埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

高ボッチ山 雪の高ボッチ高原で「富士・諏訪湖・南アルプス・八ヶ岳」を一望 

高ボッチ山メイン

2月22日(水) 晴れ
所要時間4時間40分(登り:2時間30分 下り:1時間15分 休憩:55分)
歩行距離:9.6km 累積標高差:650m
ブリーズベイリゾート塩尻かたおか→3大標高に愛を誓うビュースポット→高ボッチ山→高ボッチ展望台→3大標高に愛を誓うビュースポット→ブリーズベイリゾート塩尻かたおか

↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
・ブリーズベイリゾート塩尻かたおかの駐車場を利用(無料)。
・駐車場までの道は終盤にすれ違い困難な細いところもありますが、ごぐ短い距離のうえ、ブリーズベイリゾートが休業中ということもあり、対向車が来ることはまずないかと。
・この日に関してはノーマルタイヤでもなんとか駐車場に来れたと思いますが、冬場は基本、スタッドレスが必要と思います。
・駐車場にトイレはないので、みどり湖PAで済ませ、山頂の仮設トイレを利用しました。

[コース状況メモ]~あくまで当日の状況、装備となります~
・この日は最初からチェーンスパイクを使用。全行程滑り止めなしでもなんとかなりそうでしたが、この日のコンディションならチェーンスパイクがちょうどよかったと思います。
・樹林帯を抜けてからはトレースの上を歩きました。雪質は全般的にザクザクで歩きやすかったですが、山頂は積もっているところもありました。ただ、ワカン等はいらないレベル。
・牧場前の有刺鉄線は木のあるところの幅が広くなっていて通れます(写真参照)。
・短い巻き道の分岐以外には標識があるので、それに従えば迷うことはないと思います。
・初心者の雪山入門にいいという評判通りで、危険個所もありませんでした。

本格的な雪山はとても無理ですが、年に一度くらいは軽い雪山を歩いてみたい。それも快晴で風もない予報の日に。ということで「初心者の雪山入門に最適」と評判の高ボッチ山に行ってきました。

ブリーズベイリゾート塩尻かたおかの駐車場です。施設は数年前から休業中なのでトイレ等はありません。

写真1

8時頃に到着。

写真2

先着は一台。8時過ぎに下山されてきたこの車の方にアドバイスをいただき、スタートからチェーンスパイクを使用しました。

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施設横の坂から入山。最初はこんな感じの道。

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看板に従い展望台方面へ。

写真5

スタートから1時間ちょっと歩くと……

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樹林帯を抜けました。

写真7

直後に振り返ると、すでに北アルプスの絶景が(゚ロ゚;)

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さらなる絶景を求めて障害物のない雪道を進みます。

写真9

動物の足跡はあちこちに。

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コース状況メモに書いた牧場前の有刺鉄線。この木の後ろの鉄線が一本外されているので潜れます。

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さらにさらに登り進めて……

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後を振り返るとこの景色。スケールがすごいです(⌒-⌒)

写真13

山頂からの写真と被りますが、北ア方面は山頂へ行くほど遠くなるので、ここで一部紹介。まずは御嶽山。

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乗鞍岳。

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真ん中やや左に槍ヶ岳。

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鹿島槍ヶ岳、五竜岳など。

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中央アルプスも見えました。

写真18

このあたりは青空に向かって登る感じ(⌒~⌒)

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乗鞍、御嶽を背に広大な雪原をもくもくと。

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アンテナと牧場が見えてきました。

写真21

小屋の脇の柵を越えて……

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牧場内の坂を登っていきます。

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途中の展望スポットに立ち寄り。

写真24

諏訪湖、南ア、富士山、八ヶ岳の眺望がきれいで写真撮りまくったのですが、山頂からのほうがよかったので、ここではこの一枚だけ(;^_^A

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ため息が出るほど美しいビクトリー・ロードを気持ちよく登って……

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さらにさらに登ったら……

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高ボッチ山の山頂に到着!

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かなり広いです。

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眺望はというと、もう最高のひとこと。まずは登りの途中で何度も振り返って見た北アルプス方面。

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アップで。

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鹿島槍ヶ岳方面のアップ。

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乗鞍岳と御嶽山。

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乗鞍岳のアップ。

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御嶽山もアップで。

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中央アルプスも。

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そして、近くの看板に「日本一のシャッターポイント」と書かれていた、富士山、諏訪湖、八ヶ岳、南アを一望できるポイントへ。

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おお!すごい。南アルプスに諏訪湖に富士山……

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富士山のアップ。街はミニチュアのよう。

写真39

富士山の左には八ヶ岳があって、肉眼だと全部一緒に見えているのですが、写真だと入り切りません(;^_^A

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八ヶ岳をアップで。

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全体の構図はこんな感じ。かろうじて全部(富士山、諏訪湖、南アルプス、八ヶ岳)入ってます。

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こちらは鉢伏山。鉢伏山も候補だったのですが、よりやさしい高ボッチのほうに来た次第。

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山頂付近の小屋で昼食をとって下山開始。

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高原の標。

写真45

高原の管理練に仮設トイレがあるというので、そちらを経由してみます。

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日本一のシャッターポイントの看板。高ボッチ高原は道路、駐車場とも冬期は閉鎖されていますが、駐車場から歩けば看板の通りすぐ山頂なので、カメラマンが非常に多いんだそう。

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高ボッチ高原キャンプ場の管理棟「でいだらボッチ館」が見えてきました。

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管理練脇の仮設トイレをお借りしました。

写真49

山頂を軽く一周し、アンテナの横を通って……

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中央アルプスや御嶽山を見ながら来た道の方へ。

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牧場の小屋が見えてきました。あとは登りに歩いた道を下ってゴールです。お疲れさまでした。

写真51

初心者の雪山入門に最適という高ボッチ山。慣れない雪道なので景色は二の次。安心・安全に歩けて、そこそこの景色を見られれば……と思って出かけましたが、そこそこどころか、かなりレベルの絶景でした。下調べが甘く、山頂の「富士、諏訪湖、南ア、八ヶ岳が同時に入る構図」を知らなかったため、地元の方に解説していただいて得した気分になりました。是非再訪したい山のひとつとなりました。

写真53

帰りは岡谷市にある美肌の湯ロマネットに立ち寄り。ロマネットはローマと熱湯を組み合わせた造語で、一風変わったローマ式風呂で人気。冷えた身体がポカポカになりました。これで600円はお得だなぁ。

美肌の湯ロマネット→公式サイト

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