埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

~紅葉盛期の苗場山~山頂はまさに雲上の楽園!

苗場山メイン

9月26日(火) 晴れ
所要時間8時間30分(登り:3時間50分 下り:3時間10分 休憩:1時間30分)
歩行距離:12.5km 累積標高差:1703m
祓川駐車場→和田小屋→下ノ芝→中ノ芝→上ノ芝→小松原分岐→股スリ岩→神楽ヶ峰→雷清水→苗場山
(帰りは来た通りのルートを引き返す)

頂上にある湿原としては日本一の広さを誇る苗場山。その湿原をいつか見てみたいと思いつつ、ハードな山なのでなかなか脚が向きませんでした。紅葉が見ごろを迎えたこの日、ついに行ってみることに。

町営第二駐車場です。広くて停めやすいですが、ここへ来るまでの山道は注意して走る必要あり。一部未舗装でカーブも多く、ガードレールがないので脱輪しないようスピードを落として走りましょう。

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駐車場の様子。平日の朝6時過ぎですが紅葉シーズンでもあり先客がけっこういます。

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コースを確認。今日登るのは赤線で示されている祓川コースです。

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看板のすぐ横に登山口がありますが、かなりぬかるんでいるという情報があったので別のルートを行くことに。

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最初の通過地点、和田小屋まで舗装路を歩いていきます。ちなみにここから先は和田小屋利用者以外は車で行くことはできないので注意。

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だいたい20分くらいこの舗装路を行きます。登山口に入っていたら右の森を歩いていたのかな。

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和田小屋に到着。前日にここに泊まったら楽でしょうね^^

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和田小屋のすぐ近くにある登山口。近くに登山届ボックスもあります。

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だだっ広いゲレンデをちょっと歩いたら森の中へ。ここからが本格的登山道です。

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序盤、中ノ芝あたりまでの登山道の大半はこのような大岩と……

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このような木道の連続です。

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六合目まで来ました。相棒・ねこ実の地形図にある通り、かなりの急登がずっと続き、最後はいったん下って登りというハードな山なんです(`ω´)

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はじめて視界が開けたところ。麓まで紅葉きてますね^^

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スタートして1時間半。デッキのようなものが見えてきました。

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下ノ芝に到着です。この山には下ノ芝、中ノ芝、上ノ芝というポイントがあり、それぞれデッキがあって休めるようになっています。

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この花、今が最盛期だそう。名前は忘れちゃいました^^;

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かなり上がってきて湯沢方面の眺望も良くなってきました。

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と、ここできれいな木の階段とデッキ。それに素晴らしい紅葉が登場!

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燃えるような赤に感動(⌒~⌒)

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この美しい場所は中ノ芝。

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木道とデッキの配置、それと植物とのバランスがよくてとても気持ちの良い場所です。

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さらに登っていきますが、ずっと美しい光景が続きます。サイコー(^-^)

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景色がきれいでも足元は大岩ですから転ばないように。

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スタートから2時間ほどで上ノ芝に到着。

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絨毯みたいな黄色^^

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スキーで初登頂したという人のモニュメントです。

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小松原分岐。湿原へ行く道があるようです。

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股スリ岩?

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お、これか?

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今までにない落差。たしかに股をすりそうですが、慎重に行けば大丈夫。

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第一のピーク、神楽ヶ峰まで0.2キロです。しかしこういう標識は助かりますね。だいたいの距離がわかるというのは精神的にとても楽です(^-^)

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神楽ヶ峰。標高2030m地点です。

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なかなかの眺望です。カッサダムが見えています。近くの丘に上がると苗場山の姿を目にすることもできます。

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神楽ヶ峰の裏側に回り込むように歩いていくと……

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バーン、苗場山登場!

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ここからは苗場山を見ながら。この富士見坂も苗場山を見ながら^^

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紅葉に挟まれた稜線を歩く人の姿がちっちゃく見えます。

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雷清水に到着。ここに水場があるというのは助かりますね^^

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谷まで降りきりました。さあ、ここから最後の登りです!

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いったん下ってから登るのって堪えますよね(;^_^A

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14番目のチェックポイント、お花畑。

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夏にはこのあたりにたくさん花が咲んだろうなぁ。

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頂上が隠れるほどの急登を行きます。

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この階段で一段目の丘を越える感じの形状。

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丘を越え、稜線を歩くねこ実。人はちっちゃく見えますねぇ(^-^)

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歩いてきた稜線を逆から。

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けっこう登ってきました。あと少しです。

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左の斜面に登山者がいますが、まるで斜面が垂直な壁のよう(;^_^A

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雲尾坂を通過。あと20分で頂上、元気が出てきます!

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神楽ヶ峰が見えます。あの稜線を歩いてきたんですね^^

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さらに登って真下を見るように覗いてみました。

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こんなにきれいな紅葉を観るのって、いつ以来だろ(^-^)

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最後の急登が終わると花道が見えてきました。

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頂上の大湿原ゾーンに入りました!

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すごいスケールです。

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池塘が見えてきました。

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顔みたいな池塘も……こわっ。

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池塘と紅葉に囲まれた木道歩きが気持ちいい(⌒-⌒)

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いろんな色があるのがいいですね。

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まだまだこの湿地の平原を歩きたいですが、まずは最高地点に向かいます。

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ここが最高地点2145.3mの碑がある場所。皆さんで代わりばんこに記念撮影しました(⌒-⌒)

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最高地点近くの苗場山頂ヒュッテでトイレをお借りしました。料金は100円なり。

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ヒュッテの横にはテーブルがあって休めますよ^^

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イベントを済ましてふたたび雲上の楽園を歩きます。それにしても、ひ、広い。

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この平らな山頂の湿原は4キロ×8キロの広さがあるそうです。Wiki情報じゃないです。テレビの『日本百名山』で言ってました^^

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この池塘は全部で600ほどあるそう。これも『日本百名山』で言ってました。ぼくはそらになるぅ♪

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長野方面へずんずん歩いていきます。こんなカルスト台地っぽい場所も。

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もう言葉なし。

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言葉なし。

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ずっと歩いていたいですが、このまま行ったら小赤沢コースを通って秋山郷まで行っちゃいます。名残惜しいですが、ここで引き返すことに。

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湿地帯でない丘の上のほうの紅葉もきれい^^

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木道ってあまり好きじゃなかったのですが、こういう景色なら大歓迎。

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途中で見かけた大きなデッキで昼食タイム。

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食べ終わった方から出発していきます。皆さん充実の表情でした(⌒-⌒)

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下山時は少し雲が出て日が陰りましたが、そのせいで紅葉の色がいっそうきれいに見えました。

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登るのに必死で行きには見ることがなかった景色。きれいです。

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紅葉は少し曇っていたほうがいい色が出るんです(`ω´)

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行きに見たときよりも色が鮮明、かな。

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最高ですね。

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下山直後の駐車場の様子です。この日は逆サイドの小赤沢ルートから登られる方が多かったよう。

いつか登ろうと思って2年近く経ってしまった苗場山。登ってみての感想は三つ。「登るのきつい!」「頂上最高!」「再訪確定!」v( ̄ー ̄)v

苗場山のその他の写真はこちらをクリック→苗場山2

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