釈迦ヶ岳に再訪 一長一短の周回コースを歩く
10月6日(火) 曇り
所要時間2時間40分(登り:1時間10分 下り:1時間20分 休憩10分)
歩行距離:6.4km 標高差:562m 累積標高差:594m
すずらん群生地駐車場→府駒山→釈迦ヶ岳→檜峯・すずらん十字路→作業道終点→釈迦ヶ岳登山口→すずらん群生地駐車場
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
すずらん群生地の駐車場までの道はすべて舗装されており、運転が苦手な人でも問題なく走れる道路です。
[コース状況メモ]
・台風の影響か倒木や落石がいくつかありますが、避けて通れるレベルです。
・序盤、府駒山までは岩の多い急登。府駒山から山頂直下の岩場までは細めの尾根道が多いです。危険個所はありません。
・山頂直下にある岩場は、こういう場所が苦手な人でもゆっくり行けばクリアできるレベル。グローブあれば上りやすいです。
前年12月に黒岳との周回コースで訪れた釈迦ヶ岳。曇りで山頂の景色が見えなかったので再訪を期し、晴れ予報のこの日、短時間で回れる周回コースを歩いてみました。
すずらん群生地駐車場です。毎年5月末に開催される「すずらんの里祭り」を中心としたシーズンにはこの大駐車場もいっぱいになるそうです。
「秋晴れ」予報だったのですが、この日も曇り。う~ん、まあ、仕方ない^^;
駐車場奥の看板横の道を上っていきます。
ここを左へ入ります。
序盤から大岩が出てきてびっくり。前回下りに使った歩きやすかった道のはず……と思ったのですが、ひとつ筋が違ったみたい。
台風の影響か、倒木が目立ちました。
すぐに最初の分岐に到着。
ここからは尾根道がメインです。
樹林帯でほぼ眺望はないですが、2、3か所、遠くが見えるところがありました。
少し色付いた葉の交ざる尾根道を進むと……
府駒山に到着。眺望や見どころはありません。チェックポイントですね^^
細くなった尾根道を進みます。
木々の向こうに山影が。あれが釈迦ヶ岳ですね。まだ遠い~(;^_^A
釈迦ヶ岳山頂下の急な岩場ゾーンに取り付きました。これを登れば山頂です。
前回は指先がかじかむ気温で身体が動かず、大変で長く感じましたが、今回はそうでもありませんでした。ふつうのコンディションなら、さほどつらくはないところだと思います。
最後の大岩を越えたら……
山頂に出ました。
釈迦ヶ岳といえば、このお地蔵さま。
今回も曇りですが、八ヶ岳がはっきり見えました(^-^)
逆方面も。
曇りではありますが、薄い雲だったので360度の大展望を楽しむことができました(^-^)
下りは逆の作業道終点方面へ。見どころは少ないと聞いていましたが、山頂付近はけっこういい景色。
街方面も見渡せます。
少し色付いてきた稜線もGood!
山頂直下のほんの短い区間ですが、岩場の急な下りがあります。実際はこの写真ほどワイルドじゃありません。慎重に行けばロープをつかまなくても行けるレベルですが、くれぐれも気を抜かぬように。
二つ目のロープ。前のやつより降りやすかったです。
崖際の細い道。危なそうだったのはここくらい。
檜峯・すずらん十字路に来ました。ここは芦川町方面へ。左に下ります。
左折すると景色は一変。岩はなくなり普通の森のような感じに。
栗やドングリがたくさん落ちてました。他の方の山行記に「地元の方に熊が出ると聞いた」との記述があり、以降、栗を見るだけでビビって鈴を鳴らしてました(;^_^A
作業道終点に出ました。看板前が2台ほど停められる駐車スペースとなっていて、ここから登ることもできるよう。ただ、作業があるときは進入禁止となるみたいなので要注意。
ここからはコンクリの舗装路を下りますが、けっこうな坂なので足にきます(;^_^A
登山口へ出ました。いくつかある登山口のうち、けっこう有名な登山口です。手前に少し道幅の広い場所があり、この日もそこに3台ほど車が停まっていました。
ここからはすずらん群生地駐車場まで一般道歩き。地図を見てわかるように一旦、スタート地点より低いところまで下っているので、けっこうな登り道なのがきつい(;^_^A
すずらん群生地入口。毎年5月末に開催される「すずらんの里祭り」を中心としたシーズンには大変賑わうそう。トイレは10月まで使えるとの表記が。
一般道に出てから約2・5キロ。やっとスタート地点に到着です。今回のコースは多くの人に歩かれていますが、一長一短あります。長所は違う景色を見ることができること。短所は舗装路歩きが長いのと、スタート地点より下った分、最後の一般道を上り続ける必要があること。逆回りの方が後半楽しめるかもしれません。山頂で富士山を見るという宿題が残っているので、そのときにでもやってみよう(⌒-⌒)