落ち葉を踏み越え360度の大展望へ~深田久弥終焉の地・茅ヶ岳~
12月19日(火) 晴れ
所要時間4時間40分(登り:2時間30分 下り:1時間30分 休憩:40分)
歩行距離:7.5km 標高差:748m 累積標高差上り:910m 下り:901m
深田記念公園駐車場→林道分岐→水場→女岩→深田久弥氏終焉の地→茅ヶ岳→千本桜分岐→林道分岐→深田記念公園駐車場
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[コース状況メモ]
・全体を通して危険個所はないものの、この時期は大量の落ち葉に注意。滑るうえに地面の石が見えないのでくじきや転倒のリスクがあります。下りに女岩コースを歩くのは避けたほうが無難。
・最初はゆるやかな林道。女岩を越えてから頂上までほぼ急登できついです。頂上付近は落ち葉はなくなるものの細い尾根道や少しの岩場もあるので慎重に。
冬場は富士山がよく見える山に登りたい。さらに八ヶ岳やアルプスも観ることができたら最高!そんな山を探していら……ありました!茅ヶ岳です。茅ヶ岳といえば、随筆『日本百名山』で百名山を選定した深田久弥氏が亡くなった場所として知られています。
深田記念公園駐車場入口です。中央道韮崎インターから6キロほどのところ。
朝8時少し前に到着。左に見える建物はトイレ。駐車スペースはもう少し奥に進んだところ。先着は2台でした。
看板でルートを再確認。
駐車場をさらに奥に進むと登山届ボックスがあります。
標識に従って茅ヶ岳方面へ。最初はほぼ平地の林道です。
いったん道路をまたぎ標識の指示通り森へ入ります。
序盤はゆるやかな坂。枯れ葉の踏み音を聞きながらしみじみ歩く楽しい冬場の山登り(⌒-⌒)
水場がありましたが、どこから水が出ているか確認できませんでした。当てにして行くのはやめたほうがよさそう。
水場から女岩までの道。紅葉シーズンに来たら景色よさそう^^
女岩に来ましたが落石多発で進入禁止とのこと。
女岩から先は道が一変。頂上までほぼ急登です(;^_^A
ここまでの道がかなりゆるかったので、なおさらきつく感じます^^;
広々として気持ちのいい場所ですが……
落ち葉で踏み跡が見えず、しかも滑るので気は抜けません。
もっとも深いところはこんな感じで膝下近くまで積もってました(;^_^A
急登と落ち葉にスタミナを削られ瀕死の妻(笑)。
女岩のコルに到着。ようやく急登&落ち葉ゾーンを抜けました。ここからは尾根道です。
尾根道に入ってすぐのところに深田久弥氏終焉の地がありました。
尾根道からは徐々に視界が開けてきて金峰山や……
富士山も視界に入ってきます。
韮崎の街もかなりちっちゃく。
尾根道に入ってからは落ち葉はなくなりますが、道が細い所もあるので慎重に。
山頂付近。山がかなり細くなってきました。
最後の岩場をヨイショと登ると……
空が見えてきました。あと少しです!
着きました!茅ヶ岳の頂上です!
頂上からの富士山^^
見入っちゃいますよね。(-_- )シミジミ
アップでも一枚パチリ。
こちらは金峰山と瑞牆山です。
南アルプスはすごく近くに見えます。少し雲がかかっていますが甲斐駒ヶ岳はバッチリ見えました(^-^)
金ヶ岳と八ヶ岳……なんですが、八ヶ岳は雲に隠れちゃってました^^;
頂上はあまり広くないです。ゆっくりできるのは10人くらいでしょうか。写っているのは少しあとにやってきた年輩さんのグループ^^
下山は千本桜分岐を通る尾根コースを行きます。こちらのほうが下りは歩きやすいそうです。
下りはじめてすぐにイワヒバリに遭遇。立山などの高山にいて動き回るので写真に撮りづらい鳥だそうですが、なぜか2羽でのんびり地面を歩き回っていました。夫婦だったのかな^^
下りの序盤は険しい場所や……
ちょっとワイルドな場所もありましたが……
広くて歩きやすい道が多かったです^^
標識にしたがって駐車場方面に行くと……
行きに一般道をまたいだところにやってきました。
林道を歩いてゴール!下りは登りよりも1時間も早いタイムでしたが、急登で落ち葉のある逆回りだと30分は遅くなると思います。
帰りはハイジの村にある天然温泉クララの湯に立ち寄りました。
冬休み前の平日ということで、なんと利用者は僕らだけ!完全貸し切り状態で南アルプスを見ながら汗を流しました。男性のお風呂からは富士山も見えますよ(⌒-⌒)
ハイジの村→クララの湯