埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

秋の白馬乗鞍岳 短いコースに魅力満載~紅葉・天狗原・白馬大池・大きな岩場~

白馬乗鞍岳メイン

9月29日(金) 晴れ
所要時間5時間30分(登り:2時間35分 下り:2時間10分 休憩45分)
歩行距離:6.9km 累積標高差:656m
栂池ロープウェイ自然園駅→栂池ヒュッテ→栂池山荘→天狗原/白馬岳神社→風吹大池方面分岐→乗鞍岳
(帰りは来た通りのルートを引き返す)

↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
・いくつか駐車場はありますが、この日は空いていたので便利な栂池中央駐車場に駐車(料金は500円)。
・この駐車場に隣接するチケットセンターでゴンドラリフトとロープウェイの往復チケットを購入します。ただし、混雑時は行列ができるので、事前にロープウェイのサイト→つがいけロープウェイにてWEB購入するのがおすすめ。購入後にメールで送られてくるQRコードを現地の自販機にかざせば、窓口に並ばずに済みます。
・トイレはチケットセンターにあります。
・この日、ロープウェイは20分おきに出るスケジュール。帰りは出た直後に人が多く並んだため、臨時便を出してくれました。
・ゴンドラの所要時間20分、ロープウェイは5分。乗り換え時に少しだけ歩きます。

[コース状況メモ]
・終盤の長い岩場が難所として有名ですが、序盤から石は多め。
・「銀嶺水」という水場や「天狗原」という湿原があるためか、ウェットですべりやすい箇所多し(特に序盤)。
・最後の岩場はキツイだろうと覚悟してましたが、想像以上に険しく長かったです。隙間や揺れる石も多いので、かなり慎重に行く必要あり。
・白馬大池は山頂から少し進むと見えてきます。

予定を立ててはタイミング悪く用事が重なり、山に行く気になれない猛暑もあって過去最長のブランクを作ってしまいました。足慣らしに短くて涼しいコースを……ということで白馬乗鞍岳へ行ってきました。

栂池中央駐車場入口です。料金500円を払ってここから入り、右奥のほうにチケットセンターがあります。

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写真中央の建物がチケットセンター。ここでチケットを購入、またはWEB購入で入手したQRコードを使って発券します。

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ゴンドラ乗り場。

写真3

これがチケット。

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この日の始発は8時でした。

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ゴンドラを降りたら表示にしたがって外を少し歩き、ロープウェイ乗り場へ。

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ロープウェイに揺られること5分……。

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自然園の駅に到着。

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駅からちょっと歩くとヒュッテやビジターセンターが見えてきます。

写真9

その建物の脇に登山道への入り口があります。

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登山道に入った直後、雲の切れ間から見えた山々。杓子岳かな?

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序盤の登山道の様子。

写真12

[コース状況メモ]にも書きましたが、石が多いのでけっこう歩きづらいところも。

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しかし、紅葉がきれいなので……

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坂が急でも気持ちよく歩けました(⌒-⌒)

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道が平らになり木道が出てきたら天狗原はもうすぐ。

写真16

到着しました。天狗原です。

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白馬乗鞍岳を背に、美しい姿を見せる湿原です。

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紅葉もきれいです(⌒~⌒)

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どことなく苗場山を彷彿とさせます。

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池塘もあちこちに。

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美しい天狗原の湿原を通過したら、このコース最大の難所「大岩ゾーン」に突入。

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他の方の山行記にも、この「最後の岩場」が大変だったという記述はありましたが、そこまで強い表現でもなかったので……

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昨年登った青年小屋~網笠山間くらいかなぁと思ってました。

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実際歩いてみたら、それよりはるかに大変でした(;^_^A このゾーンはキツイと覚悟し、努めて慎重に進むべし(`ω´)

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岩場ゾーンの終わりが見えてきました。

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山頂へ続く平原に出ました。ここからはパラダイスです(⌒-⌒)

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いや、すごい景色。ここら一体が乗鞍岳なのかな。

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ケルンのようなものが見えます。あれが山頂……

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到着しました。白馬乗鞍岳の山頂です!

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山頂の先に見える稜線がきれい。

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この山は船越ノ頭とのこと。

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そして、右へなだらかに延びる稜線は「雷鳥坂」と言うそう。

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その稜線の先、白馬乗鞍岳の山頂から少し下ったところから見えるのが白馬大池と白馬大池山荘です。

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アップでも一枚。

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ガスが晴れて船越ノ頭の向こうの山まで見えてきました。陽が当たってきれいです。

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これは下山時に見下ろすように撮った天狗原の写真。木道がはっきり見えます。

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遠巻きにも一枚。

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例年、紅葉の盛期は今ぐらいからのことですが、猛暑の影響で今年は少し遅れ気味とのこと。それでも、場所によってはこんな感じのところもありました。

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白馬乗鞍岳と乗鞍岳は交通機関で高いところまで運んでくれるので、登山経験の少ない人でも2400~3000mの山を日帰りで登れる貴重な場所。いずれもコンパクトなコースですが、難易度は相当な差があると思います。この日の僕らが4か月ぶりの登山だったことを差し引いても、白馬のほうが倍くらいきつかった印象です。ただ、最後の岩場を登り切ってからは本当にパラダイス(^-^) もう一度、ブランク明けじゃないときに行ってみたいですね。

写真40

帰りは八方の湯に立ち寄り。ぬるぬる、ピリピリくる泉質の源泉かけ流し温泉です。

白馬八方温泉→八方の湯

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