茶臼山・縞枯山・雨池 ~大展望、縞枯れ現象の森、広大な池を見る~
10月24日(火) 晴れ
所要時間5時間55分(スタート~茶臼山:1時間20分 茶臼山~縞枯山:1時間10分 縞枯山~雨池:1時間10分 雨池~ゴール:1時間10分 休憩1時間5分)
歩行距離:9.1km 累積標高差:495m
麦草峠駐車場→茶水の池→大石峠→中小場→茶臼山→縞枯茶臼鞍部→縞枯山展望台→縞枯山→雨池峠→雨池峠方面分岐→雨池分岐→雨池(西側)→雨池(北側)→八柱山分岐→雨池(南側)→雨池分岐(南側)→麦草峠方面分岐→茶水の池→麦草峠駐車場
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
・中部横断自動車道の八千穂高原ICで降りて麦草峠へ。
・高速を降りてからのメルヘン街道は、中央道経由、上信越道経由、いずれの場合も片側一車線の舗装路で、きついカーブの続くところもありますが、走行に問題はない道です。
・麦草峠公共駐車場(無料、トイレ有)を利用。公共駐車場がいっぱいの場合は少し手前に白駒の池入口有料駐車場があります。
[コース状況メモ]
・木道が多め。この季節は凍結箇所があり滑るので注意。
・標識の向きが微妙な箇所があり、何度かGPSで確認してから進みました。
・雨池の南岸から麦草峠へ向かう序盤の道は、踏み跡がわかりづらいところあり。
今年は八ヶ岳方面に行けてなかったので、以前、にゅう~中山から眺めて以来行きたいと思っていた縞枯れの森がある茶臼山・縞枯山・雨池を歩いてみました。
麦草峠公共駐車場です。無料、トイレ有。
8時ちょっと前に到着。平日ですが、下山後は8割方埋まっていました。
駐車場を出て右へ少し歩くと麦草ヒュッテ前のこの場所に出るので、左の森へ入ります。
入ってすぐに茶水の池があります。朝はまだ少し凍っていました。
このコースは木道がたびたび登場します。朝方は凍っていて滑るので注意が必要です。
平坦な道を20分ほど歩いて大石峠に到着。
大石峠以降、坂が少しきつくなります。道はこんな感じで岩多め。
20分ほど登って中小場に到着。ここは少し眺望がありました。
こんな感じ(^-^)
中小場付近の八ヶ岳らしい苔の森(⌒~⌒)
中小場~茶臼山間が、このコースでもっともきつく長い坂になります。序盤は樹林帯のゴロゴロ石の坂。
高度が上がって縞枯れ現象も出てきますが、まだまだ坂は続きます。
上から見るとこのような感じ。
ようやく登り切って平地に出ました。まずは展望台に立ち寄ります。
先ほどの分岐からすぐのところにある茶臼山展望台です。壮観!
横岳方面。
眼下の紅葉。真っ赤です。
北アルプス。
乗鞍岳。
御嶽山。
南アルプス方面。
八ヶ岳。
縞枯山の縞枯れ現象も。
分岐に戻って茶臼山の山頂に到着しました。といっても眺望はありません。まあ、一応、最高地点ということですね。ここは素通り。
縞枯山へはいったん下り……
登り返します。
ここもまずは展望台へ。
この大岩のところが展望スポット。
さきほど登った茶臼山が見えます。
北アルプス方面。見晴らしは茶臼山の展望台のほうがいいですね。
展望台から縞枯山の山頂へ向かう途中には、縞枯れ現象の木々がたくさんありました。
木々が世代交代などにより立ったまま枯れているとき、遠くから見ると縞状の模様に見えることから縞枯れ現象と呼ばれるそう。
自然が織りなす新陳代謝と思うと尊く感じますね。
木がだいぶ少なくなってきて……
縞枯山の山頂に到着です!といっても、ここも眺望はないので素通り。雨池へ。
まずは歩きづらい岩の多い道を激下り。
分岐を雨池へ。
新道を作っている最中とのこと。これはその一部。
さらに笹の多い森を下りに下って広い道に出ました。
気持ちのいい道を歩いて……
雨池方面へ歩くこと1時間ちょっと……
雨池の西側に出ました。
ずいぶん水は干上がっていますが、とにかく規模がでかい!
端から端まで100mじゃききません。その外周を北側から東側へと歩きます。
東側のこの場所から池の中へ。
このへんは渇水していないときは水の中のはずですが、今は砂漠のようです。
風も音もない広大な場所に自分たちだけしかいない不思議な空間でした。
下山します。麦草峠方面へ。
池の南側にあった看板。麦草峠からダイレクトに来た場合はこちら側に出るので、こういう看板があるのでしょう。
下山の道は細くて少し歩きづらい木道と……
苔の森のゴロゴロ石の道がほとんどです。
1時間ほど歩いて茶水の池に戻りました。お疲れさまでした。
麦草峠を起点とするコースでは、にゅう~中山方面がメジャーですが、こちらのコースも同じくらい楽しかったです。茶臼岳展望台からの景色を楽しみにして行きましたが、雨池もインパクトがありました。水が多い時の姿も見てみたいですね。
帰りは玉宮温泉望岳の湯に立ち寄りました。
茅野市ホームページ→玉宮温泉望岳の湯