埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

メイン画像

まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

塔ノ岳に再挑戦!絶景求め“天国への階段”登る(^-^)

塔ノ岳メイン

2月15日(日) 晴れ
所要時間6時間30分(登り:3時間30分 下り:2時間30分 休憩:30分)
歩行距離:約13.5km 標高差:約1206m
大倉バス停→見晴茶屋→駒止茶屋→堀山の家→花立山荘→塔ノ岳
(帰りは来た通りのルートを引き返す)

一年半前の秋。山登りらしい山登りをまだ2、3回しかしていないとき、知識不足から選んでしまった塔ノ岳。なんとか登頂はできたものの、急勾配と階段地獄の前に心も身体もボロボロになり、さらに悪天候で眺望もゼロ。苦い記憶だけが残りました(;^_^A

それでも人気の塔ノ岳。経験を積んで体力も少しはついた今なら、この山の魅力を少しはわかるんじゃないかと思い、天気の良いこの日、再挑戦してみました(^-^)

東名高速秦野中井インターを降りて20分ほど走って到着するのが、登山口にほど近い大倉バス停。駐車料金200円の県営駐車場か24時間営業の大倉駐車場(一日最大500円、土日は800円)を利用します。

駐車場前

アタック前に入念に準備体操です。なにしろ塔ノ岳が相手ですからね(`ω´)

どんぐりハウスへ

まずはトイレやどんぐりハウスがあるレストハウス方面へ。

案内看板

最初は一般道を歩きますが、案内は親切です。

丹沢クリステル&丹沢キャサリン

有名な丹沢クリステルさんと丹沢キャサリンさん(⌒-⌒)

登山口

山に入っていきます。最初は石を敷き詰めた道。

番号看板

緊急時にどのあたりにいるかを伝える看板ですが、最後が何番か書いててくれたら進み具合もわかるのに…って考えちゃいますよね。

杉林

序盤の道はよくある杉林。

大観望分岐

ちょっとだけ時間がかかる大観望を回っていくか、短いルートで行くかの分岐。大観望はそれほどでもなかったので今回は短いルートで。

尾根道

平坦な尾根道。塔ノ岳は「バカ尾根」と呼ばれる急登で有名ですが、こういう楽な尾根も数か所ありました。

見晴小屋

見晴小屋に到着。きれいなトイレが設置されていました。

見晴小屋からの眺望

見晴小屋からの景色。すでにかなりいい眺望なので頂上への期待が高まります。

階段登場

しかし楽なのはここまで。いよいよ階段が登場しはじめました。

木道

木道です。整備されてて歩きやすそう…なんて思うのですが、微妙にきつい登りになっていて堪えるんです(;^_^A

再び平坦な尾根

ああよかった、平坦な尾根で休める…(^-^)

急階段

と思ったら急階段。もうこの先、楽なところはないと思った方がいいですね(;^_^A

駒止茶屋

駒止茶屋に到着。ルート上にいくつかの小屋があって、それで進み具合を確認します。

駒止茶屋付近の眺望

駒止茶屋付近の眺望。稜線がまぶしい^^

富士山登場

まだ半分も登ってないのに富士山が見えました。頂上が楽しみです(^-^)

堀山の家

堀山の家に着きました。この近くには休憩できるベンチなどもありますが、トイレは改装中で使用できませんでした。

長い階段の連続

堀山の家を過ぎると本格的な長い階段が容赦なく登場します。ここからが勝負。

束の間の平地

茅場平付近。平地も霜が溶けてぬかるみ、苦戦します。

階段地獄

塔ノ岳の本領発揮^^;

険しい岩場

階段以外の場所も険しい岩場があったりして、なかなかです。

要塞?

これは要塞?きつそう……と呆気にとられます。

富士

でも、こういう景色が見えてくればがんばれます。一年半前とは違うぜ!

階段を上から

登ってきた階段を上からパチリ。急な感じが伝わるでしょうか?

花立山荘

襲い掛かる階段攻撃を迎え撃ち、花立山荘までやってきました。ここまでくれば頂上は目前です。

花立山荘からの景色

花立山荘からの景色。相模湾を一望です^^

庭園っぽいところ

花立山荘付近のこの場所は前回来た時も感じたのですが、なんか庭園っぽくて印象に残るのです。ちなみに左側に見えるのはトイレ。

また階段

そういう雰囲気のいい場所がずっとなんてありませんね、ここは。またまた急階段登場(;^_^A

南アルプス

南アルプスが輝いてるのが見えて気力も体力が復活!

狭い尾根

金冷し近くの狭い尾根道は雪もあってちょっと危険でしたが、アイゼンをつけるほどではなかったです。

金冷し

金冷しに到着。読んで字のごとく「金」が冷えるほど怖い場所という意味ですが、塔ノ岳の金冷しはあまり怖くないといわれます。確かにそうでした^^

さらに階段

うん、階段です(笑)。

頂上発見

向かい側に頂上を発見。

ラストの階段

おそらく最後?の階段に足を掛けました。

塔ちゃん

と、予想外のところでお目当てのひとつでもあったホストを発見!塔ノ岳の名物猫、塔ちゃんです。まさか頂上よりはかなり下のこのあたりで休んでいるとは…。

激カワ塔ちゃん

いろんな方の山行記録で見た通り、モフモフで人懐こい激カワ猫ちゃんでした(⌒-⌒)

塔ちゃんの足跡

ぬかるんだ土を歩くよりは冷たくてもきれいな雪の上のほうがいいってことですね^^

天国への階段

塔ちゃんとお別れして最後の階段を登り切ると…。

頂上に到着

頂上に到着です!

記念撮影

まずは記念撮影。富士山も写って最高ですね^^

摩天楼

都心の摩天楼もこんなにハッキリ。スカイツリーも見えます。

尊仏山荘

尊仏山荘。宿泊可能。トイレもあってカップ麺などの軽食も売ってます。

頂上の富士

頂上から見た富士と南アルプス。

階段状の木製ベンチ

この階段状の木製ベンチも塔ノ岳名物かな。

ランチタイム

富士と南アルプスを見ながら特等席でランチです^^最高ですね。

下山開始

絶景を満喫。階段の疲れも少しは癒えたので名残惜しいですが下山です。

再び塔ちゃん

帰りも日当たりのいい場所で日光浴をしている塔ちゃんと遭遇。気持ちよさそうでした。

感想

帰りは大倉バス停近くの公園で八重桜などを観てから帰りました。この鳥はなんていうんだろう…。

前回あまりにつらくて、以降、嫌で嫌で行く気にならなかった塔ノ岳。経験を積んだいま登ったらどう感じるのだろうという好奇心で挑戦しましたが、天候の素晴らしさも相まって、素晴らしい山であることを実感できました。翌日の筋肉痛はやはり最近登った山とは比較にならないほどでしたが、それもまたこの山の魅力。きつい階段が心地好く感じた山行でした。

先頭に戻る
山登り記一覧に戻る