。大きくて不思議な色をしています。

昭和湖のいわれ。

昭和湖上部には雪渓も残っていました。

天狗平の分岐に到着。このまま頂上を目指してもいいのですが、眺望がいいという展望岩頭に立ち寄ります。

頂上とは逆の楕円の丘の向こうまで進みます。

展望岩頭に到着！遠くの山々から近くの風景までよく見えます。昭和湖の全貌も眼前に^^

ふり返ると目指す栗駒山頂上も。

写真右に見えるのは須川湖。

須川湖の手前には池塘も。豊かな湿地帯です。

遠くのほうに薄っすらですが鳥海山が見えます。

展望岩頭の名の由来はこの崖の感じでしょうか。

引き返して天狗平を通過し、いよいよ頂上へ向かいます。

歩いてきた山肌。丸くてきれいです。

ガレ場ですが勾配はなく歩きやすいです。

右側はワイルドな崖なので注意。

そして頂上に到着！いい景色です^^

記念撮影。かなり立派なモニュメントですね(^-^)

頂上からの風景。こんもりした稜線が特徴的。

下りは産沼コースを選択したのですが、見ての通り背丈くらいの草木が生い茂っていて道が狭いのです…。しかも季節的に虫が非常に多くてたいへんな状況に(;^_^A

このコースの売りの産沼はまだ雪をかぶっていて雪渓と変わらず…。季節にもよるのでしょうが、この山は須川コースのピストンがいいと思います(;^_^A

産沼コースで唯一よかったのはこのワタスゲを間近で観ることができたことですね^^

１時間半ちょっとでゴールの駐車場に到着です。お疲れさまでした。

帰りはもちろん須川温泉を利用。入るとピリッとする濃～い泉質で疲れもとれます(^-^)

須川高原温泉公式HP→須川温泉

美しい山容に池塘や湿原が入り交じり、温泉も併せ持つとっても変わった栗駒山。紅葉もかなりきれいらしいので秋にも来てみたいですね。

おまけ。栗駒山で観た植物です。