埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

メイン画像

まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

富士山の西 長者ヶ岳・天子ヶ岳で真正面から「大沢崩れ」を

長者ヶ岳・天子ヶ岳メイン

1月20日(月) 晴れ
所要時間5時間30分(登山口~長者ヶ岳:1時間50分 長者ヶ岳~天子ヶ岳:40分 天子ヶ岳~長者ヶ岳:40分 長者ヶ岳~登山口 1時間 休憩1時間20分)
歩行距離:9.3km 標高差:665m 累積標高差:958m
田貫湖キャンプ場駐車場→休暇村分岐→長者ヶ岳→上佐野分岐→天子ヶ岳→富士見台→天子ヶ岳→長者ヶ岳
(帰りは来た道を引き返す)

↓当日のルート↓(yahooマップの実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
田貫湖キャンプ場までの道に危険個所はありません。冬場の早朝はどこもですが、凍結には注意。

[コース状況メモ]
・よく整備されていて危険個所はありません。
・緩い坂あり、急登ありのバランスのいい山道です。女性グループでも安心して歩けるイメージ。実際、この日も女性グループが多かったです。

冬場に富士山を見る山として、ずっと候補に入れていた長者ヶ岳にやっと行くことになりました。ここは大沢崩れと呼ばれる大浸食谷を真正面から見られることで知られます。

田貫湖キャンプ場の駐車場です。水洗トイレ完備です。

写真1

8時過ぎに到着。まずはトイレの横、正面に見える階段を上ります。

写真2

ダイレクトに山頂を目指す方は一番上の標識「長者ヶ岳」の指示に従ってまっすぐ階段を上ります。湖周りを歩いていく方はその下の標識「長者ヶ岳登山口」に従って右へ。僕らは階段を上がりました。

写真3

バンガローサイト内を進みます。

写真4

ほどなくして登山道へ。階段は多いのですが、脇を通れるので苦手な人もさほど苦にならないと思います。

写真5

最初の分岐の三叉路。僕らは正面からやってきました。さっきの湖回りルートが左、右が山頂方面です。

写真6

ここからが本格的登山道。急登もありますよ。

写真7

雪が出てきました。数日前に降ったんです。

写真8

最初の展望スポットにやってきました。眺めはどうかというと……

写真9

おお~、ここでもかなりいい!山頂が楽しみです(^-^)

写真10

さらに雪道を登っていくと……

写真11

休暇村分岐に到着。ここも三叉路で湖に降りる道があります。展望もよくて……

写真12

田貫湖と富士山を一望できました(⌒-⌒)

写真13

雪の残る尾根道。いいですね^^

写真14

写真中央に注目!長者ヶ岳は道中、標識の上など、いろんなところに動物の人形が登場します。これを探しながら歩くのも楽しみのひとつ。ここには寝そべった猫がいらっしゃいました(^-^)

写真15

さらにグイグイ階段(の横)を登っていきます。

写真16

ハリネズミ。どこにいるかわかりますか?(笑)

写真17

日当たりのいい場所は雪も溶けています。雪があるところもないところもいい感じ。紅葉もかなり良いとのこと。

写真18

ウサギの足跡たくさんありました。かなり多くのウサギが暮らしているみたい^^

写真19

すごく気持ちいい雪の急登ゾーン。

写真20

いい感じの尾根道です。

写真21

雪のない階段を上り……

写真22

けっこう雪のある最後の急登をヘロヘロになりながら登り切ったら……

写真23

長者ヶ岳の山頂に到着!

写真24

山頂のスペースはこんな感じ。大きめのテーブルが二つあります。

写真25

他の方の山行記で見て眺望がいいのは知ってましたが、本当に最高で南アルプスが輝いて見えました。

写真26

北岳、間ノ岳をアップで。う~ん、素晴らしい(⌒~⌒)

写真27

えっと、これは……なんでしょ、とにかく素晴らしいです(;^_^A

写真28

アップでも一枚^^

写真29

そして、富士山です。裾野まで全部バッチリ見えます。

写真30

真ん中にある谷は「大沢崩れ」という浸食谷で、幅500m、長さは2キロ以上あるそう。長者ヶ岳はこれを真正面から見られることでも有名なんです。

写真31

眼下の田貫湖もアップで。

写真32

山頂の看板を熟読。5月にはシロヤシオがたくさん咲くそうです。

写真33

その看板の柱の上にはリスさんがいらっしゃいました(^-^)

写真34

と、頭上から「おーい!」の声が!

写真35

パラグライダーの方が僕らに声をかけてくれました。近くに「スカイ朝霧」という日本最大級のフライトエリアがあるので、そこから飛んできた方ですね。あそこから富士山を愛でるとはなんと贅沢な!

写真36

せっかく来たので、少し先の天子ヶ岳まで足を延ばすことに。滑らないよう慎重に進みます。

写真37

途中の木の上にいた黒猫さん(⌒-⌒)

写真38

20分ほど歩くと天子ヶ岳が視界に。

写真39

山梨、静岡の県境を越えて……

写真40

平坦な道を少し行ったら……

写真41

ありました。これが天子ヶ岳の山頂。みなさん、「えっ?これが!」と驚かれるそうです。

写真42

ただ、天子ヶ岳の見せ場は山頂ではなくて、その少し先にあります。山頂のすぐ先に展望台と書かれた小さな標識があって、そっちに進むと……

写真43

富士見台があるんです。長者ヶ岳までだと歩き足りないという方は足を延ばしてもいいかも。

写真44

テーブルのある長者ヶ岳に戻って富士山を見ながら昼食タイム。贅沢です(⌒~⌒)

写真45

下りは滑りそうだったのでチェーンスパイクを使いました。

写真46

駐車場に戻りました。富士山を見られる山にはけっこう登っていますが、西側から見る山にはほとんど行ったことがありません。長者ヶ岳はその西側から、それも近い場所から見られる貴重な存在。迫力の大沢崩れと輝く南アルプスを見ることができる、お得な山だと思います(⌒-⌒)

写真47

帰りは富士五湖周辺登山で恒例となりつつあるリゾートイン芙蓉 河口湖インター店の日帰り温泉に寄りました。JAFカード、もしくはネットの割引券で800円→700円になりますよ^^

リゾートイン芙蓉→日帰り温泉 泉水

先頭に戻る
山登り記一覧に戻る