群馬 水沢山(浅間山)で初詣登山
1月19日(木) 晴れ
所要時間4時間50分(登り:2時間5分 下り:2時間45分 うち登り休憩:25分 下り休憩30分)
歩行距離:7.7km 累積標高差:717m
水沢観音→林道分岐→休み石→見晴台石仏→見晴台草ぼうず→水沢山→水沢山登山口→船尾滝→水沢観音
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
東京方面から行く場合、伊香保ICで降りる指示をするナビもありますが、可能なら駒寄スマートICを利用するのがベター。料金が安いのもありますが、そのほうが断然、道が走りやすいからです。所要時間もほぼ同じです。
[コース状況メモ]
・水沢観音駐車場にトイレあり。
・登りの道は一般的な登山道で、道標もあって道迷いの心配なく、危険個所もありません。
下りに使った船尾の滝方面の道は、舗装路から森に入る場所がわかりづらかったり、工事用の目印と思われるピンクリボンも各所にあって迷いやすいです。道標もあるのですが、GPSはあったほうがいいと思います。
1月も半分を過ぎたというのに初登山どころか初詣もまだ。両方いっぺんにできないかと探したところ、いいところがありました。以前から行こうと思っていた群馬の水沢観音&水沢山です。
水沢観音の大駐車場です。
8時過ぎに到着。
看板の通り、参拝者専用の駐車場なので、初詣&おみくじ&買い物などいたしました。
まずは参道を下っていきます。
ここで初詣&おみくじ(大吉)を済ませ……
さらに奥にあるこの階段からスタートです。
階段を登り切ると登山道らしい道に。
万葉の歌碑。
水沢山は水沢寺の私有地です。それらしく灯篭なども置かれていました(^-^)
林道分岐に来ました。たくさん置かれているスプレーは鳥獣に触れた場合の消毒用です。この先の休み石にやってくる鳥は人懐こくて、手のひらなどに乗ってくることもあります。そのためのものでしょうか。
登りルートは標識も充実。残り距離の表示はうれしいですね(^-^)
感謝m(_ _)m
いい感じの冬枯れの道を小一時間歩くと……
お休み石に到着。ここは野鳥が集まることで人気のスポットです。
さっそくヤマガラ登場!
シジュウカラも到着!
コゲラは左の木の幹をカンカンカン。
メンバーの女性二人の手に留まったりもしたんですが、ほんの一瞬だったので撮影はできず。それでも、休憩中、ずっと周囲を飛んだり、石の上のエサを食べに来たりと楽しませてくれました(⌒-⌒)
ここまでも意外なほどの急登だったのですが、お休み石を過ぎると岩場なども登場してワイルドな雰囲気に。
ミニ塔ノ岳なんて声も出るほど長い階段も。
さらに岩場の急登を登っていくと……
最初の展望スポット、見晴台石仏に到着!この石仏は十二神将と呼ばれ、地元の人に愛されているそう。
ここからの眺望は素晴らしかったです。
赤城山。
男体山、日光白根山……。ほかにも冠雪した美しい山を見ることができたんですが、山頂からの写真と被るので、ここでは割愛(^-^)
最初の見晴台から少し登ったところには……
二つ目の展望スポット、見晴台草ぼうずがありました。
こちらはさきほどと逆の市街地方面を望むことができます。
手前のトンガリが山頂のよう。
少し険しい最後の坂を登って……
山頂に到着です!
景色は素晴らしいですね、まずは、見晴台でも見た男体山方面。
燧ヶ岳、至仏山、武尊山、谷川岳方面。
苗場山方面。
白砂山方面。
草津白根山方面。
山頂の様子。狭いです。
昨秋に登った榛名山は目と鼻の先。
赤城山、日光方面の全体図。
主だった山は方位盤で確認できます。
景色を堪能して帰路へ。まずは一旦下り。
少し登り返したら……
防災無線中継所前の分岐に。
建物の裏の平べったい場所で昼食タイム。
一気に下って平地に到達。
舗装路に出たら左へ行き……
ここからふたたび山に入ります。
植林の森を歩いて……
船尾滝方面へ。
下りルートは登りルートほど歩かれていない様子。
少々荒れ気味でしたが……
治山事業用の通路でしょうか、なんとか大きな道に出られました。
東屋方面へ下ると……
船尾滝です。想像していたより立派な滝でびっくり。本当は氷瀑を見るため滝の目の前の道に出る予定でしたが、違ったところへ出てしまいました。しかし、この日、氷瀑は溶けてしまっていたので、結果的には遠巻きでよかったかも。
滝の近くには立派な石像がありました。
石像の裏手の階段を登ると、水沢寺方面への標識が。あとは道なりに進むだけ。
水沢観音に戻りました。お疲れさまでした。今回、登りに使ったルートはよく整備されていて、多くの人が訪れるため踏み跡もしっかりついています。一方、下りのルートは舗装路から森に入る場所がわかりづらかったり、工事用の目印と思われるピンクリボンも各所にあったり、不明瞭なところが多いです。道標もあるのですが、迷いやすいところだと思うので、登りルートの往復がおすすめ。このコースで行く場合、GPSはあったほうがいいと思います。
帰りはkomorebiテラス ばんどうの湯に立ち寄り。景色がとってもいい天然温泉です。
komorebiテラス→ばんどうの湯