ついに五丈岩と対面!奥秩父の盟主・金峰山に登る
6月16日(金) 晴れ
所要時間5時間40分(登り:2時間45分 下り:2時間10分 休憩:45分)
大弛峠駐車場→朝日峠→朝日岳→鉄山分岐→金峰山(五丈岩)
(帰りは来た通りのルートを引き返す)
山登りにはまった理由のひとつは、電車や車で簡単に行ける観光地にはない素晴らしい景色やモノを見ることができるからでした。その“モノ”の中でもかなり有名な五丈岩という巨岩があるのが金峰山。本で見て以来ずっと行きたいと思ってましたが、ついに登る日がやってきました。
大弛峠駐車場です。金峰山の人気に反してそれほど広くないため休日は登山の車でごった返すそう。このストリート・ビューは相当混んでいるのでたぶん休日に撮影したものだと思います。なお、大弛峠までの道が通行できるのは6月から11月です。
朝6時過ぎの大弛峠駐車場。すでに先客が10台ほどいました。
看板を見て全体を確認。ここからは絶景で有名な国師ヶ岳、北奥千丈岳にも行くことができます。
右に行くと国師ヶ岳、北奥千丈岳。金峰山は左に行きます。
山道はシラビソの森を歩くことが多かったです。
スタートして割とすぐにきつい登りに。
そしてすぐに下りに。この上り下りを何度も繰り返すのがこのコース。なので標高差は236mなのに、累積標高差が536mもあるのです^^;
繰り返すアップダウンのなか、息をつける平地のオアシス朝日峠に到着。
朝日峠をあとしにてまもなく本日初の富士山と対面。参考にした本に富士山のことが書かれてなかったのでちょっと得した気分(⌒-⌒)
朝日峠から朝日岳に行くまでの道あたりからシラビソ林が消えて森林限界っぽい風景になってきます。
眺望のいい岩の尾根に出ました。
う~ん、まるでジオラマ(^-^)
山の名前にくわしくないのですが、帰宅後調べたところ、これは南アルプスの白峰三山だそう。
う~ん、こっちもきれい。
岩の尾根をさらに進み、朝日岳を目指します。
看板が壊れちゃってたのですが、ここが朝日岳。眺望がよく富士山がさらに大きく見えます。
右のほうに目指す頂上があります。ポコッと出っ張っているのが五丈岩(⌒-⌒)
朝日岳から金峰山に行くにも一度下ります。ホントにアップダウンの連続なんです(;^_^A
鉄山との分岐。迷わず巻き道を進んで頂上を目指します。
森林限界。
このあたりから賽の河原と呼ばれるガレ場です。
瑞牆山が見えました。
頂上に向かってガレ場の花道を行きます。
途中からはずっと富士山に見守られている感じ(^-^)
牛の背のような尾根。きれいです。そして奥に巨岩群が見えます。あそこが頂上?
こういうところを歩くのって憧れですよね^^
賽の河原から見た瑞牆山と白峰三山。
最後の難所、巨岩群に到着しました。この巨岩の集まりの一番高いところが頂上なのです。
ここはなかなかタフな場所なので慎重に行きました。
そして最高地点に到着!記念撮影です(⌒-⌒)
逆サイドにある尾根、稜線が美しい。道も見えますがあっちから登るルートもあるのでしょうか。
五丈岩が見えてきました。早く辿り着きたいですが慎重に下ります。
ついに五丈岩に到着!富士山のおまけつきです(^-^)
周囲の山々を確認。
五丈岩の祠まで登って、降りてきた巨岩群方面を見てみました。
こぶりながらイワカガミが^^
五丈岩から見た富士山です。
五丈岩の裏側です。このあたりで昼食をとりました。
五丈岩は実際、本当に大きかった!それがよくわかる画がこれ。人がちっちゃく見えます。こんな岩がなんで頂上にあるんだろう…。
頂上を堪能し、名残惜しいですが下山開始。
巨岩群を通るとき、帰りは脇の道を使いました。高いのが苦手な人はこちらから行くのがベター。
登山仲間に、この時期に見ることができるかも…と教えていただいたキバナシャクナゲも見ることができました^^
2時間ちょっとで下山。平日なのに駐車場は満車です。まあこの素晴らしい天気ですし、来ちゃいますよね^^;
帰りは峠道を下り切ったところにある花かげの湯で汗を流して帰りました。見ると聞くとでは大違い…という名所・名物もあるなか、本当に大きくて迫力のあった五丈岩はもちろん、富士山やアルプスの展望も素晴らしい金峰山。絶対また来ると思います!
山梨市→花かげの湯