霧ヶ峰・車山~南の耳~北の耳~男女倉山で輝く北アを愛でつつ高原歩き(⌒-⌒)
4月15日(木) 晴れ
所要時間4時間(駐車場~霧ヶ峰:40分 霧ヶ峰~南の耳:1時間 南の耳~北の耳:10分 北の耳~男女倉山:20分 男女倉山~駐車場:1時間20分 休憩30分)
歩行距離:10.5km 累積標高差:509m
車山肩駐車場→車山肩分岐→車山山頂→霧ヶ峰→車山高原リフト山頂駅→スヌーピー岩→南の耳→北の耳→男女倉山→ゼブラ山・蝶々深山分岐→鎌ヶ池キャンプ場跡(奥霧小屋)→御射山遺跡→沢渡→ころぼっくるひゅって→車山肩駐車場
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
車山肩駐車場までの道路はすべて舗装路で問題なく走行できますが、春先はまだ路面凍結しているところもあるので注意。この日は凍結などありませんでした。
[コース状況メモ]
危険個所はありませんが、春先は雪や雪解けあとのぬかるみ対策が必要。軽アイゼン等の滑り止めや泥除けのスパッツは携行したほうがいいと思います。
ブランク明けの体力づくりも順調なので、少し遠出して雄大な景色の中を歩いてみたい。ということで霧ヶ峰に行ってみました。
車山肩駐車場です。
8時頃到着。この写真の左中央(駐車場の一番奥)にある坂を上っていくと……
このバイオトイレのある場所に出ます。ここでトイレを済ませ(要協力金)……
標識に従い車山方面へ向かいました。
出発時の気温は氷点下。霧氷がついた木々が白く見えます。
ちょっと登って振り返ったらこの景色!北アはきれいすぎて合成写真っぽく、建物や車はまるでジオラマですね(゚〇゚;)
こんな感じの道を上がっていくと……
霧ヶ峰の象徴的建物、気象レーダーが見えてきました。
スタートから40分ほどで山頂に到着!
朝の黒い霧が晴れてきて北アルプスが輝いて見えます。
どっちを見ても絶景ばかり。
これはたぶん、新潟方面の山ではないかと……。
山頂の鳥居。
車山神社でお参り。
山頂はかなり広々としています。360度、景色を楽しめるのですが、富士山、八ヶ岳、蓼科山は朝の雲に隠れていました。この先の3つのピークに着くころには晴れていると思うので、先に進みます。
これから行く南の耳、北の耳方面を見下ろしつつ……
まずはリフト脇の階段を下りていきます。
雪も少々残ってました。
あちこちに霧氷も。
分岐には標識が立っているので道迷いの心配はないかと。ここは南の耳方面へ。
だんだん朝の雲が晴れてきて、後を振り返ったら富士山が見えていました(⌒-⌒)
車山~南の耳間の景色もすごい!
もうずっとこんな感じです(⌒~⌒)
雄大な景色の中を気持ちよく歩けちゃいます(^-^)
とんがりピークが見えてきました。あれが南の耳ですね。
最後の坂を上ったら……
着きました!南の耳のピークです。雲もとれて蓼科山が正面に見えます。
その横には八ヶ岳がくっきり。
手前の山々の稜線と奥の雪をかぶった山の対比がいい感じ(^-^)
中央アルプスもバッチリ。
御嶽山。
乗鞍岳。
槍ヶ岳のとんがりも視認できました^^
さらに北アの端の方。
南の耳の景色を堪能して……
北の耳に向かう最初の坂が難所でした。ただでさえ急なうえに道は雪でぐちゃぐちゃ。滑り止めを使ってもズルズルいくだけなので、道の横の笹の草原を、笹をつかみながら下ることに。
ぐちゃぐちゃ坂をなんとかやり過ごしたら、北の耳のピークが見えてきました。
手前のガレ坂を上ったら……
北の耳のピークに到着です。
南の耳とほぼ同じような景色なのですが、ちょっと見え方が違うのが楽しいところ。
北の耳から男女倉山(おめくら山・ゼブラ山)に行く途中の道は、このコースでも特に景色のいいところ(^-^)
もう、言うことなしですね(⌒~⌒)
ここも最後の坂を上ります。
着きました。本日最後のピーク、男女倉山です。
南アルプスです。4つのピークを周りましたが、南アルプスに関しては男女倉山からが一番よく見えました。
八島ヶ原方面へ下る途中、振り返って、歩いてきた南北耳の稜線を撮ってみました。
八島ヶ原湿原が見えてきました。
どんどん下って……
湿原の周辺に到達。ここからしばらくは平地歩きです。
山彦尾根分岐のトイレ。冬季閉鎖中でした。
植生保護のためのシカ避け柵。
鎌ヶ池キャンプ場跡(奥霧小屋)。トイレは設置工事中で、まだ使用できませんでした。
右手に八島ヶ原湿原を見ながら……
こんな感じの道をずっと歩きます。
途中にあった御射山遺跡の謂れが書かれた看板。
御射山競技場跡と書かれています。
沢渡の分岐に出ました。向かい側の階段を上がっていきます。
沢渡からゴールまではこんな感じの道。
左手にさっき歩いてきた山の稜線が見えます。
沢渡から30分。行きに立ち寄ったバイオトイレが見えてきました。まもなくゴールです。お疲れさまでしたm(_ _)m
年間通じて人気の高い山ですが、雪をかぶったアルプスが輝いて見えるこの時期もすばらしかったです。行く前はコース選択に悩みました。日帰りなので短時間で歩けるコース。さらに「行くなら耳は回ったほうがいい」という、どなたかの山行記を参考に車山に南北耳、そしてゼブラ山を巡りましたが、これは大正解でした。 参考にしたほとんどの方が車山から登っていたいたので「なにかそのほうがいい理由があるのかな?」と、それに倣いましたが、特に利点はないように思います。車山をメインイベントとして最後にとっておく逆回りも楽しそうですね。朝から昼にかけての天気なども見つつ、どっちから行くか選択されると良いか思います(^-^)
賑わっていたら寄らずに帰ろうと思っていた片倉館温泉。空いていたのでサッと汗を流して帰りました。建物は昭和4年に完成した国指定の重要文化財です。
片倉館 千人風呂→公式サイト