埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

浄土平・鎌沼　～赤く燃えるクロマメの楽園を歩く(⌒-⌒)～

何度か来ている浄土平周辺。２年前は魔女の瞳で知られる一切経山を歩きましたが、現在そこは火山活動による規制で進入禁止（2019年10月現在）。そこで今回は独特な赤色に染まるクロマメの紅葉を愛でに鎌沼周辺を散策してみることに。

浄土平の駐車場です。レストハウスやビジターセンター、天文台もあります。

平日の朝10時前ですが、紅葉時期の晴天ということで多くの人が訪れています。ほとんどが登山以外の観光客です。

地図を見て確認。前回は臨時駐車場からスタートしたのでちょっと勝手が違います。

まずは木道歩き。

ちょっと歩いて駐車場を振り返ります。吾妻小富士の火口はまだ見えません。

ビジターセンターの裏手にある山からは噴煙が。

アップだとこんな感じ。

立入禁止についての解説をおさらい。

一切経山との分岐に到着。右側には行けません。左側の姥ヶ原方面へ。

今年の紅葉は全国的に色付きが良くないといわれています。たしかに２年前と比べると鮮やかさは劣りますが、それでもきれいな場所がたくさんありました。

火山を見ながら序盤の樹林帯を。

ここは階段がありますが、ほとんどが未舗装の粘土質なので雨の翌日はかなりぬかるみます。この日は前日が大雨だったので下山時は苦労しました。

ここも素晴らしい色合い(⌒-⌒)

かなり登ったので振り返ると吾妻小富士の火口がくっきり(^-^)

木が低くなってきたら……

姥ヶ原に入りました。

ここは気持ちのいい平原です。苗場山を思い出しました。

岩の多い分岐点に到着。

歩いてきた方面をパチリ。

木道を歩いて鎌沼方面へ。

ここでドーン！っと出てきたのは燃えるように赤く染まったクロマメ。この時期はこれ目当てに訪れる人も多いとのこと。ブルーベリーのような実をつけるそうで、それがクマの大好物なんですって(;^_^A

クロマメの楽園を歩いているとお目当ての鎌沼が。

なんかいいとこです(⌒-⌒)

童話に出てきそうな景色が続きます。

回り込むように歩いていきます。

谷地平、東吾妻山、酸ヶ平方面の分岐です。酸ヶ平方面は規制されていますが、行けるところまで行ってみます。

歩きやすくメルヘンチックな景色も多いので女性や年配者に人気なのも納得。

沼の上に浮かぶように見えるのは蓬莱山。

一切経山方面。池塘もあります。

うん、いい！

一切経山の麓に酸ヶ平避難小屋が小さく見えます。

と、ここで行き止まり。いつか規制が解除されたら奥まで行ってみよう。

規制ゾーンのほうが草紅葉がきれいだったので望遠で撮ってみました。

引き返して谷地平方面へ。

クロマメ越しの東吾妻山。当初は東吾妻山に登るつもりだったのですが、前日の雨でぬかるみがひどいと聞いたので今回は木道歩きに切り替えたのでした^^

赤と黄の間に蓬莱山。

谷地平との分岐に来たので、帰りはちょっと遠回りしてそちらへ向かいます。

こちらはちょっと溶岩が多いです。

地元の方から姥神様の石像があると聞いたので探したのですが見つからず。ないなぁとか言ってここで引き返しちゃったのですが、もう少し先に行ってたらあったんです(ﾟｰÅ)

クロマメと一切経山を見ながらお弁当タイム。

ふたたび姥ヶ原を通ってさらに来た道を下っていったところで、良い構図があったので吾妻小富士をパチリ。

木道を通って駐車場に戻ります。お疲れさまでした。クロマメの紅葉とメルヘンチックな沼周辺の景色が秀逸な鎌沼は、のんびり歩きにピッタリの場所。物足りない方は吾妻小富士や東吾妻山を絡めてみるのもいいですね(⌒-⌒)

前回2017年の記録はこちら→～紅葉盛期！初秋の一切経山～「魔女の瞳」を見に(⌒-⌒)