甘利山・千頭星山 ~花の名山で富士山、八ヶ岳、鳳凰山を愛でる(^-^)~
9月6日(木) 晴れ時々曇り
所要時間3時間20分(登り:1時間50分 下り:1時間 休憩:30分)
歩行距離:7.5km 標高差:494m 累積標高差上り:722m 下り:756m
甘利山グリーンロッジ駐車場→東屋→甘利山→大西峰→千頭星山
(下りは登りの道を引き返す)
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
613号の白山城跡展望所前のゲートから甘利山グリーンロッジまで約12キロ、カーブの多い林道を走ることになります。他の方の山行記で幅が狭い、ミラーが見にくいなどの感想を見ましたが、林道としては走りやすいと感じました。すれ違いしにくいところや急カーブもありますが、舗装されており、道幅も全体としては問題ないレベルです。ただ、とにかく長いので集中を切らさずに走ることをおすすめします。
[コース状況メモ]
危険個所はありませんが、甘利山を過ぎてからは滅多にないくらいの急坂が登場し、さらに下っては登りの繰り返しとなるので、ペースの上げ過ぎに注意です。
短時間かつ、残暑のきびしいなかでも登れる山はないかと探して見つけたのが今回登った甘利山・千頭星山。花の山として知られるそうですが、スタート地点で1600mを超えている、なかなかの高山です。
甘利山グリーンロッジ駐車場です。相当数が停められます。料金は無料。
ちょっと遅めの10時過ぎに到着。甘利山までなら20分ほどで行けるので、この時間にスタートする方も何人かいらっしゃいました。
駐車場の奥にはバイオトイレが設置されています。
コース地図を確認。
小屋の脇からスタートします。
5分ほどで東屋が見えてきました。さらにその奥まで歩いていくと……
富士山の展望スポットがありました。とても美しいシルエット富士(造語^^)です。
東屋へ引き返し、さらにコースに戻って階段を上ります。
事前調査が甘くて知らなかったのですが、この山は植物で有名なところでした。あちこちに花の看板があり、また、ロープで保護ゾーンを設けています。
この日見た花の一部。晩夏……というかすでに秋の風が吹いているにもかかわらず、まだ花が残っているあたり、最盛期はすごいんだろうなと想像します。
初夏のツツジが特に有名とのこと。ネットで守られているのがそれでしょうか。
木道を歩いていきます。遠く、左側に見えるひときわ高い山が千頭星山ですね。
20分足らずで甘利山に到着です。けっこう広々^^
富士山も見えてますね(^-^)
甘利山も1731mあるので、晴れていれば多方面、見渡せますよ^^
看板にしたがい千頭星山方面へ。
ここからは登っては下りの連続です。まずは下り。
こんもりしたのが見えてきました。あれが二番目の山、奥甘利山ですね。
標識、けっこうあるので安心です。
登りゾーンに入りました。このコース、他の方の山行記で「急坂」「急勾配」という言葉を目にしてはいたのですが、短時間で登れるということで少し舐めてました。かなりすごいですよ(;^_^A
景色はかなりいいです。晴れていれば富士山はほぼ見えっぱなし^^
あの山頂がふたこぶになってる山はなんだっけなぁ。忘れました(;^_^A
しばらく歩くと左手に目指す千頭星山の姿が。まだまだ先ですね。
奥甘利山の看板が見えたので右に折れて山頂も踏んでおこう。
3分ほど登ると山頂。まあまあ広いです。
もちろん富士山も見えます。
今度は下りです。大西峰はどこや~としばらく下っていくと……
右手に突然八ヶ岳が見えてびっくり。最初は雲に隠れていて見えなかったのです。
アップでもパチリ。迫力ありますね。
そして奥甘利山から大西峰に至る登りは、このコース最大の難関である急登です!
上から見下ろすと、その傾斜がよくわかるかと^^;ここは本当にきつかったです。
きついので休みながら登り、合間にシルエット富士をパチリ^^
ようやく大西峰に到着。ここからは笹原の平原のような道が多くなります。
この笹原平原はとても印象的な場所でした。
左奥に千頭星山が。
長く続く牧場のような平原を歩いていきます。
サルオガセです。数日前の台風でほとんど飛ばされていましたが、まだ残っていました。
山頂に着きましたが、ここ自体は最高地点というだけで眺望はありません。なので、少し下ってからあたりを見ることに。
山頂付近からの八ヶ岳もきれいです。
アップでも撮ってみよう(^-^)
八ヶ岳から視線を右に移すと、鳳凰山の姿がありました。千頭星山から縦走するコースもあるようですが、僕にはとても無理です(;^_^A
最後に、シルエット富士をもう一枚。下り時にどこかのポイントで撮ったものですが、これがこの日一番きれいにシルエットが出たかなぁと思う一枚です(⌒~⌒)
甘利山は花の季節に是非来てみたい山です。そして、せっかく12キロもカーブの多い山道を走ってきたなら、千頭星山まで足を延ばすのがおすすめです(^-^)