牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山・天狗棚山 ~笹原の稜線から富士山を(⌒-⌒)
10月21日(木) 晴れ
所要時間5時間40分(スタート地点~牛奥ノ雁ヶ腹摺山:1時間25分 牛奥ノ雁ヶ腹摺山~小金沢山:40分 小金沢山~天狗棚山:55分 天狗棚山~スタート地点:1時間10分 休憩35分)
歩行距離:11km 累積標高差:892m
スタート地点→パノラマ岩→牛奥ノ雁ヶ腹摺山→小金沢山→狼平→天狗棚山→石丸峠→小屋平バス停→スタート地点
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
・東京方面から行く場合、勝沼ICで降りるよう指示するナビもありますが、大月ICで降りても10分しか変わらないうえ、高速代が530円安くなるので大月で降りました。
・大月ICから甲州街道(20号)を経て大菩薩初鹿野線(218号)へ。218号はカーブは多いですが全線舗装路で、一部細いところもありますが、すれ違い等も問題ありません。
・日川林道は一部すれ違い困難な細い道がありますが、対向車が来ることが少ないうえ、ゆずり合いスペースも多いです。youtubeにこの駐車スペースを含む林道の動画も上がっています(山行記投稿時点)。
・途中の市営景徳院駐車場(Google mapで検索可能)にトイレ有。
[コース状況メモ]
・牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは急登ですが、きつい登りが続くのはここだけです。
・小金沢山~天狗棚山の前半に細い岩場や根っこを越える場所があるほか、全体的に倒木が多いですが、危険というほどの場所はありません。
・最後の50分は舗装路の林道歩き。
他の方の山行記で見た縞枯れ現象の林や笹原の山道が印象に残っていた小金沢山連嶺。雪化粧した富士山も望める三座の縦走コースを歩いてきました。
地図右の日川林道口駐車場が今回のスタート地点(ストリートビューはまだありません)。地図左のすずらんはペンションですが、一日500円で駐車場も貸しています。今回使わなかったので正確にはわかりませんが、料金はレストランにて支払うそう。他の方の山行記にトイレを借りたという記述もあります。すずらん近くの登山口から今回のスタート地点まで1時間程度かかります。
7時半前に到着。日川林道の駐車スペースです。3、4台駐車可能。平日なので他の車は来ないかもと思ってましたが、下山時は他の車が3台ありました。
駐車場のすぐ前の登山口からスタート。シカ避けネットを潜っていきます。
スタートから牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは急登続き。これは序盤の階段ゾーン。
細い尾根の急登。
紅葉はもう少し先ですが、一部色付いたものもありました。
ほどなくして林の向こうに巨大な岩登場。
パノラマ岩です。ここからの景色が秀逸!
まずは八ヶ岳。
正面やや左に金峰山の五丈岩が見えます。
南アルプス。
甲斐駒はアップで。
街がミニチュアのように見えます。
パノラマ岩からは少ししか見えないのですが、少し先に行ったところから本日初の「障害物なし富士山」を見ることができました(^-^)
アップでも一枚(⌒-⌒)
そして、富士山を見た先にありました!縞枯れ現象の美しい林です。
写真で見たより全然いいです。
そして、この美しい林の中を登っていくと……
第一ピークの牛奥ノ雁ヶ腹摺山に到着です。3年前に大峠から来たときとだいぶ印象が違いましたが……
素晴らしい眺望は変わりません。
景色を堪能して小金沢山方面へ。
途中の道も素晴らしいんですよね(^-^)
この美しい笹原の道は第三ピークまで各所に登場します。
振り返れば富士山(⌒-⌒)
縞枯れの木の右の丘に人影が見えて……
第二ピークの小金沢山に到着です!
本日の最高地点2014mですからね、景色も最高です(⌒~⌒)
小金沢山~天狗棚山間は木の根を越えていく場所や……
崖沿いの岩場もありますが、危険個所というほどではないです。
少し歩きにくいゾーンを抜けたら、ふたつの山が見える開けた場所に出ました。景色いいです(^-^)
右側の天狗棚山を目指す道はとても気持ちいい(⌒-⌒)
左に見えたのは大菩薩嶺方面の熊沢山のようです。
笹原の坂をグイグイ登って高度を上げます。
たまに来る登りはきつく感じますが、振り返って見る景色もいいので力が出ます。
大菩薩湖を愛でつつ昼食をとっている方が眼下に。
景色を楽しみながら登っていたら、あっという間に山頂に到着。本日三つ目のピーク、天狗棚山です。
景色を堪能したので下山です。まずは石丸峠方面へ。
石丸峠の三叉路を上日川峠方面へ。
気持ちの良かった笹原の山道とももうすぐお別れ。
後を見ると歩いてきた稜線が。
たまにあるきれいな紅葉を愛でつつ……
しばらくゆるい坂を下り……
途中から急な坂を下って……
石丸峠の入口に出ました。
しばらく林道を歩き、この標識のところを上日川峠方面へ。
小屋平のバス停前に出ました。
ここから50分ほどの舗装路歩き。
この看板のところで日川林道に入っていきます。
駐車場に到着しました。お疲れさまでした。
大菩薩連嶺、小金沢山連嶺は、いろいろなピーク、ルートを組み合わせて歩くことができます。距離や時間などを考えて自分に合ったルートを選択するのがいいですね。今回のコースのメリットは登りが少ないこと、疲労が溜まった帰り道に転倒リスクの少ない舗装路を歩けること(舗装路が苦手な人も多いですが(;^_^A)、そして、くどいようですが、縞枯れの林や富士山を愛でながら美しい笹原の道を歩けることです(^-^)
2018年に大峠から登ったときの記録はこちら→日本一長い名前の山(・_・?)牛奥雁ヶ腹摺山で笹の奇勝を歩く(^-^)