埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

新潟 角田山 ~雪割草とカタクリを愛でに(⌒-⌒) 海と灯台の景色もGood!~

角田山メイン

3月20日(水) 晴れ
所要時間3時間20分(登り:1時間40分 下り:1時間30分 休憩:10分)
歩行距離:5.8km 標高差:488m 累積標高差上り:698m 下り:676m
桜尾根コース登山口→角田山→灯台コース登山口

↓当日のルート↓(Google マイマップの実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
・北陸自動車道巻潟東ICを下りて30分弱で角田浜海水浴場駐車場に着きます。
・途中の道路は一般道です。問題なく到着できます。

[コース状況メモ]
・人気コースで平日でも人が多く、看板もあるので道迷いの心配はないと思います。
・灯台コースを下る場合、ガレ場の急坂はつまずきやすいの注意。

他の方の山行記で見た群生する雪割草と灯台、海を望む景色が素晴らしく、いつか行きたいと思っていた角田山。海辺なので花粉も少ないんじゃないかな……ということで花粉症夫婦出動です(笑)。

角田浜海岸の駐車場です。広大です。海水浴シーズンでもない限り停められないことはないでしょう。

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9時半過ぎに到着。みんなが停めているのでここだと思って停めちゃいましたが、この駐車場より登山口に近い場所(右側の山の下)にも大駐車場がありました(;^_^A

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まあ、広いです(^-^)

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「桜尾根コースは最近登山口が変わったんですよね」なんて隣の車の方と話していたら、わかりづらいから案内してあげるとのこと。近くにお住いの角田山を知り尽くしている方で、そのあともいろいろと教えていただきました。感謝ですm(_ _)m

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案内のお姉さまがたについて階段を上がると……

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ヒエログリフの石碑がありました。これを通り過ぎてシーサイドラインに出ると……

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人気のカフェ「燦燦CAFE」があります。桜尾根コース登山口がよくわからないという方はとにかく燦燦CAFEを目指しましょう。写真左の建物がカフェで、右の階段が今は閉鎖されている旧登山口です。

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カフェを過ぎて50mほど行くとこの場所に出ます。看板の奥に車が見えますが、そこに新登山口があります。

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最初だけ平坦な道。

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その後出てきた坂をちょっと登ったら……

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バーン!いきなり雪割草の群生地が(゚∇゚ )

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とにかくすごいのですが、一枚一枚載せるとたくさんになってしまうのでまとめてみました。いろんな色があります。右上のは二色が入り乱れてますね^^

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雪割草以外の花も咲いていました。右上のはショウジョウバカマ。下段中央と右はキクザキイチゲ。花は特定の場所にだけあるのではなく、群生しているところもあればポツポツ咲いている場所もあり、コース上のいたるところで見ることができます。

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きれいな苔を見ることもできます。

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花に気をとられていましたが、ここはかなり楽しい山です。まず、山道はよく整備されていて歩きやすく……

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次々と景色が変わります。こういう平坦な笹原もあれば……

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細い尾根道は登りも下りも登場。

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荒々しい急登もあります。そして高度が上がってきて登場したのが……

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群生するカタクリ!

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ある程度登ってからは、斜面という斜面に咲きまくっている感じで、本当にそこらじゅうにありました。

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雪割草とカタクリを探してキョロキョロしながらも、ぐいぐい登っていきます。

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角田山の標高は480mちょっとですが、スタート地点は海ですからね。まるまる標高分登るのであなどれません。

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灯台コースとの分岐(後述)を過ぎ、長い木道を進んでいくと……

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着きました!角田山の山頂です。

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山頂はびっくりするほど広かったです。

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山小屋までありました。

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山頂までのコースが代表的なものだけでも9つあるので、こんなにたくさんの人が登ってたっけ?ってくらい多くの人がいました。それでも全然窮屈さは感じません。遠足の小学生が全員収まってしまうくらいの広さがありました。

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下山は灯台コースを歩きます。

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ここが灯台コース分岐。写ってないですが登りは看板の右からやってきました。ここで左の木道へ下ります。

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気持ちよく歩ける木道です。

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三望平園地の広場。

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こういうウキウキ歩けるような道がたくさん(⌒-⌒)

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雪割草は平成20年3月1日に「新潟県の草花」に指定されています。この灯台コースも桜尾根コースほどではないですが、雪割草がたくさん咲いていました。

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灯台コースもアップダウンがあります。途中、雪解け水でぬかるんだところもありました。この季節に行くときは事前にコース状況を調べて行くことをおすすめします。

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いいですねぇ、この道(⌒~⌒)

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尾根道を歩き続け、ひときわ小高い山を登ったら……

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おぉ!海だ!灯台だ!

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灯台へと続く山の稜線上に人が歩いているのが小さく見えます。

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海の向こうには佐渡島と雪をかぶった金北山も。

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景色が素晴らしいんでガレ場下りも楽しい^^

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いま歩いているのがさきほど見下ろした尾根道ですね(^-^)

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マッターホルン的な丘登場。

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ゴツゴツ岩に足先をとられないよう慎重に。

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登りきったところで今来た道を見ると、これも素晴らしい景色。

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低山とは思えない迫力ある山容の連続です。

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途中から登場した椿ゾーン。

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椿ゾーンの先には小山がまた二つ。楽しいんで次から次へと出てきてほしい気持ちでした(^-^)

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小山の脇の路。海を見ながら歩けるなんて贅沢ですねぇ。

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灯台と角田浜が視界に。他の方の山行記で見て、いいなぁと思っていた景色です(⌒-⌒)

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灯台近くの下り坂はかなり急なので転倒注意。

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灯台がかなり目線の高さに近くなってきました。

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そして到着!

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海側の展望所は昼食休憩の皆さんで賑わっていました。

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灯台の脇から階段を使って下りていきます。いろんな景色があるので最後まで飽きの来ないコースでした。

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駐車場に戻ってゴールです。お疲れ様でした。

雪割草やカタクリなどの花が有名で、他の方の山行記にもそれがメインで書かれていることがほとんど。僕らの目的も当然それで「低山でもあるし花以外は大したことないんだろうなぁ」なんて思っていたら大間違い。灯台コースを歩いているときはワクワクしっぱなしで花を見たことを忘れるくらいでした。変化に富んだ景色と山容を持つ角田山は、ただ歩いているだけで楽しい山です。それに花がプラスされる3月、4月はボーナスシーズンですね。平日でしたが、たくさんの人が訪れていたのも納得です。

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下山後はそのまま「燦燦CAFE」に立ち寄り。

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岩船産よつば豚のカレーライス(グルテン&ラクトフリー)サラダ、スープ、ピクルス付と……

写真57日

村上牛のローストビーフ定食。季節の小鉢5品、サラダ、スープ、ピクルス付を注文。おいしかったぁ~(⌒~⌒)

角田山でランチした店→燦燦CAFE

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当初立ち寄る予定だった福寿温泉じょんのび館が休みだったので「だいろの湯」に行きましたが、これがとってもいい温泉でした。タオル、バスタオル付で800円(JAF割で700円)。

多宝温泉→だいろの湯

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