足柄三山 矢倉岳 ~広々山頂からミツマタ越しの富士山を(⌒-⌒)~
3月27日(水) 晴れ
所要時間4時間(登り:2時間10分 下り:1時間15分 休憩35分)
歩行距離:8km 累積標高差:692m
地蔵堂駐車場→山伏平→矢倉岳→山伏平→矢倉沢林道分岐→地蔵堂バス停→地蔵堂駐車場
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
東京方面から行く場合、東名高速を使うのが一般的ですが、以前、ミツバ岳登山時に大井松田ICで降りたところ、激しい通勤渋滞に巻き込まれ1時間以上のろのろ運転の憂き目に。
今回は「大井松田→一般道」を避けるため、行きは中央道で山中湖方面からアプローチ。しかし、この行き方はかなり遠回りですし、カーブの多い細い山道を長く走らないといけないのでお勧めはできません。渋滞前の早朝に出るか、通勤渋滞のない日曜に行くのが◎
[コース状況メモ]
・地蔵堂駐車場にトイレ有。
・一部、崩れている細い尾根道がありますが、慎重に行けば問題ないかと。
・植林の樹林帯ゾーンは踏み跡がわかりづらく、事前調査でも「どこを歩いていいかわからなかった」という情報を多数見ました。たしかに踏み跡がわかりづらい場所もありますが、標識やピンクリボンがあちこちにあるので、それらを視界に入れながらであれば「どこを歩いても行ける」と思います。
当初は鶏足山・焼森山のミツマタを観に行こうかと思ってましたが、前日の雨で景色がクリアーに見えるんじゃないかと思い、眺望がいいと評判の矢倉岳に行ってみました。
地蔵堂駐車場です。
8時過ぎに到着。
トイレあります。
駐車場を出たら地蔵堂前を通り……
万葉うどんさん前の坂を下って……
小さな標識に従いここを下り……
矢倉岳方面へ。
茶畑の前を通り過ぎると……
山道に入ります。ここはT字路で、行きは写真上のほうに進み、帰りは右側から戻ってきます。
序盤の気持ちのいい道。
一つだけあった東屋からは……
これから行く矢倉岳の姿が。
コース状況メモに書いた「踏み跡がわかりづらい植林の樹林帯ゾーン」はこんな感じ。たしかに踏み跡はわかりづらいですが……
このようにあちこちに標識やピンクリボンがあるので……
それらを常に視界に入れながら、歩きやすいと思うところを進めば……
迷うことはないと思います。
かつてはこちらが正規の登山道だったのでしょうか。行けないのでさらに少し登り……
富士箱根トレイルの看板のあるこの道を行きます。
特に名前はないようですが、このあたりに一つ目のピークがあり……
せっかく登った120mぶんほどを下ります(涙)
ふたたび植林の樹林帯を登り返し……
山伏平から山頂方面へ。下山時はここへ戻り矢倉沢方面へ下ります。
山伏平の先の階段の急登ゾーン。ここはかなり大変でした(;^_^A
上から見るとどれだけ急坂かわかります。
急登を半分ほど登ったところにあった展望台から。富士山は山頂で撮ればいいかと思ってましたが、気温が上昇して雲がついてきたのでここでたくさん撮りました。
これくらい見えていれば大満足(⌒~⌒)
山頂近くの果樹園のような木の配置の場所を通過したら……
山頂に到着。広い!一番乗りでしたが、このあと続々と登山者がやってきてにぎわってました。
景色はというと、右が金時山、真ん中が大涌谷、左は明神ヶ岳。
大涌谷をアップで。
金時山もアップ。
そして、みんな大好きミツマタ越しの富士山(⌒-⌒)
随分前に他の方の山行記で咲いている写真を見ていたので終わっているかと思いましたが、ギリギリ間に合いました。
山頂標識も一応撮影。
遠巻きからの一枚。
相模湾も一望できます。
昼食をとって下山するころにはけっこう隠れちゃいましたが、雲はかなり動いていたのでこの後とれたかもしれませんね(^-^)
山伏平に戻り時計回りに沢方面へ下ります。
下山時の登山道はずっとこんな感じで、ほぼ眺望はないですが……
終盤にはこんな場所も。
送電線近くの木が伐採されているので見晴らしがいいゾーンです。
最後に一か所だけ渡渉箇所があります。前日にかなり雨が降ったのですが、ギリギリ靴を脱がずに渡ることができました。
渡渉後、少し登り返したら……
行きに通った茶畑のところに戻りました。
駐車場についてゴールです。「景色がいいのに登山者が少ない穴場」と聞いてましたが、ほんと、もっと人気あってもいい山だと思いました。明神ヶ岳に登れば「足柄三山」制覇となるので近々行こうと思います(^-^)