埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

関八州見晴台・黒山三滝 ~滝あり、沢あり、巨木あり、古刹ありetx……バラエティに富んだ静寂の道~

関八州見晴台・黒山三滝メイン

12月2日(水) くもり
所要時間6時間30分(黒山三滝駐車場~関八州見晴台:2時間30分 関八州見晴台~高山不動尊:30分 高山不動尊~黒山三滝駐車場:2時間10分 休憩1時間20分)
歩行距離:12km 標高差:584m 累積標高差上り:973m 下り:981m
黒山三滝駐車場→黒山三滝→花立松ノ峠→七曲り峠→関八州見晴台→関八州見晴台入口→丸山→高山不動入口→高山不動→高山不動入口→花立松ノ峠→黒山展望台→傘杉峠→役の行者像(大平山)→黒山三滝→黒山三滝駐車場

↓当日のルート↓(実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
・黒山三滝駐車場までは、すべて舗装路。駐車場の直前に一部道幅の細い部分がありますが、距離は短く見通しも良いので問題なく通行できます。
・黒山三滝駐車場は無料が二か所、有料が一か所あります。無料は滝に一番近い今回停めた道路脇のものと、そこから熊野神社方面に300mほど行ったところある町営無料駐車場が一か所。有料はカフェ「くろやま文学館」の駐車場で一日500円。ただし、カフェ利用で無料になります。
・今回停めた駐車場の50mほど手前にトイレ有。駐車場から黒山三滝までの間にもひとつトイレがあります。

[コース状況メモ]
危険個所はありません。台風の影響で、倒木や沢にかけられた橋が崩落している個所がありますが、いずれも避けて通ることができます。

今回は、このホームページを見て連絡くださった方との初登山(⌒-⌒)。記念すべき出会いの場所となるのは、数年前から常に目的の山リストに入っていながら、なかなか行けなかった関八州見晴台です。

黒山三滝無料駐車場です。アクセスのところにも書きましたが、この50m手前にトイレが一つ(この下の写真)。さらにその手前を熊野神社方面に行くと、もうひとつの無料駐車場。滝方面に行くともうひとつの公衆トイレと、有料駐車場があります。

写真1

これが、そのトイレ。トイレ情報は重要ですからね(^-^)

写真2

準備を整えスタートです。

写真3

いきなり登場のサルオガセ(もしくはサルオガセモドキ)。空気のきれいなところにしかないものです。

写真4

「くろやま文学館」前のオブジェ。他の方の山行記でもよく登場します。

写真5

風情のある建物。いつかは食べに入ってみたい(⌒~⌒)

写真6

いい感じの紅葉の下を少し歩くと……

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いきなり滝登場!奥に三滝のひとつ、天狗滝があります。

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天狗滝を左に見ながら、滝回りを高巻くように進んでいくと……

写真9

三滝の残りふたつ、男滝(おだき)と女滝(めだき)が現れました。

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三滝の謂れ。

写真11

滝の脇の階段を上って、少し行くと……

写真12

分岐に到着。標識の上にトトロが載ってます(笑)。ここは花立松ノ峠へ。

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分岐を過ぎて、すぐのところにあった大岩。崩れないように?木の棒を下に差し込んでますね^^

写真14

峠までの一時間の道は、スケールの大きなこんな感じのところもあれば……

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筑波山を一望できる見晴らしも。

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花立松ノ峠に到着。

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杉林の急登を登り……

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尾根道を進むと……

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関八州見晴台に到着です!

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あいにくの薄曇りなのですが、逆に山々の姿が水墨画のようにきれいに見えます(⌒-⌒)

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ライオンズのドームが見えますね。大きさは東京ドーム約1個分と言われています(笑)。

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山頂の東屋。

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奥まったところに山頂標識。

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こんな山々見えますよ看板。

写真25

これは「マユミ」という木だそうです(^-^)

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12月でもまだきれいな紅葉が残ってました。

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山頂から高山不動尊を目指して下っていくと、丘のようなものに続く道が。

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丸山に到着です。

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丸山付近の様子。う~ん、いい感じです(⌒~⌒)

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高山不動尊へと続く、どこか京都的な道。これもいい感じ(^-^)

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この標識のところで高山不動方面へ行くと……

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「☆高山」のトピアリーが(^-^)

写真33

そして、長い階段を下っていくと……

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高山不動尊に到着です。

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こちらの紅葉もいい感じのグラデーション。

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さらに階段を下ると……

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ありました、大イチョウです!盛期の紅葉はものすごいらしいのですが、今年はすでに散ってしまったよう。

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このイチョウの裏側にある、この部分は気根というそう。

写真39

詳しくはこちらを。

写真40

風情のある大イチョウの広場からふたたび階段を上がり……

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不動尊脇のスペースで昼食です。お腹空いちゃって、さっきまでの風情はどこへやら(;^_^A。いただいたお菓子まで爆食いしちゃいました(^-^)

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腹ごしらえして下山開始。まずは来た道を引き返します。これは、不動茶屋跡近く。

写真43

高山不動入口の分岐に来ました。左に行けば行きに来た関八州見晴台経由の道ですが、帰りは違う道を歩こうということで、直接、花立松ノ峠へ向かう右の道を選択。

写真44

花立松ノ峠を通過してから南下し、傘杉峠までやってきました。ここから黒山三滝方面に行けば早いのですが、その道は崩落していて通行禁止。さらに南下して大平山(役の行者像)経由で帰ります。

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杉林の坂を上がったり……

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気持ちいい尾根道をしばらく歩いたら……

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分岐に来たので、これを役の行者方面へ。

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こんな丸太橋もある奥武蔵らしい道を30分ほど進んでいくと……

写真49

大きな広場に出ました。写真は少し高いところにある役の行者像から見下ろしたところ。目印などはなかったのですが、この高いところは大平山という記述も。

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役の行者像を正面から。

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行者像をあとにし、三滝方面へ。難しくはないです。

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途中、一か所だけこんなところも。

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台風の傷跡。避けて通れます。

写真54

これは向こう側から渡ってきたところ。沢の上にかかっていた鉄の橋が落下しているのが見えます。ここは、写真左側から回り込んで渡ることができます。

写真55

天狗滝の裏にある遊歩道まで来ました。棒ノ嶺のような雰囲気です。

写真56

そして、天狗滝の入口に戻りました。お疲れさまでした。

なにかの文献を読んで「民家の脇を歩く」というイメージがこびりついていて、なかなか足が向かなかった関八州見晴台。滝方面からのアプローチという王道ではないルートでしたが、思い込んだものとはまったく違う自然の中の風景がありました。安心して静かな山歩きを楽しむにはもってこいの場所だと思います(^-^)

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