埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

~紅葉盛期!初秋の一切経山~「魔女の瞳」を見に(⌒-⌒)

一切経山メイン

10月4日(水) 晴れ
所要時間3時間10分(登り:1時間30分 下り:1時間 休憩ほか:40分)
歩行距離:6.3km 累積標高差:374m
浄土平駐車場→鎌沼→酸ヶ平避難小屋→一切経山→酸ヶ平避難小屋→浄土平駐車場

ちょっと仕事が空いたので蔵王の紅葉を観に行くことに。それだけだと寂しいので、途中の福島あたりに短時間で登れる紅葉盛期の山はないかなぁと探したところ、ありました!3年ほど前観光で立ち寄った浄土平に一切経山という山が。登山者が焦がれる「魔女の瞳」と呼ばれる湖と紅葉が有名です。

浄土平の駐車場です。軽食があるレストハウス、トイレ、ビジターセンター、天文台などがあります。駐車料金は普通車で500円。

写真1

まずは浄土平の画像です。この地域は一切経山の噴火によってできた火山湿原と針葉樹原生林で、観光名所として知る人ぞ知る場所です。紅葉シーズンは登山者も多いですが紅葉狩りの観光客はそれ以上なのです。僕も2年前は観光客として来てました(^-^)

写真2

この日はちょっとガスり気味ながら、紅葉は最盛期。すごいです!

写真3

まだ登山口にもついてないんですけど……すご過ぎ^^;

写真4

いかにも火山帯っぽい浄土平を一枚の写真で表現するとこんな感じ。

写真5

同じ場所のもっと天気がいいときの写真を載せてみました。この写真は2年前の天気がいい午後に来たときのもの。道路を走る車がミニカーのように見えます。これでスケールがわかりますね^^

写真6

浄土平の大駐車場に着きました。大きいので登山しやすい場所に停めましょう^^

写真7

これは駐車場を入ってすぐにあるトイレ近くから撮った吾妻小富士の写真。

写真8

これは駐車場を入って左奥のスペース。

写真9

で、一切経山に登る場合は3枚前の写真中央やや右に見える天文台(屋根に銀色の構築物がある)を通り過ぎた奥、未舗装の臨時駐車場に停めるのがベスト。この臨時駐車場は登山口の真ん前なんです。

写真10

特に「こっちに行け」みたいな看板はないので、まずはこの橋を渡ります。

写真11

ちょっと不安でしたが、しばらくしてこの看板が登場。一切経山へ向かっていたと確認して一安心。

写真12

看板近くにある登山届ボックスに届を提出し、しばし歩くともう紅葉が。

写真13

蓬莱山の山腹は黄色がすごいです。

写真14

逆サイドの火口からは噴煙が。なにしろここは活火山です。

写真15

振り返って駐車場方面を見てみました。吾妻小富士が忽然とあるのが不思議。

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今日よく見かけた花。

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ここから紅葉の五連発!

写真18

(⌒~⌒)

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(^-^)

写真20

(⌒-⌒)

写真21

それほど紅葉に期待していなかったので得した気分で歩いてました^^

写真22

ここで分岐に到着。まっすぐ行けば鎌沼。右に行けば一切経山です。当初の予定では一切経山に先に登ることになってましたが、山腹から上がガスで真っ白だったので鎌沼に向かうことに。

写真23

奥に見えるのが酸ヶ平避難小屋。まずはあっちに行かずに鎌沼へ。

写真24

この木道の景色もすごい。尾瀬のようと言う人も多いとか。

写真25

池塘もあり。

写真26

鎌沼に着きました。晴れていればもう少しいい景色だったかな……。紅葉は曇りや雨のほうがいい色がでるんですけど。

写真27

避難小屋に戻ってきました。ここを通り過ぎてからはちょっときつい登りです。

写真28

紅葉最盛期なので、このあたりはもうどこを撮っても色がきれい。

写真29

さらに登ると標識が。あと600mで頂上とのことですが、ここから先が本当にきつかった……。

写真30

ご覧の通り景色は最高。

写真31

登って高度が上がって吾妻小富士の火口を上から見下ろすこの構図、いいですね!

写真32

でも、このあたりからは写真には写らないある問題が。それは……強風です!

写真33

もう立っていられなくて座って足を伸ばして少しでも風が弱くなるのを待ちます。

写真34

これは街方面の景色。写真だと穏やかに見えるんですけどねぇ~。正直、死の危険を感じるほどの暴風でした。油断すると遠くまで飛ばされるかもってレベル。手足の先の温度もどんどん奪われていきました。

写真35

一度はあきらめ下山を開始。しかし、その途中、少し風が弱くなった気がして、頂上へ向かう人たちのあとを追いました。

写真36

一端撤退したときよりは多少弱くなったとはいえ、身体を持っていかれそうになる暴風に耐えながらなんとか頂上に到達。やったぜ!

写真37

この写真も暴風に手を揺さぶられながらなんとか撮ってます^^;

写真38

ここまできたら絶対見たいのは「魔女の瞳」。ネットでみんなが驚嘆していたあの景色はどこに!?と探したら、一番奥の崖側から見ることができました!この崖、油断するとかなり危ないので撮影するときは要注意。

しかし、この景色は噂通りの美しさでした。直前に湖面に陽が当たったのが奇跡!

写真39

風が強いとは聞いてましたが、ここまでとは……。3分滞在が限界なので早々に徹底です。

写真40

風にあおられながら良さげな景色をパチリ。

写真41

景色は言うことないんで風さえなければ最高ですよ^^

写真42

この日の天候は曇り、小雨、あられ、晴れ、ガス……が目まぐるしく変わりましたが、下山時だけはかなり晴れてくれました。その写真を六連発で^^

写真43

(⌒-⌒)

写真44

(^-^)

写真45

あんなにガスってた鎌沼がきれいに^^

写真46

色の種類が豊富で全体として画になる景色なんです^^

写真47

この景色だけとってもなかなかないと思います

写真48

避難小屋の脇のベンチで昼食です。頂上は暴風で無理でしたので^^;

写真49

湿原まで降りました。ガスがなくなってきれいに見えます。

写真50

一切経山と鎌沼の分岐から避難小屋を見たところ。色がいいですね(^-^)

写真51

最後に晴れた空の下、吾妻小富士とその近くの紅葉がきれいに見えました。このとき年輩の女性二人に「あなたはどこからきた?」と問われ、「埼玉からです」と答えたところ、「また来てくれよな」と言われました。僕がホームページをやっていると話したところ「それはよぐわかんねぇけど、たくさんいいこと書いてくれよな」と言われました。そして最後に「また福島来てくれよな」と。僕は笑いながら「けっこう来てますよ」と意味不明な返事をしてしまいました(;^_^A。

震災から6年以上経ちますが、まだまだ戻ってない、地元を盛り上げたいという福島の方の気持ちを感じました。来てくれてありがとねという女性に「また来ます!」と言ってお別れしたのでした。こりゃ来年の紅葉も来なきゃね(^-^)

2年後の2019年の関連記録→浄土平・鎌沼 赤く燃えるクロマメの楽園を歩く(⌒-⌒)

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