初夏の尾瀬を爽快トレッキング②~白砂湿原・尾瀬沼~
6月4日(日) 晴れ
所要時間6時間(見晴キャンプ場~白砂湿原:1時間20分 白砂湿原~尾瀬沼ビジターセンター:1時間10分 尾瀬沼ビジターセンター~三平峠:1時間 三平峠~一ノ瀬:1時間20分 一ノ瀬~大清水:1時間 休憩:30分)
歩行距離:15.89km 標高差:567m 累積標高差:不明
見晴キャンプ場→白砂湿原→尾瀬沼ビジターセンター→三平下→三平峠→一ノ瀬→大清水晴
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[コース状況メモ]
・ほとんどが木道歩き。景色に見とれて足元がおろそかになると川や湿原に落下するおそれあり。この日は晴れてましたが、雨の日はかなり滑るので注意が必要とのこと。
・ 三平下から一ノ瀬までは木道のない個所や段差のある個所があるのでトレッキング・シューズ以上が必要です。
尾瀬テント泊トレッキングの二日目はメインの尾瀬沼をまわりますが、途中の白砂湿原もとても印象的な場所でした。
弥四郎小屋の奥に見晴キャンプ場があり、昨夜はそこにテントを張りました。ここからスタートです。
が、その前に早起きして尾瀬ヶ原の朝もやを見に行きました。
こちらは燧ヶ岳のシルエット。
語彙が多くても少なくても「幻想的」と言っちゃう光景です(^-^)
さて午前7時、テントを畳んで晴天のキャンプ場を出発です。
キャンプ場裏の木道をちょこっと歩くと燧ヶ岳登山口との分岐がありました。山に登る場合は左に折れて入山します。
尾瀬沼方面の道。序盤は割と急登が続きます。
そして木道に変わり、しばらく歩くと……
下りになり遠くに湿原らしきものが。
下り切ったところではたくさんの水芭蕉がお出迎え(^-^)
終わりかけとのことだったのですが、こんなきれいなのも残っていました。
池塘が現れました。調査が甘くこのときはじめてここが白砂湿原という場所だと知りました。こんなきれいなところがあるとは思ってなかったので感激(゚ーÅ)
燧ヶ岳と新緑の森、その下の広大な湿原を歩くカップルが絵になります(⌒-⌒)
ついに尾瀬沼が視界に入りました。展望デッキに立ち寄ります。
ザックが自立してるんじゃありません。妻・ねこ実がしゃがんで尾瀬沼の撮影をしているのです(笑)。
しかしきれいな場所です。
ここから沼の周りを半周して景色を楽しみます。
遠くに人が集まっている場所が……。
さらに湿原に沼、遠くにビジターセンターも見えてきました。
人が集まっていたのは木道の上に立って沼方面を見る、この構図を楽しむためでした。
木道を渡り切ったところに設置されていたカメラ。
カメラの位置から肉眼で見ると燧ヶ岳がこのように見えますが、カメラ越しだとかなり大きく、頂上に立つ人まで見えました(^-^)
キャンプ場のある一角に到着。
ここにはビジターセンターや売店のほか……
尾瀬沼ヒュッテもあります。
周囲には燧ヶ岳を見るスポットがたくさん。
水面におぼろげに山容が映ったこれが今回のベスト・ショット(`ω´)
湿原から沼の景色を楽しんで、あとは帰るだけです。まずは三平下を目指します。
三平下までもほぼ木道。
三平下には木のデッキがある休憩スポットが。しばし休んでいきます。建物は尾瀬沼山荘。
三平下から本日のピークである三平峠までは20分ほど急登が続きます。
ようやく三平峠に到着です。
ここから先は観光地っぽさは消えて深い森の様相に。
滝や……
勢いのある沢が楽しませてくれました。
三平峠から1時間半弱歩いて道が山道が終了。一ノ瀬に着きました。もう少しあと、つまり6月中旬になるとこの一ノ瀬からタクシーが出るのですが、この日はないのでさらに大清水まで1時間弱歩きます。
大清水に到着。ここからバス(運賃610円、この日は1時間に一本程度)で車を停めてある戸倉に戻ります。お疲れさまでした。
映像や歌が目や耳に入り、行ったことがあるような気分にさえなっていた尾瀬ですが、やっぱり行くと違いますね。周りの人からさんざん行け行けと言われてましたが、明日から僕が行け行け言う側になりそうです(^-^)
一日目はこちらをクリック→初夏の尾瀬を爽快トレッキング①~尾瀬ヶ原・三条の滝~