埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

夏の北ア 唐松岳~五竜岳①八方尾根~唐松岳~牛首~五竜山荘

唐松岳・五竜岳①八方尾根~唐松岳メイン

7月20日(金) 晴れ
所要時間7時間(スタート~唐松岳:3時間50分 唐松岳~五竜山荘:3時間10分 うち休憩30分)
歩行距離:8.64km 標高差:863m 累積標高差:不明
八方池山荘→八方山→八方ケルン→八方池→扇雪渓→丸山→唐松岳頂上山荘→唐松岳→唐松岳頂上山荘→牛首→大黒岳→五竜山荘

↓当日のルート↓(Google マイマップの実際に歩いた軌跡)

[コース状況メモ]
・八方尾根~唐松岳は歩きやすい一般的な山道です。
・切り立った岩場の「牛首」はこういう場所が得意か苦手かによって感想が極端に変わるようです。僕は割と得意なので恐怖は感じませんでしたが、それでもすいすい進めるようなところではなく、「油断したらまずいぞ」と常に自分い言い聞かせながら進んでいました。得意な人は楽しくてしょうがないと言いますが、苦手な人は足がすくんで動けなくなることもあるようです。
・遠見尾根の序盤は鎖場あり。砂利が多く滑りやすいので意外に転びやすいです。アップダウンが連続するのでかなりハードに感じました。

まだ登山にそれほど興味のなかったころに観光で八方池を訪れました。そのとき少し足を延ばして見た唐松岳への登山コースがとても美しく、いつかは登るぞと誓って早4年。ようやく行くことになった今回、五竜岳との縦走にチャレンジしてみることに。

八方ゴンドラリフト駅近くの駐車場です。付近には駐車場が点在していますが、ここが最も近く停めやすいです。

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7時に動き出すゴンドラリフトのチケット売場前の様子。平日ですがシーズン真っただ中、しかも晴天ということでかなり賑わっています。

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登山口の八方池山荘まで3本のリフトを乗り継ぎます。

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いま乗ってきたのはゴンドラリフトアダム。兎平に到着したのでアルペンクワッドに乗り……

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黒菱平に到着。すでに白馬連峰の美しい山肌が!

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ニッコウキスゲ越しにもパチリ。

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黒菱平からグラードクワッドリフトに乗り八方池山荘に到着。ここでトイレなど済ませ、いよいよスタートです。

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八方池までは一般の観光客もたくさん来るのでよく整備されています。

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30分ほど登り進めていくと……

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八方山に到着。ここでも白馬の山々が目を楽しませてくれます。

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遠くの美しい稜線を見ながら八方池方面へ。

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いくつかケルンを通過しますが……

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一番有名なのはこの八方ケルンでしょうか。人の顔のような形をしています。

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人の集まっている丘のほうへ登っていきます。

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金属製のプレートがあるここは……

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八方池を見下ろせるスポット。

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4年前にも感じましたが、絶妙のバランスを持つ風景ですね。美しい(⌒~⌒)

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八方池を堪能したので唐松岳方面へ。

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もうこのへんはどっちを向いても絶景です。

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しばし進むと雪渓が多く目に入ってきました。

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そして雪渓脇の道を登っていくと……

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ひときわ大きい扇雪渓に到着!

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ここは広々としていて、多くの登山者が休憩していました。

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その後、短い距離でしたが雪渓歩きもして……

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丸山に到着です。眼下に広がる雲がすごい迫力!

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別方向の景色も素晴らしい!この山々は「不帰の嶮(かえらずのけん)」というそうです。

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丸山通過後の樹林帯ゾーン。

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落石のため迂回路は通行止め。暑くてヘトヘトなのに遠回りかと凹みますが……

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最後の険しいゾーンを登ったら……

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おお!すごい景色。これなら遠回りでも納得ですね(^-^)

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さらに切り立った細尾根を進んでいくと……

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唐松岳と頂上山荘との分岐に出ました。

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正面に唐松岳。その下方に山荘が。

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山荘付近からの景色。吸い込まれそうです。

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荷物をデポして山頂に向かうため、まずは山荘へ。

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身軽になって唐松岳を目指します。

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瓦礫の坂を登って……

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着きました。唐松岳の山頂です!

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言葉もない素晴らしい景色(-_- )シミジミ

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山荘方面の景色。これから山荘の向こうにある切り立った難所「牛首」へ向かいます。

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来ました、牛首です!唐松岳~五竜岳の縦走といえばまっさきに難所として話題に上る場所。

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ある人は「意外に楽だった」、ある人は「怖くてちびった」など、人によって感想は違います。なので「危険だ!」とも「大丈夫だ!」とも言えないですが、少なくとも安心・安全なところではないです(;^_^A

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難しい場所には鎖が設置されています。それをうまく利用しながら慎重に進みます。

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実際歩いてみての感想ですが、こういった場所が極端に苦手な方が単独で来るのは避けたほうがいいと思います。とくに渋滞して後ろからプレッシャーがかかるシチュエーションが予想される日は避けたほうがいいでしょう。

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今回僕らのパーティには危険個所に慣れているベテランがいて、初めてここへ来る女性に付いていました。

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もうひとりの女性はこの道を一回経験しているうえ、高所が極端に苦手とまではいきません。

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うしろのパーティも離れていたので、割とマイペースで登ることができました。

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ビビりながら慎重に登り進んで……

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無事に牛首を通過(^-^)

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低木の樹林の中を歩いていくと……

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ガスの中に山小屋が!今夜はここへ泊まります。

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山小屋前に広がる大雪渓です。

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到着してから夕飯まで小屋前のベンチでくつろぎます。これが妙に楽しい(^-^)。うしろに見えているのが明日アタックする五竜岳です。

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寒くなってきたので小屋へ。入口はこんな感じ。

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二階の一室、四畳半に泊まりました。

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夕飯のスコッチエッグ付きカレー。おかわり自由だったので2杯いただきました。明日は五竜岳を目指します(⌒-⌒)

二日目はこちら→唐松岳~五竜岳②五竜岳~遠見尾根

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