霊峰 白山①別当出合~弥陀ヶ原~白山室堂(砂防新道ルート)
9月25日(水) 晴れ
所要時間8時間(別当出合~白山室堂:4時間40分 白山室堂~山頂:40分 山頂~お池めぐり~白山室堂:1時間30分 休憩休憩1時間10分)
歩行距離:8.9km 標高差:1502m 累積標高差上り:1738m 下り:515m
別当出合→中飯場→甚之助避難小屋→南竜分岐→黒ボコ岩→弥陀ヶ原→白山室堂→白山→お池めぐり→白山室堂
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
・33号線は、白山温泉まではほぼ二車線道路ですれ違いに困る場所はほとんどありません。
・白山温泉から別当出合駐車場までは、細くカーブの多い山道です。ただ、登山口に向かう早朝に対向車がくることはほとんどありません。昼過ぎの下山時は多少対向車も来ますが、すれ違いゾーンがところどころに設けられているので、困るシーンもないと思います。
[コース状況メモ]
・砂防新道(登りに利用)……整備されており危険個所はありません。序盤は樹林帯なので暑い日はこちらを登りに使うほうが疲れないと思います。
・観光新道(下りに利用)……砂防新道より景色はいいが急登で危険個所もあり、下りに使うのはおすすめしないという事前情報を散見する一方、下りに使うのが一般的という情報も。歩いてみたところ、確かに急登ですが、それほどではなく下りに使っても問題ないという印象でした。ただ、日帰りの計画でヘロヘロの状態だと転びやすいとは思います。
・室堂平~山頂……危険個所なし。山頂の岩場は慎重に。
・お池めぐり……山頂から池のある火口方面に下る道は急坂で砂利や石も多く、転倒しやすいです。はっきりとここを通れという道もないようで、みなさん適当に下りられるところを下りているという感じでした。下りてしまえば危険個所はないので、最初は慎重に行きましょう。
昨年、浅間山で出会い、少しの間一緒に行動した百名山を目指しているという男性が「これまで一番印象に残ったのは白山」と言っていました。その言葉が妙に心に残っていて初夏に計画を立てるも悪天候で中止に。2か月を経た9月末、ようやく行けることとなりました。
遠方から白山に行く場合は前のりしたほうが山行がグッと楽になります。登山口近くに宿は多くないので、参考までに今回僕らが利用した旅館のリンクと写真を貼っておきます。
前泊した宿情報→永井旅館 永井旅館の写真
別当出合駐車場です。200台駐車可能。
まだ薄暗い7時前に到着。すでにたくさんの車が来ています。
駐車場の奥の道に入ってしばらく歩くと……
ネットや本で見慣れた登山口に到着します。ここからスタートです。
今回は登りに砂防新道、下りに観光新道を使います。
ちょっとだけ怖い吊り橋(;^_^A
吊り橋からの景色。早くもテンション上がってきます。
登りに使った砂防新道はよく整備されていると評判です。急登ではこのように登りやすい岩が設置されていますし……
滑りやすいところはこの通り。
いかにも歩きやすそうでしょう(⌒~⌒)
標識も、うれしい残距離表示付き(⌒-⌒)
序盤は樹林帯なので日陰も多く暑い日は歩きやすいです。
樹林帯でも景色がまったくないわけではないのですが……
火口域から2キロ圏内の標識以降は……
一気に視界が開けます。
ほどなくして甚之助避難小屋に到着。中はとてもきれいとのこと。
景色がとてもいいので……
長めの休憩をとる方が多かったです。もしここが混んでいてテーブルが空いてなくても……
ほんの少し登ったところにもたくさんテーブルがありますよ^^
これは別山。甚之助避難小屋近くからの眺めはとてもよかったです。
南竜道分岐。ここから30分ほどで最後の分岐、黒ボコ岩です。
南竜道分岐から黒ボコ岩までの道はきれいな山肌を堪能できます。しばし無言で写真だけ。
途中にあった延命泉。舐めるくらいいただいたので、少しは寿命が延びたかな(^-^)
黒ボコ岩っぽいのが見えてきた。
着きました。黒ボコ岩です。ここが観光新道との合流点。帰りは来た道とは違うほうへ下りていきます。
黒ボコ岩からちょっと歩くといよいよ絶景ゾーンの弥陀ヶ原に入ります。
紅葉には少し時期が早かったのですが、それでもかなりきれいです。
白山本体も視界に。
いやぁ~、この弥陀ヶ原ってホントにすばらしい場所ですね。360度、どこを見ても絶景で飽きません。ここもしばしキャプションなしで。
弥陀ヶ原の絶景を堪能したら、室堂までの坂を上がります。
坂の途中で弥陀ヶ原を見下ろした画。
坂を登ると見えてきました。
白山室堂に到着!
山頂&池めぐりに出発する前に、ビジターセンター前で昼食休憩をとってしばしエネルギー充填です。
つづきの山頂&お池めぐりはこちら→白山②白山室堂~山頂~お池めぐり
翌日の観光新道での下山はこちら→白山③白山室堂~別当出合(観光新道)