埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

群馬の名山 子持山 ~巨大な奇岩・獅子岩からの眺望は文句なし!~

子持山メイン

11月21日(木) 晴れ
所要時間5時間20分(登り:2時間50分 下り:2時間 うち休憩30分)
歩行距離:6km 標高差:657m 累積標高差上り:795m 下り:795m
5号橋駐車場→6号橋駐車場→7号橋駐車場→屏風岩→円珠尼の歌碑→獅子岩→柳木ヶ峯→子持山
(帰りは下記地図黄色部分、獅子岩の迂回ルートを通って下山)

↓当日のルート↓(Google マイマップの実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
・山頂に一番近い登山口のある7号橋までの道路は、崩落と落石のため現在(2019年11月現在)車で行くことはできません。
・6号橋までは車で行けますが、令和2年3月31日まで3号橋手前(林道二本木線との合流地点)から5号橋までが治山工事のため日によって全面通行止めとなります。渋川市役所に電話確認してから行くのをおすすめします。
・他の方の山行記で「6号橋までは車で行ける……」という情報を見ていましたが、多くの方が5号橋に駐車したと書いていたので、何か走行が難しい面でもあるのかと思い念のため5号橋に駐車。現地を歩きましたが、問題なく6号橋まで車で行けます。ただ、5号橋から6号橋までは10分もないのでどちらに停めてもいいかと。
・5号橋付近のマップコード「183 256 338*82」(一応ご自身でも確認を)。

[コース状況メモ]
・獅子岩経由の登山道は鎖や切り立った崖がありますが、慎重に行けば問題ないと思われます。
・獅子岩の梯子の上にある鎖場から獅子岩頂上までの間は、鎖の長さが十分とはいえず、身長、リーチのない人はけっこう苦しいと思います。単独での挑戦は避けたほうがいいでしょう。

群馬におもしろい山があると聞いて企画しては計画がとん挫していた子持山にようやく行くことができました。子持山は群馬南部にある独立峰の火山です。

5号橋の駐車場付近です。

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8時頃到着。人気の山ですが、平日ということもあり一番乗り。帰りは3台ほど停まっていました。

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ここで登山届を提出。9月に熊の目撃情報があったので恐い顔の熊のポスターなどで注意喚起が徹底されています(;^_^A

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看板横を通って6号橋方面へ。

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なるほど、そうなんですね^^

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7、8分で6号橋に来ました。犬と一緒に獅子岩まで行ってきたという方の車が一台停まっていました。

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7号橋に向かう途中の沢をのぞき込んだらヤマメがゆったりくつろいでいました。

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崩落があって車は通れない7号橋への道。このあたりの景色もけっこうなものです。

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終わっていると思っていた紅葉もまだまだきれい(^-^)

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7号橋に到着。

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子持神社の奥社でしょうか。鳥居の先の洞穴に祠のようなものが見えました。

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この7号橋から森の中に入っていきます。ちなみにここにはトイレもありますが、現在は使用できないようです。

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ちょっと滑りやすい木道を少し登ったら、中国奥地の景勝地のような風景が(゚〇゚;)

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屏風岩です。きっと大したことないんだろうなぁなんて思ってたのですが、これが大間違い!かなり高く、大きく、迫力があり、しかも近くにある紅葉がマッチして素晴らしかったです。

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屏風岩の下にあった鳥居。岩に囲まれているので声が響く場所でした。

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屏風岩を過ぎると、いよいよ本格的な登山道の雰囲気に。

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円珠尼の歌碑。

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少しだけあった植林ゾーンを通過すると……

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すり鉢状になった地形にコナラなどの落葉樹が自生するゾーンに。

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地形だけでも気持ちの良い場所なんですが……

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まだ見頃の紅葉が美しくて最高でした(⌒-⌒)

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この先危険の標識です。下山時に道を間違え、その危険な方面からここまで戻ったのですが、しっかりピンクリボンも設置されており、僕らが引き返すところまでは、それほど危険な場所ではありませんでした。さらに先に危険ゾーンがあったのかも(;^_^A

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危険標識からちょっと登ると尾根にでました。展望岩もあります。

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尾根といっても……

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これがけっこうな急登の尾根でして……

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這いつくばって登ったりしてます(;^_^A

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やっとこさ獅子岩と迂回路(地図の黄色部分)の分岐に到着。行きは獅子岩に立ち寄る予定なので左に。

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獅子岩の下部に出ました。現場に来てから頂上に登るかどうか決めようと話していましたが、男性二人は登ってみることに。

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鉄製の梯子をジャラジャラと登っていきます。

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頂上で男二人で「すごーい!」「こわー!」などと話していたら、我慢できずに妻も登ってきました。人一倍ビビりな妻いわく「なんとなく行けるよう気がした」とのことですが、この先にある鎖場はひとりで対処することはできませんでした。妻のような小柄な女性が単独で登るのはおすすめできません。

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獅子岩頂上にあった石碑。八海山神社、御嶽山神社、三笠山神社と書かれています。

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山の本にここからの景色が素晴らしいと書かれていましたが、ホントに素晴らしい。これは赤城山方面。

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これから向かう子持山方面。

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八ヶ岳のシルエットも。

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近くの低山の紅葉もすごい!

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モコモコしてます(⌒~⌒)

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右端にはまさかの富士山^^

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至仏山は少し雲がかかってますが、子持山山頂からバッチリ見えました。

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大苦戦しながら獅子岩からなんとか降り切り、子持山方面へ向かう道です。

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けっこう険しい道を登ったり下りたり。

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しばらく登ったところで獅子岩を振り返ったところ。石碑が見えます。あんなところに登ったんだなぁ(;^_^A

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険しいゾーンを過ぎたらふつうの尾根道に。

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冬枯れの気持ちいい細尾根を登り切ったら……

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柳木ヶ峯に到着。

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この登山ルートは緊急時に的確に場所を伝えられるよう、このような標識が各所に設置されています。ここは柳木ヶ峯の0地点。獅子岩近くには獅子岩0や獅子岩1などの標があります。

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柳木ヶ峯を通過してから次々現れる難所。

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まあ、山頂付近はあの山容ですからね(;^_^A

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最後のロープ場を登り切り……

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花道の尾根を歩きます。

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着きました。子持山の山頂です!

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十二神の石碑。この手前に7~8人が休めるスペースがあったので、そこで昼食をとりました。

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いろんな山を見ることができます。まずは……

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尾瀬方面。

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至仏山を望遠で!

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こちらは日光方面のアップ。白根山でしょうか。

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逆方面には浅間山が。

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これは山頂からではないですが、下山時に目に入った、たぶん草津白根山。

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景色を堪能して木漏れ日のなかを下山します。

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屏風岩の丸橋まで戻りました。いい、いいと聞いてはいましたが、意外に圧巻だった序盤の屏風岩、評判通りの獅子岩からの景色……、子持山は本当にいいところでした。今度は周回コースを歩いてみたいですね。

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帰りはユートピア赤城に立ち寄って帰りました。JAF割で480円。とてもきれいで総合ポイント高い施設ですよ(^-^)

敷島温泉 赤城の湯→ユートピア赤城

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