秀麗富嶽十二景 扇山から富士山を(⌒-⌒)
1月31日(金) 晴れ
所要時間2時間50分(登り:1時間15分 下り:50分 休憩:45分)
歩行距離:4.6km 標高差:548m 累積標高差:575m
梨ノ木平バス停→大久保山南の水場→大久保山のコル→扇山
(帰りは来た道を引き返す)
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
・上野原ICで降りた場合、登山口までは下道を20キロ弱走ります。途中の集落にやや細い道はありますが、ごく短い区間なのでアクセスに問題はありません。
・梨ノ木平バス停付近の駐車スペースは5~6台分。協力金の募金ボックス、トイレ(使いませんでしたが、外観よりきれいと評判)あり。
[コース状況メモ]
・一か所だけ崩落により道が細くなっているところがありましたが、他はよく整備されていて危険個所はありません。
・序盤は植林の樹林帯で展望なし。百蔵山との分岐点・大久保山のコル以降、枝越しに奥多摩方面の眺望あり。
・山頂はかなり広いです。土日などによほど人が集中しない限り休憩スペースに心配はないかと。
山梨県大月市が定める秀麗富嶽十二景の一、百蔵山と扇山はセットで登るのが定番です。ただ、この縦走コースは一般道歩きが長いのが難点。それを避けるため僕らは先日、百蔵山だけ登りましたが、この日は残る扇山に行ってきました。
Google mapで扇山梨木平登山口と表示される駐車スペース。
梨ノ木平バス停近くの駐車スペース。
駐車スペースを少し下ったところにあるバス停横の階段を上ります。ちなみに駐車スペースを少し上ったところからも登山道に入れます。
階段を上がると登山口の表記が。ここからスタートです。
登山口を過ぎてすぐのトイレ。僕らは使いませんでしたが、使った人の記録によると中は意外にきれいだとか。
右の看板に書かれている所要時間はかなりゆるいです。実際は水場まで30分、山頂まで1時間20分というところ。
「山椒の里」の看板横にはロープがあり、たくさんの山椒の木が植えられていました。
序盤は植林の樹林帯で眺望はありません。
ただ、とっても気持ちいい山道ですよ(^-^)
大久保山南の水場。夏場、縦走する方は重宝するかも。
山ノ神社の奥宮を過ぎて少し行くと……
ベンチのある展望所がありました。コース途中で唯一、富士山を拝めるポイント。かなりいい感じです(^-^)
つつじ群生地へ向かう道との分岐。この道は地図上「ツツジ新道」を書かれています。帰りはこの道を行こうかとも思っていましたが、最近、ここを歩いた人の記録をまったく見ていないので、ピストンで下山することに。
だいぶ登って植林がなくなってきました。
まもなく尾根というところ。いい雰囲気の場所です(^-^)
百蔵山との分岐、大久保山のコルです。縦走するときはここから百蔵方面へ行くんですね。
扇山を目指し、細尾根を進みます。
少し幅の広がった尾根道をぐるりと回り込むように登り……
お、山頂か?と思ったら……
また、いい感じの尾根道登場。この大久保山のコルから山頂にいたる尾根道は、かなり気持ちのいい道でした。
人がくつろいでいるのが見えます。今度こそ山頂です。
着きました!扇山の山頂です。
山頂はかなり広く……
こんな感じで……
土日に人が大勢来ても大丈夫そう。
そして、富士山を堪能します。なにしろ秀麗富嶽十二景ですからね(^-^)
ちょっと引いて山頂の様子と一緒に(⌒~⌒)
今度はアップ。う~ん、いいですねぇ(⌒~⌒)
これも定番、あえて端っこに配置の構図(^-^)
富士山がメインの山頂ですが、奥多摩の山々や東京の街、スカイツリーなども見えました。
セットで登る人が多い百蔵山と扇山は、山道、山頂の雰囲気とも、よく似ている印象を受けました。富士山の眺望はどちらも素晴らしいですね。なにしろ秀麗富嶽十二景ですから、天気がいい日に来るのがおすすめです。