埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

低山ながら好展望　～大高取山と世界無名戦士之墓～

正月休みは仕事と風邪でほとんど動かず。なまった身体の動かし始めは軽めの山がいいということで、以前から候補にしていた大高取山に行ってきました。低山ながら展望が良いことで地元では人気の山です。

越生の中央公民館駐車場前です。この駐車場からハイキングコースに入ることができます。

全行程が３時間かからない山ということで、のんびり10時半頃到着。この写真の右側に……

さくらの山公園入口の看板があるので、そちらへ進み……

大高取山方面へ向かいます。

最初はふつうの公園です。さくらの山公園ですから、春はきれいなんでしょうね(^-^)

公園を歩くこと数分、世界無名戦士の墓の標識があったので階段を上ります。

この階段が正月太りにはかなりのダメージに(x_x；)

上り切ったところは広場のようになっていました。帰りには車も数台。ここまで来れるようです。

今回のコース、最初で最後のトイレです。

そうなんですね^^

ここに世界無名戦士の墓の謂れがありました。昨夏、ペリリューのドキュメントや映像の世紀、イーストウッドの『硫黄島からの手紙』や『火垂るの墓』など、多くの第二次大戦に関する映像を見直したこともあり、今回の山行でここに寄るのは特別なことでした。

左の石碑には「馬魂碑」とあります。戦争で命を落とした馬たちもということでしょうか。階段を上っていくと……

雪をかぶった山々が。筑波山の西方面ですから日光連山でしょうか。

世界無名戦士之墓です。賽銭箱にお金を入れて、置いてあった線香をあげました。

厳粛な場所ではありますが、この世界無名戦士之墓は好展望スポットとして有名。

筑波山、さいたま新都心、スカイツリー、新宿副都心、西武ドームなどが見渡せます。

世界無名戦士之墓を正面に見て、左の脇から登山道へ向かいます。

いよいよ本格的な登山道に入ります。

今回のコースだと特に前半ですが、登山道はとてもよく整備されています。

奥武蔵らしい尾根道もたくさん。

意外なほどの急登も２、３個所ありました。

30分ちょっとで西山高取に到着。広くてベンチなどもあり、展望も良い場所です。

切り株にスカイツリーと西武ドームを指す板が。

さっきスカイツリーは見たので西武ドーム方面を見ると……ありますね、光ってます(^-^)

山頂目指して数歩歩いたところ、落雷の看板が。

ああ、すごい。ここに直撃したんですねぇ(;^_^A

たくさんの道が走っているので看板もたくさん。とにもかくにも大高取山方面へ。

ここもですね。この山は面倒でもちゃんと看板を見るのがよし！

ん？なにやら大岩が。

石灰石の地上に出ちゃってるやつですね。ウミユリの化石、探したんですけど見つかりませんでした(;^_^A

このコースはけっこうアップダウンあります。

くどいですが、細い脇道が多いので注意！

坂を登り切って広いところに到着。ここが山頂？

と思ったら大高取山まで0.1キロの表示が。

100m歩いて山頂に到着！逆光で標識が読めないですが、大高取山三角点と書かれています。

ここも好展望。筑波山が見えてます。

さきほどの広い場所に戻って、下山は幕岩に寄るコースへ。

こちらは登りの道より細く、あまり歩かれていない雰囲気も感じますが、危険はありません。

ここはかなりの好展望という幕岩展望台へ。

おお～、いいですねぇ(⌒～⌒)

ここも全部見えちゃいますね。西武「インボイス」となっているのはご愛敬(^-^)

アップだとこの迫力！

展望台横の階段を下っていくと……

幕岩がありました。この上に展望台があったのかな。

少し台風被害の跡が見える細道を下っていきます。

少し開けた交差点に出ました。正面左の道から降りてきましたが、右の倒れた看板の指示に従って看板の右へ行きます。

そして、奥武蔵らしい細道を少し歩いたら……

さきほど通過した西山高取の広場に到着。ここで昼食休憩をとって、あとは来た道を下ります。お疲れさまでしたm(_ _)m

飯能近郊の天覧山、多峯主山、天覚山、大高山、柏木山、龍崖山など、楽しい低山をいくつか登りましたが、眺望に関してはこの大高取山が一番かもしれないです。山の本に書かれている「体力度」だと天覚山～大高山の縦走よりは楽で、天覧山～多峯主山よりはハードといったところでしょうか。（あくまで個人の感想です・笑）。