埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

鷹ノ巣山を浅間尾根奥口から~最短コースで冬の尾根道歩き~

鷹ノ巣山メイン

12月13日(木) 晴れ
所要時間5時間10分(登り:2時間40分 下り:1時間50分 休憩:40分)
歩行距離:8.3km 標高差:794m 累積標高差上り:821m 下り:820m
浅間尾根奥口→浅間神社→鷹ノ巣山→鷹ノ巣山避難小屋→水場→浅間神社→浅間尾根奥口

↓当日のルート↓(Google マイマップの実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
・青梅街道を峰谷橋で右折してから登山口までの約7キロは道幅が狭くなります。特に終盤はすれ違い困難でミラーも少なく(朝はミラーが凍結して見えない)、すれ違いスペースも少ないので運転は疲れます。細心の注意で低速走行を!
・この日(12月中旬の寒い日)、路面の凍結はほぼありませんでしたが、部分的にはあります。日によって違うと思うので冬場は滑り止め推奨です。
・集落を抜けてからの数百メートルは未舗装路ですが、ふつうの車で行けます。

[コース状況メモ]
・この日の気温は氷点下5度くらいでしたが、軽アイゼン等なしでも歩けました。これより寒くなると滑り止めが必要かもしれません。
・一部崩落によって道が極端に狭くまっている個所あり。

富士山の眺望は奥多摩一だよと友人から聞いて以来、ずっと行ってみたいと思っていた鷹ノ巣山。メジャーなコースはどれも7時間程度かかりますが、ひとつだけ5時間程度で歩けるコースを発見。奥集落(浅間神社登山口)からの最短コースを登ってみました(^-^)。

浅間尾根奥口です。ストリートビューは断片的なので地図で示しています。

写真1

浅間尾根奥口付近から見下ろした奥集落です。

写真2

駐車スペースです。5、6台くらい停められるでしょうか。手前から来てUターンして駐車したところです。登山口は車の向こうにあります。

写真3

登山口前の標識。冬場は狩猟が解禁となっているので、ハンターに存在がわかるように……という注意書きが(;^_^A

写真4

ここから登ります。車との位置関係がわかりますね(^-^)

写真5

スタート直後の階段はけっこうきつめ。

写真6

最初は植林の杉林の中を行きます。

写真7

すぐに浅間神社の鳥居登場。

写真8

とっても気持ちのいい道。これが浅間尾根のはじまりかな。

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杉の巨木の間に第二の鳥居が。

写真10

これが奥宮かな。今はもう手入れされていないようです。

写真11

杉の樹林帯は眺望も乏しく。見えてもこんな感じです。

写真12

ほどなくして樹林が杉からブナなどに変わったところで……

写真13

シイタケの栽培場がありました。

写真14

運搬用でしょうか、モノレールも敷設されています。

写真15

たくさんのほだ木が置かれていました。けっこう寂しい場所なので人の出入りがあることがわかってホッとします(;^_^A

写真16

シイタケゾーンを抜けると、花道のような美しい尾根道が登場。

写真17

アーケードのような場所もありました。

写真18

平坦な場所だけでは山頂に行けません。当然、急登もあります。

写真19

かなり登って眺望もよくなってきました。

写真20

しかし富士山にはかなりの雲が迫ってます……。ダメかも(;^_^A

写真21

木のないところには一部、道が崩れている場所があります。慎重に歩きましょう。

写真22

避難小屋近くの分岐に出ました。遠く、雪の上に見えるベンチとテーブルの前に小屋があります。小屋にはあとで寄るとして、まずは鷹ノ巣山の山頂を目指します。

写真23

この分岐から山頂までは、長く勾配がきつい坂なのですが、歩いていて楽しい印象的な道でした。

写真24

うっすら雪のあるゾーンあり……

写真25

雪が消えてもまだまだ続きます。

写真26

七ツ石山方面を見たら、さらに遠くに雪をかぶったアルプスが見えました。

写真27

これが歩いてきた山頂直下の坂道。いいですね(⌒-⌒)

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最後の岩場を登ります。

写真29

途中で左手を見たら雪をかぶって輝く浅間山が^^

写真30

おお、石碑が見えてきた。あと少しです。

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着きました。鷹ノ巣山の山頂です!

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おお!噂通りの大展望。

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しかし、残念ながら富士山は先っちょだけ(x_x;)。まあ、しょうがないです。次回のお楽しみということで(^-^)。

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七ツ石山方面へ引き返して避難小屋で昼食休憩です。

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これが七ツ石山ですね。

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転ばないようへっぴり腰で下ります(笑)。しかし、きれいな尾根の坂道です。

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先ほどの分岐をベンチ&テーブル方面に少し行くと避難小屋があります。外にはトイレもあります。

写真38

中の様子。写っていない写真右奥にもこれくらいのスペースがあります。

写真39

この日、避難小屋の中の温度はマイナス1度でした。

写真40

中で昼食をとり下山です。行きに通らなかった水場を経由するので小屋脇の道を下ります。

写真41

水場がありました。冬場は凍結すると思うのであてにはしないほうがいいですね。

写真42

この写真、わかりづらいですが、登り時に見落とした分岐で、この画も登り方面を向いています。行きは正面の林の中を登っていき、帰りは左側の薄く雪が残る細い道を下ってきました。本当は行きに避難小屋に寄るつもりだったのですが、左の道は少し下っているため、違う道だと思い正面の林の中を登ってしまったのです。看板などはないので注意しましょう。

写真43

避難小屋から1時間20分ほどで下山完了。お疲れさまでした。

山頂の大展望を手軽に見ることができるということで選択したこのコース。残念ながら富士山は少ししか見れませんでしたが、尾根道はきれいで気持ちよく、歩きやすくていいですね。他のロングコースで登ったとき天気が悪くて……という方はこのコースで再挑戦してみるのもいいかもしれません。秋の紅葉も素晴らしいらしいので、富士山は来年秋に持ち越しかな。

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