花と信仰の山、月山で夏の稜線と雪上歩き^^
7月27日(木) 曇り時々晴れ
所要時間5時間(登り:2時間30分 下り:1時間45分 休憩:45分)
姥沢駐車場→月山リフト下駅→月山リフト上駅→姥ヶ岳→金姥→牛首→月山→牛首→リフト分岐→月山リフト上駅→月山リフト下駅→姥沢駐車場
テレビ番組で見た美しい稜線が忘れられず、いつかあそこを歩いてみたいと思うこと一年。ようやく来ることができました(^-^)
姥沢駐車場です。料金は無料。トイレもあります。
リフトの始発時間(8時)に合わせて7時半前に到着。平日ですがすでに20台ほどの先客が。
目の前にトイレがあるのは便利^^
トイレからちょっと歩いたところのバス停前にある看板。
右に見える「ロッヂやつなみ」をナビの目的地にさせていただきました(^-^)
駐車場からリフトまでは15分ほど舗装路を歩きます。
その途中にあるこの小屋で「月山環境美化協力金」として一人当たり200円をおさめます。山頂のバイオトイレ使用料と合わせて300円は持っていきましょう。
ペアリフト乗り場が見えてきました。
大人往復1030円。モンベルカードがあれば50円割引です^^
お花情報。
リフトに13分乗って上駅に到着。ここから山登りスタートです。
最初は石畳の道を行きます。
ちょっと登って振り返ると上駅の向こうに連なる山々の姿が。
そしていきなりお花登場。チングルマが群生してました。綿毛になってないやつをこんなにたくさん見るのは初めてかも。
月山の花は有名です。ほかにもこんな花が咲いてました。
今回見ることができなかったのはクロユリくらい。なんでもネズミにやられてしまったそう。来年はオコジョの活躍に期待しよう。
リフト近くの分岐です。ここは左手、姥ヶ岳方面へ。
ほどなくして残雪が!
まさかまもなく8月のこの時期に雪上を歩くことになろうとは…。チェーンスパイク持ってきましたが、柔らかいので登りは必要なし。下りだったらちょっと危ないですね。
随分登ってきました。月山湖も視界に入ります。
姥ヶ岳付近ではニッコウキスゲが群生してました。
湿原の木道は気持ちいいですね。
姥ヶ岳に到着。1670mですから、ここから月山の頂上は300m上ですね。
池塘もありました。
さあ、この姥ヶ岳から牛首までがガイドブックや山番組でよく紹介される美しい稜線ゾーンです。
ここ歩くの夢でした^^
こんもり具合がサイコー(⌒~⌒)
この先に牛首というポイントがあるということは、今歩いているのは牛の背中?確かにそんな感じです(⌒-⌒)
金姥を通過。あと2キロです。
金姥付近から見下ろす景色もGood!池塘も見えますね。
歩いてきた道を見下ろしてみました。こっちから見ても牛の背中っぽい^^
再び雪上歩き。坂じゃないので歩きやすい^^
リフト上駅から約一時間、牛首にやってきました。ここから頂上までは急登なので気合いを入れます。
ガレ場の急登。
振り向いて見下ろす稜線は本当にきれいです。
稜線が見たくて、少し登るたびに見下ろしてしまいます(⌒-⌒)
ゴロゴロ岩が出てきてさらに勾配がきつくなりました。
小さなお地蔵様がいらしたので延命を祈願^^
鳥居もあったのでお参り。
鳥居あたりが牛首からの急登の中間地点くらいでしょうか。見上げるとあとわずかですね。
さらに登ると建物が。奥にあるのが月山神社です。
頂上に着きました。下界を一望です。
月山神社入口です。ここから先は撮影禁止。カメラをしまい帽子をとり500円をおさめてお祓いしてもらいました(⌒-⌒)。
神社から離れた場所に移動しおにぎりタイム^^
帰りに月山小屋の中を覗いていきました。ここに泊まって他の山に縦走する人も多いようです。
小屋近くにも池塘が。
ちょっと雲の多い日でしたが下山時はだいぶ晴れ間も。日の光が当たると稜線がさらに美しく見えますね。
四阿山でも見た「日暈」が出ました。太陽を囲むような虹です(^-^)
牛首に戻りました。帰りは姥ヶ岳方面には行かず、ショートカットのリフト分岐方面へ向かいます。
下りながら頂上方面を見上げると、頂上で見かけた白装束の修験者たちが下山してくるのが見えました。写真中央の白いのがそう。
最後の難関、下りの雪上歩き!この時期でもスキーしている人がいる大きな残雪ゾーンです^^;
残雪ゾーンから先は整備された木道です。心地好い雪解け水の音を聞きながら歩きます。
リフト乗り場が見えてきてゴール。お疲れさまでした。
下りのリフトはニッコウキスゲの絨毯を上を行く感じで気持ち良かったです(⌒-⌒)
月山は稜線に残雪がかかって美しく見え、花も最盛期のこの時期がベストだと感じました。恒例行事として毎年7月末に来ちゃおうかな(^-^)
帰りは道の駅にしかわ併設の水沢温泉館に立ち寄って帰りました。
道の駅にしかわ→水沢温泉館