埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

初夏の尾瀬を爽快トレッキング①~尾瀬ヶ原・三条の滝~

尾瀬①尾瀬ヶ原・三条の滝メイン

6月3日(日) 晴れ
所要時間6時間30分(鳩待峠~山ノ鼻:1時間 山ノ鼻~龍宮小屋:1時間30分 龍宮小屋~見晴:20分 見晴~三条の滝:1時間20分 三条の滝~見晴:1時間 休憩&テント設置:1時間20分)
歩行距離:17.16km 標高差:348m 累積標高差:不明
鳩待峠→山ノ鼻→尾瀬ヶ原→龍宮小屋→見晴→三条の滝→見晴

↓当日のルート↓(Google マイマップの実際に歩いた軌跡)

[コース状況メモ]
・ほとんどが木道歩き。景色に見とれて足元がおろそかになると川や湿原に落下するおそれあり。この日は晴れてましたが、雨の日はかなり滑るので注意が必要とのこと。
・ 三条の滝への道は本格登山道なので登山靴などの装備が必要です。

山登りをするようになって美しい景色をたくさん見てきましたが、皆さんが素晴らしいと口をそろえる尾瀬には行ったことがなかったんです。調べてみるとコースのほとんどが起伏のない木道歩き。これなら買ったばかりのテントを担いで歩くのも安心!ということでテント泊デビュー&尾瀬デビューをしてきました(^-^)

戸倉の尾瀬ぷらり館前です。シーズン中、尾瀬の玄関口である鳩待峠まではマイカー規制がされているので、ここから乗合バスなどで向かいます。画面左に行けば第一駐車場、右の坂を上がっていくと第二駐車場です。

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晴天の日曜日ということで第一駐車場は満車。第二駐車場もかなり埋まっています。ここで仕度をし写真の中央やや左に並んでいる乗合バスで鳩待峠へ向かいます。乗合バスの料金は大人片道980円です。

写真2

乗合バスに揺られること約30分、鳩待峠に着きました。う~ん、ザ・観光地という感じです^^

写真3

画面左下の人が集まっているところから入っていきます。

写真4

序盤は樹林帯の木道歩き。早くも水芭蕉出現(^-^)

写真5

1時間ほど樹林帯を歩いて山ノ鼻に到着しました。ここにはビジターセンターや至仏山荘などがあるので賑わっています。ここでしばし休憩。

写真6

樹林帯は山ノ鼻まで。ここからは開けた大湿原ゾーンです。

写真7

こんな湿地の小川すら、見たことあるようで滅多に見ることができないはず。尊すぎ~(⌒~⌒)

写真8

そしてここからはずっと「振り返れば奴がいる」。そう至仏山の雄姿が常に背中にあるんです。

写真9

アップで。絵になりますね(^-^)

写真10

池塘が出現しはじめました。

写真11

池塘の中に「一所懸命に生きてるよ」って感じのアカハライモリくん発見(^-^)

写真12

尾瀬といえば花。たくさんの種類の花を見ましたが、そのうちの一部です。

写真13

背中には至仏山ですが、前方には燧ヶ岳です。だんだん大きくなってきます。

写真14

風がなければ水面に燧ヶ岳の姿が映るのですが、ちょっと波打っちゃってます。

写真15

しかし至仏山が水面に映る姿はバッチリ撮れました。ヤッタネv( ̄ー ̄)v

写真16

皆さん休憩中。しかし、どこまで続くこの木道。スケールがすごいですね。

写真17

ん?燧ヶ岳の裾野の奥に雪をかぶった山が……

写真18

限界まで望遠。どうやら会津駒ヶ岳みたいです。

写真19

ここで龍宮の入口に到着しました。「龍宮」とは流れ込んだ水が地中を通ってろ過され、湧き水となって流出する現象のこと。ここから入って違う場所に湧き出るんです。

写真20

ご覧の通り。近年シカの被害が深刻化しています。写真を見てもネットで囲まれた中にはたくさんの花があるのに、外には花がありません。そうした調査を進めているんですね。

写真21

山ノ鼻から1時間半ほどで龍宮小屋を通過。

写真22

基本安全な木道ですが。この橋のようにかなり高いものもあるので景色に見とれないように注意しましょう(^-^)

写真23

だいぶ歩いてきたので至仏山も小さくなってきました。

写真24

前は燧ヶ岳、後ろは至仏山。では横はというとこんな感じ。広大です。

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そして、ついに小屋が見えてきました。

写真26

本日テントを設置する見晴に到着です。ここには山小屋とキャンプ場があります。

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ここまで来ました(⌒-⌒)

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小屋の裏にあるテント場です。設置を終えた人も多いです。

写真29

うんせ、うんせと初心者ながらがんばって張ってみました(;^_^A

写真30

テントを張ったら目的のひとつでもある三条の滝を見に行きます。この案内図だと行き1時間20分、帰りは1時間ほどでしょうか。荷物がないから気が楽です(^-^)

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最初は水芭蕉の咲く湿地帯の木道をてくてく。

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温泉のある山小屋を通過すると……

写真33

道が一変。本格的な登山道となります。

写真34

険しい山道をやり過ごし……

写真35

板張りの階段を下っていくと……

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展望デッキがありました。かなり山奥感満載だったのでこんな構築物があるとは思いませんでした。

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そして三条の滝です。今は水量が多い時期だから見ごろだよなんて話も聞いてはいたのですが、正直舐めてました。想像以上の大迫力。滝壺付近の虹も美しい(⌒~⌒)

落差は70mあるそうです。これだけの名瀑なら山奥でも展望デッキ作っちゃいますよね^^

写真38

大きさや近さが少しでもわかるよう、あえて展望デッキの手すりを見切らせてみました。

写真39

滝を見てテントに戻り夕食終えてから、日が落ちていく尾瀬の景色を見に行きました。少しさみしいような厳かな感覚になりますね(-_- )シミジミ

写真40

初日はここまで。明日は尾瀬沼をまわります。

二日目はこちらをクリック→初夏の尾瀬を爽快トレッキング②~白砂湿原・尾瀬沼~

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