埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

山梨百名山・杓子山~登り納めも富士山を見つつ~

杓子山メイン

12月30日(金) 快晴
所要時間5時間(登り:2時間10分 下り:2時間10分 休憩:40分)
歩行距離:12.44km 標高差:767m 累積標高差上り:1264m 下り:1355m
鳥居地峠の先・杓子山登山口横の駐車スペース→高座山→大権首峠→杓子山→大権首峠→ゲート→不動湯→鳥居地峠

↓当日のルート↓(Google マイマップの実際に歩いた軌跡)

[コース状況メモ]
・高座山までの急坂はかなりきついので滑っての転倒注意。ロープは設置されていますが、それでも下りは危険と判断し別ルートに変更しました。
・鉄塔付近に岩場がありますが、それ以外に危険個所はないように思います。
・下りに歩いた不動湯を経由する杓子山沢コースはほとんどが平坦な舗装路ですが、少しある山道はこの時期落ち葉でのスリップに注意。

今年の登り納めは、頂上に置かれたオブジェと富士山の大展望で女性にも人気がある杓子山となりました(^-^)

鳥居地峠周辺はまだGoogleストリートビューがないので地図で紹介します。今回のコースと同じ周回コースを歩く場合はこの鳥居地峠にある駐車スペースに停めるのがベスト。5、6台分のスペースがあり、そこが一杯でも邪魔にならないように端っこに寄せれば周辺の路上にも停められます。

ピストンで登る場合はもう少し先まで車で行く人もいます。この地図の鳥居地峠から右に車を進めて、ひらがなの「し」の字みたいになっている道の最下部が杓子山登山口。ここにも4、5台停められます。鳥居地峠からここまで歩くと15分。往復30分短縮できますが、峠から先の道はかなりの悪路です。車高の高い4WD車でないとスタックしそうな場所が2か所ほどありました。パンクのリスクも高まりますので峠から歩くか、車の場合はゆっくりと注意しながら進みましょう。

写真1

地図のところでも書いた杓子山登山口の駐車スペースです。この時点ではピストンの予定だったのでここまで来ましたが、登りの道を歩いてみて同じ道を下るのは危険と判断。周回コースに変更したため結局は鳥居地峠に停めておけばよかった……となりました(;^_^A

写真2

駐車スペース横の看板の脇から登り始めてすぐの坂です。このへんは緩やかでした。

写真3

登り始めてすぐ後ろを振り返って撮った写真。すでに裾野に広がる街が美しく見えています(⌒-⌒)

写真4

しばらくして三つの山が出現。山肌に上から「天下」「上」「中」と書かれてます。なんで(・_・?)

写真5

その三つの山の坂!これは本当にすごかった^^;。他の方の山行記で頂上近くの坂がきついという記述はよく目にしました。しかしこの序盤の坂についての情報は一切なかったんです。個人的にはこっちの坂の方が断然きつく、また、実際傾斜もきつかったと思います。

写真6

おじさん二人が同時によろけている図(笑)。いや冗談じゃなく気を付けていないと後ろに転がっていっちゃいそうな傾斜でしたよ^^;

写真7

でも、その傾斜があるおかげで、とても美しい稜線が作られているんですね(⌒-⌒)

写真8

そして最初から富士山も。たまに後ろを振り返って力をもらいます^^

写真9

終盤には巻き道も出てきたんですが、ここまで来たら全部急坂を登ってやるぜ(`ω´)

写真10

「中」「上」とクリアして残すは「天下」のみ。

写真11

上から見ると巻き道がかなり遠回りなのがわかりますね(^-^)

写真12

やっと上が開けてきました。

写真13

ゼーハー状態になりつつも、なんとか高座山に到着。いやぁ~きつかったぁ^^;

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高座山からの景色。右の木々の向こうに南アルプスも見えています。

写真15

高座山からはいったん下ります。ここ以外でも何か所か登り下りを繰り返しました。

写真16

気持ちいい尾根を歩いて……

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軽い岩場を登り……

写真18

下って平坦な場所に着いたら……

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名物の鉄塔下に。

写真20

ここからは三ッ峠山が見えました。

写真21

岩場は何か所かありましたが、鉄塔の周辺に集中していました。

写真22

いずれもそれほど危険を感じない程度の岩場です。

写真23

鉄塔を越えてふたたび尾根道を歩き……

写真24

鞍部へと下ると……

写真25

大権首(おおざす)峠に到着しました。

写真26

ここで、まだ9時半というこの時間に下山してきたさわやか青年としばし会話。3000m級の山に魅せられて北九州からこちらに移住してきたそう。ふだんは富士五湖周辺の山を歩いているとのことでした。「今日は北アルプスまで見えていますよ。頂上、本当に素晴らしいですから」との言葉をいただきおじさんたちの体力も回復(笑)。さわやか青年さん、ありがとうございましたm(_ _)m

写真27

大権首峠の看板で残るルートを再確認。頂上まであと40分!

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ハンググライダーの離陸台です。

写真29

こんなところから飛ぶなんて……^^;

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離陸台を過ぎたらきついと噂の最後の急登。けどやっぱり序盤の坂のほうがきつかったなぁ(;^_^A

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階段が出現して空が見えてきたらゴール寸前!

写真32

着きました!杓子山の山頂です。杓子山といえばこのオブジェ。まずは定番の写真をパチリ(⌒-⌒)

写真33

続いてアップ(⌒~⌒)

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おお!アルプスも全部見える!

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とってもきれいだったので四連発でアルプスを(^-^)

写真36

北岳&間ノ岳^^

写真37

右端に甲斐駒ヶ岳^^

写真38

う~ん、絶景です(⌒-⌒)

写真39

三ッ峠山の後ろに八ヶ岳もチラリ^^

写真40

こちらは雲取山。ポコッとしたとこから右に伸びているのが石尾根かな^^

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頂上の様子。テーブルは全部で4つありました。あまり広くはないです。

写真42

お楽しみの昼食タイム^^

写真43

鹿留山には寄らずに下山開始。

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富士山見ながら下ります。

写真45

当初はピストンの予定でしたが、午後になり霜が溶けてぬかるんでいるかもしれない状況で序盤の急登を下るのは危険と判断。ある程度頭に入れておいた不動湯経由の周回コースで帰ることに。

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不動湯方面への道はほとんどが舗装路。

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沢コースへ入るとふつうの山道に。

写真48

周回コースは長く歩くぶん傾斜はゆるいです。

写真49

ただ、一部に急坂や落ち葉の多いところもあるので慎重に。

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「ゲート」に到着。

写真51

写真右にある看板に近道と書かれているのでそちらに行きます。

写真52

不動湯まではわかりやすい看板がたくさん設置されているので迷うことはないと思います。

写真53

不動湯に着きました。とても小さな湯治宿ですが、効能がすばらしいとのことで人気だそう。日帰り入浴もできます。

写真54

硯水不動尊では霊水を汲めます。この日もいくつものポリタンクを持って訪れている人を見かけました。

写真55

不動湯を過ぎたら、あとは舗装路を歩くだけ。

写真56

鉱泉の看板を鳥居地峠方面へ行き……

写真57

ゲートの脇を通ってしばらく歩いたら……(熊が出るような場所には思えないのですがいるんですね^^;)

写真58

鳥居地峠に着きました!最初から周回コースの場合はここに車を停めましょう。このあとねこ助一人で登山口まで車を取りに行って(゚ーÅ)、今日の山行は終了です。お疲れさまでした。

他の杓子山の山行記はこちら→2020年の山行記 2021年の山行記

写真59

時間が早かったので帰りは上野原ICで降りて秋山温泉に立ち寄りました。JAFカード提示で10%割引になりますよ(⌒-⌒)

秋山温泉→新湯治場 秋山温泉

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