大室山(青木ヶ原樹海・風穴)「日本一富士山に近い大室山」から富士山を(⌒-⌒)
12月7日(木) 晴れ
所要時間4時間30分(登り:2時間10分 下り:1時間20分 休憩:60分)
歩行距離:7.9km 累積標高差上り下りとも:460m
精進口登山道・富士宮鳴沢線分岐→富士風穴→大室洞穴→メガネ穴(眼鏡穴)→神座山→神座風穴→大室山→大室山三角点→大室山火口→本栖風穴→精進口登山道・富士宮鳴沢線分岐
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
駐車スペースは精進口登山道と富士宮鳴沢線の交差地点にありますが、わかりづらいのでマップコードを調べて行くのがいいと思います。今回ナビに入れたマップコードは「689 393 875*48」。
[コース状況メモ]
・全体を通して標識はほとんどありません。
・登りの道は歩きやすい登山道でピンクリボンがちらほらありますが、頼りにできるほどではないのでGPS必携です。
・展望台付近では「ネギの木」のトゲに注意。
・下りは本栖風穴付近まで完全なバリルートで登山道はありません。落ち葉の下に柔らかい土がある斜面を適当に下っていく感じ。滑りやすいですが、終盤は見通しもよく危険個所はありません。
この日はどこの山も風速10m以上の強風予報。候補の中で唯一風が弱めでてんくらAだったのが青木ヶ原樹海にある大室山。たくさんある大室山のうち、日本一富士山に近いことで知られ、子抱き富士の「子」としても有名です。
ヤマレコで精進口登山道・富士宮鳴沢線分岐と記される場所付近の駐車スペースです。目印はストリートビューの左端にある標識。下の2枚目の写真にもはっきり写っています。
9時前に到着。強風予報の平日なので案の定、車は僕らだけ。
駐車スペースの奥が登山口です。
ゲートを通ります。
すぐに最初の風穴に到着。富士風穴です。
天然記念物なんですね。
近くまで降りてみました。かなりのスケール。中に入るには許可がいると看板に書いてありました。
もう一つゲートを通ると……
広々とした森に出ました。
森を通過して溝のような登山道を登っていくと……
二つ目の風穴、大室風穴に到着。
藪の奥にあったので遠巻きに望遠で撮りましたが、見事にピンボケ(;^_^A
一座目のピーク神座山の近くに来ましたが、山頂がどこだかわからず……
GPSで探したところ、この木の下に三角点らしきものがありました。山頂標識は下敷きになっているのかな……
三つ目の風穴に向かいます。
神座風穴に到着。
立入禁止の看板あったので……
遠巻きにパチリ。
神座風穴から大室山までの序盤はこんな感じで……
歩きやすい気持ちいい道でした。
終盤の登りはけっこう急登。
上から見ると傾斜がきついのがわかります。
急登をクリアして山頂に到着。ここは眺望がないので展望台がある三角点へ向かいます。
こんな感じの道をしばらく行くと……
標識と三角点が。この先が展望スポットです。
展望台に出るとびっくり。富士山が近い!
アップで(⌒-⌒)
天子山地の竜ヶ岳、毛無山も見えます。
展望台からちょっと下ったところで富士山についていた雲がさらにとれてきました。
雲がとれてすっきりの富士山(^-^)
富士山を堪能したので下山します。
下山は登山道のない完全なバリルート。ただ、ヤマレコのデータを見るとかなりの人が歩いており、歩いた方々の山行記の通り、これといった危険個所もなかったです。
火口へ降りる途中で見た、ものすごい大きさの倒木。樹齢千年とかかな。
火口に到着。
火口で昼食タイム(⌒~⌒)
火口から這い上ったあとも道なき道を下ります。
危険個所はないと書きましたが、枯れ葉の下の土が柔らかいので、ズルッと行かないよう気を使いました。
冬枯れのいい感じ。
なんとか下り切りました。あとは平地歩きです。
平べったくて歩きやすい道に感謝しながら……
苔の森を愛でつつ歩いていくと……
最後の風穴、本栖風穴に到着しました。
ここも立入禁止だったので遠巻きにパチリ。
本栖風穴からは全部平らな道。しばらく行くとゲートがあって……
駐車スペースに戻りました。お疲れさまでした。
以前登ったパノラマ台からの富士山も大迫力でしたが、大室山はそのパノラマ台から見る子抱き富士の「子」なのでとにかく近い。風が強いおかげで富士山に付く雲も流れていったのでいい景色を見ることができました。その風も樹林帯にはばまれたのか、展望台以外の場所ではほとんど気になりませんでした。
帰りは富士五湖周辺登山で恒例となりつつあるリゾートイン芙蓉 河口湖インター店の日帰り温泉に寄りました。JAFカード、もしくはネットの割引券で800円→700円になりますよ^^
リゾートイン芙蓉→日帰り温泉 泉水