埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

笠山・堂平山 ～山笑う桃源郷でイワウチワほか花観賞(⌒-⌒)

他の方の山行記を見ていてたら、「桃源郷のよう」「イワウチワが咲いている」との記述が。距離、体力度もちょうどいいということで行ってみることに。

白石観光農園村キャンプ場駐車場の入口です。

７時半頃到着。山では数人とすれ違いましたが、この日ここに停めたのは僕らだけでした。

「登山口までのアクセス」のところで書いた料金投函ポスト。

駐車場を出たら左へ行き、少し歩いたところにある民家脇の道を入っていきます。

民家の脇道なので少し申し訳ない気持ちになりますが、標識もあるので一安心(;^_^A

突き当りの小川を渡って山道に入ります。

景色一変。気持ちのいい林を少し登り……

ここで登山の安全を祈願。

序盤の急登はあなどれません。これくらいの感じが１時間弱続くのでペースに気を付けて。

最初の道路またぎです。今日のコースは道路に出るシーンが何度かあります。道路との交差点は何方向かに道が延びているので、標識（もしくはGPS）をしっかり確認しないと違う方向に行ってしまうので注意。

ここは道路を渡った向こうにある登山道へ。

引き続き急登を歩いていくと……

尾根に出ました。気持ちのいいところです。

ゆるやかな勾配のところを歩いていくと……

最初のピーク、笠山に到着です。

笠山神社へ行く途中、看板発見。イワウチワはこの先です。

順路に従って歩いていくと……、ありました！崖一面にイワウチワが咲いてます。

いい感じに咲いているのをまとめてアップで(^-^)

花を堪能したあとは笠山神社でお参り。

笠山神社からの展望。

春霞ですけど、かなり遠くまで見渡せました(⌒-⌒)

笠山直下のT字分岐に戻り堂平山方面へ向かいます。最初の下り道はこのコース一番の急坂。ただ、ロープは使わなくても大丈夫でした。

一瞬ガードレールのある道に出たら、地図に従って笠山峠方面へ。

看板に従い山道へ。

途中、遠くの山肌にこのような色合いの景色をいくつか見ることができました。桜や新緑、紅葉のコントラストは他の方が山行記で表現していた「桃源郷のよう」という言葉がピッタリですね(⌒～⌒)

さきほどまでいた笠山。

笠山峠に到着。笠山から堂平山までの中間地点です。

標識に従ってちょっと歩くと……

篭山のタルに到着。堂平山へ向かう新道と旧道の分岐があるので、新道を進むことに。

新道、旧道の表示は何度か出てきます。新道は明るく開けていて旧道は林寄り。どこだったか旧道の表示の下に「味わいあり」と書かれた看板もありました。

新道の様子。キャンプサイトの中のような感じでした。

視界が開けて堂平山のパラグライダーフライト場、堂平スカイパークが見えてきました。

スカイパーク横の林道を歩いていくと……

右手に堂平山、左手に「星と緑の創造センター」が見えたので、まずはセンターのトイレをお借りします。

ちなみにどういう配置かというと、現在地は右の森から「ハイキングコース」と書かれた場所に出たところ。トイレは林業体験施設前の建物にあります。

センターを出て山頂へ。

着きました！本日ふたつ目のピーク、堂平山の山頂です。丸い屋根の建物は天文台。

かなり眺望がよいことで有名な山ですが、春霞ということで少しぼんやり。なんとか両神山のギザギザは確認できました(;^_^A

壮観^^

スカイパーク越しの景色もGood！ちなみにスカイパークは私有地なので中に入って休んだりはできません。

スカイパークの逆側の景色。関八州見晴台が見えています。

山頂を堪能し堂平山と同じ標高の剣ヶ峰を経由して下山します。

舗装路を少し歩いたら分岐が。右の山道はNHK無線中継所経由。どうせだから登っていくかということで右へ。

うぅ、思ったよりもすごい坂(;^_^A

NHK無線中継所。山頂のこれを見るために急坂を経由しちゃってヘトヘト（笑）。ま、トレーニングと思おう。

剣ヶ峰の山頂下にやってきました。

剣ヶ峰下のインパクトある階段。

本日三つ目のピークに到着。あまり山頂らしくないですが、石碑が立っていました。

あとは下るだけ。白石峠方面へ向かいます。剣ヶ峰～白石峠～スタート地点までの道は、ここまでの道より明るい印象です。

白石峠に到着。妻は間違って進んで行っちゃってますが、右下に見える標識を白石バス停方面に行けばよかったのです(;^_^A

日が昇ったせいもありますが、明るくて気持ちよく歩ける道が続きます。勾配もそれほどではありません。

ツートンの山肌はたぶん丸山。かなり遠くに見えますが、あそこまで縦走する人も。

最後は沢沿いの道を歩いて……

歩道を10分ほど歩いてゴールです。お疲れさまでした。

この日出合った花たち。ヒトリシズカ、カタクリ、スミレ、クサノオウ……etc。

「桃源郷」を感じさせる木々や風景。

下山時に行きとは逆方面の道から見た駐車場の風景。２週間ほど前のここの桃源郷感はハンパなかったらしいです。だいぶ花が散ってしまったこの写真でも、なんとなくわかりますね(^-^)

この季節は、駐車場からが見どころとなっている本コース。急登、イワウチワほかたくさんの草花、山頂からの眺望、沢沿いの道……等々。イベントが多すぎて、いい意味で頭がぐしゃぐしゃになる魅力満載の山行でした。来年は桜が満開の時期に訪れて、ピークの桃源郷を見てみたいですね(^-^)