色づく社山に初登頂!~山路から日光の名勝を見る~
10月19日(水) 日光側晴れ、足尾側曇り
所要時間5時間20分(休憩:30分)
歌ヶ浜駐車場→阿世潟→阿世潟峠→社山→阿世潟峠→阿世潟→旧イタリア大使館別荘→歌ヶ浜駐車場
紅葉が大好きで、例年、仕事がない秋の日は全国各地の名所を回っていました。
登山が趣味となった今、紅葉を楽しめる山に行けるのは二重の喜び。仲間が企画してくれた、日光は社山の山行に食いついちゃいました^^
歌ヶ浜駐車場です。遊覧船の発着場がある大きな駐車場。トイレもあるので便利です。
登山には関係ない、単なる日光観光の写真になっちゃいますが、まずは中禅寺湖&男体山がドーン!です。
今日の天気は午後から下り坂ですが、午前は晴天で、こんな写真が撮れて良かったです。
いつも駐車場でのみんなの写真を載せてますが、今回はじめて、顔の編集を楽にするため「あっちを向いておくれ」と指示しちゃいました。自然な姿を写す!がモットーの自分としては、ちと反則ですが、皆の演技が自然すぎて笑ってしまいます(笑)。
登山開始。最初の4キロほどは高低差のない舗装道路や林道を歩きます。
基本は中禅寺湖畔沿いを歩きます。湖近くを進む道もあり、ここまで湖水に近づくことも。
ここからは日光の名勝として名高い八丁出島を見ることができました。黄色はまだまだで、緑も目立ちますが、赤はかなり出てますね。
遠巻きだとこんな感じ。
どうやら車はここまで、というゲートのよう。
このあたりは苔生すといった感じ。
さらに落ち葉の道を進むと…。
またまた湖畔に接近。今度は男体山が眼前に。空気が澄みまくりです。
阿世潟に到着。もう3キロも歩いてきました。景色がよく気持ちいいので、そんなに歩いた気がしません。地元の街中なら3キロなんて絶対歩けないのに、不思議(⌒-⌒)
阿世潟を越えると急登が登場。本格登山のはじまりです。今回も先導してくださるchiroさんから「1時間半、ガッツリ登りますから」と聞かされていたので、ちっともめげません(⌒-⌒)
阿世潟峠に到着。
だいぶ上がってきたので、あたりにも紅葉が目立ち始めます。
看板のアップ。
あれが頂上?と指さすemiさん。
どうやら頂上はまだ先のよう。紅葉の中をひたすら登ります。
こんな感じのとこも……、
こんな感じのところも、ひたすら登ります。
山肌の紅葉がとてもきれいでした。カメラだとどうしても霞んでしまうのが残念!
こんななが~い急勾配もありました。なかなかタフです(;^_^A
赤がきれいに出てますね~。
遠くからだとこんな感じ。
湖方面の山々も黄に色づいてきてきれいでした。
近くの紅葉に囲まれつつ、湖と紅葉を撮影。
そりゃ、これだけきれいですから、撮っちゃいますよね^^
かなり登ってくると、八丁出島を見下ろせるのでパチリ。霞んじゃうので本来の色は出ません^^;
一方、道は笹深くなってきました。相変わらずの急登ですが、先頭のchiroさんがいいペースで登ってくれたので、きつかったのは僕だけ(写真を撮っては遅れ、早足で追いつき……を繰り返したため)でした(;^_^A
上空からヤコブの梯子が射すと、山肌がさらにきれいに輝きます。
山と湖が見渡せるいい場所で小休止。脱いだり、靴紐を結び直したり。
頂上まであとわずか。笹の中を進みます。
稜線に出ました。実はこの写真がこの日の天気をすべて物語っています。右サイド(湖側)はほぼ晴天なのですが、左側(足尾方面)は雲とガスで何も見えないのです。なので稜線は、二つの場所にいるかのような感じ。
この写真も稜線を挟んでまったく違う天気。
この写真も。
この写真も。でも、きれいです!(^^)
そして、頂上に到着です!
恒例の記念撮影。「ネコ顔ですけど、なにか?」
記念撮影した場所の、もう少し奥に広いスペースがあるので、そこで昼食。
『風に吹かれて』の方が文学賞受賞で話題になったばかりですが、ここでの昼食は『ガスに吹かれて』という感じ(笑)。
昔から紅葉狩りが好きだったのでわかるのですが、紅葉は雨や曇り、また、ちょっとガスがあるくらいがきれいに見えます。晴天で光が当たり過ぎると、色が飛んじゃうんですね。
八丁出島を眼下に下ります。なんと贅沢な下り道でしょうか(⌒-⌒)
健脚さんお二人がノーマルな3人を待っててくれます(笑)。
じゃなくて、八丁出島を見ていたのでした^^; ホントきれいですからね。
しばらくは八丁出島や湖を見ながら下ります。
危険個所といえるようなところはありませんが、こういうちょっとだけ注意が必要な場所も。
登り時にも撮った場所ですが、やっぱりきれいなのでまた撮っちゃいます(⌒-⌒)
ここで、行きには人がいて寄れなかった展望スポットに登ります。
うん、ここもいいですね^^
紅葉と青葉のミックスゾーンを下ります。
日の当たる反対側の山肌はまだまだ黄色。
この部分なんかは最盛期じゃないでしょうか。かなりきれいです(^-^)
湖が見える道まで降りてきました。
旧イタリア大使館別荘前の4人。やり遂げた感が満載です(⌒-⌒)
歌ヶ浜駐車場についたときは、ちょうど空の青い部分がなくなるところ。いいタイミングで下山することができました。
片側は晴れ、もう一方は曇りとガスという山独特の天候に、色づき始めた紅葉と美しい日光の名勝。全部を楽しむことができた山行でした。頂上で見ることができなかった足尾側の風景は、再訪時の楽しみにとっておきます(⌒-⌒)