早春の武甲山 ~残雪の森をのんびり歩き~
※掲載中断&再開について
この山行は3月18日なので、翌日の19日に公開しました。ところが公開直後から尋常でないアクセスがあったこと、当日、一の鳥居駐車場までの道に通行止めの看板があったこと(ゲートは開いており場合によって通行止めにするためのものだったようです)、コース途中に通行止めの看板があったこと(横にずらされていました)などで何かおかしいと思い、武甲山のある横瀬町のHPをチェックしました。そこには台風の影響が残っているので登山は控えるようにと書かれていました。他の方々の山行記が登山サイトに当たり前のように載っていたため、疑問を持たずに出かけてしまいましたが、「もしかしてまだ行ってはダメなの?」と感じ、念のため掲載を中断しました。多くの登山客でにぎわっていた状況から、この日はおそらく登山禁止ではなかったと思います。ホームページの情報が更新されていなかっただけかもしれません。ただ、自分のHPを参考にして出かけた方が不安に感じてしまうと申し訳ないので掲載を見送っていた次第です。リニューアルされた横瀬町のHPでは「一の鳥居駐車場までの道が荒れていて、一時的に通行止めになることがある」との表現になっているので、このほど公開することにしました。
3月18日(水) 晴れ
所要時間4時間40分(登り:2時間20分 下り:1時間40分 休憩40分)
歩行距離:7.2km 標高差:788m 累積標高差:859m
一の鳥居登山口→不動滝→大杉の広場→武甲山
(帰りは来た通りのルートを引き返す)
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
この山行当時は台風の被害がありましたが、その後、舗装工事が行われ、一の鳥居登山口までの道が整備されました。普通の車で問題なく到着できます(2021年5月確認)。
[コース状況メモ]
2019年の台風の影響でコース中盤までは足下、頭上ともまだ崩落個所が数か所あります。通過に注意が必要です。
今回参加のメンバーが行ったことがなく、自分も4年前に行ったきりだった埼玉の名山、武甲山。地元民としてここらで一度ということで行ってきました。
一の鳥居登山口です。20台くらい駐車可能ですが、休日などは外の道路に皆さん路駐しています。
ゆっくりでも5時間あれば下山できるということで、9時過ぎに一の鳥居登山口に到着です。
駐車場脇の看板と登山届box。登山届は昨日のうちにネットの「コンパス」で提出済(^-^)
序盤はコンクリートの道を歩きます。
去年の台風の爪痕です。ここは一番道が細くなっていた場所。
川魚の養殖場近くも台風の跡が。
この辺りから台風の影響はなくなりますが、まだまだコンクリートの道は続きます。
慣れている方はどうということはないですが、初心者の方などはこのコンクリートの坂が一番きつく感じるかもしれません。
ここからようやく未舗装の登山道へ。
大持山方面は崩落で行けないみたい。
ここも台風で崩れた場所でしょうか。橋ができていました。
不動滝です。実際は写真よりは見栄えのいい場所ですよ(^-^)
写真左の小さな祠にあるペットボトルはトイレの水用で、体力ある登山者はこれに不動滝の水を入れて持っていきます。
この石碑のあたりから完璧に登山道に。
以前来たときはなかったと思う表示。
奥武蔵らしい道ですが、飯能アルプスや伊豆ヶ岳などと比べて道が広いです。
画面左の石柱に「丁目」が表示されています。登山口からスタートし山頂が53丁目くらいだったかと。
スタートから1時間10分、大杉の広場に到着です。
実際に見るとかなりの大きさ。
奥武蔵のパワースポットとして知られている神秘的大木のある広いスペースです。
大杉の広場以降は4日前に降った雪が徐々に現れはじめました。
この日は滑り止めなしでもなんとか歩けるレベル。
山頂に至る樹林帯最後の坂を登ると……
まずはトイレが目に入りますが、冬季閉鎖中。
続いて御嶽神社へ向かいます。
軽く一礼して神社の裏へ。
武甲山の謂れ。
たま~に慣らしている人がいる釣り鐘の脇を通り過ぎ……
第一展望方面へ進むと……
着きました!武甲山の頂上です。
まずは秩父の街を一望。
左に視線を移すと浅間山が!アップでパチリ。
写真だと見づらいのですが、上信越の山々や谷川連峰……
赤城山……
4年前もアップで撮影した要塞のような工場も。
街を囲むようにしている低山もきれいでした。
山の名前や方角がわからない人はこれを見ましょう(^-^)
しばし山頂の景色を堪能したら……
神社近くへ戻ってベンチで昼食。
来た道を引き返して山行終了。この写真でも少しわかりますが、武甲山は坂がゆるやかでとても歩きやすい山だと思います。
4年ぶりに来た武甲山。序盤のコンクリート坂はきついですけど、やっぱりいい山ですね。山頂も広くのんびりできるので平日にもかかわらず多くの登山者でにぎわっていました。