埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

日本屈指の山岳紅葉 ~赤に燃える栗駒山をトレッキング~

栗駒山2メイン

10月3日(水) 晴れ
所要時間4時間40分(登り:2時間30分 下り:1時間40分 休憩30分)
歩行距離:7.09km 標高差:503m 累積標高差上り:558m 下り:574m
いわかがみ平→東栗駒山→東栗分岐→中央・東栗駒コース合流地点→栗駒山→北岳→中央・東栗駒コース合流地点→いわかがみ平

↓当日のルート↓(Google マイマップの実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
・いわかがみ平までの林道は道幅もそこそこあり、ふだん登山で山道を走っている人であれば問題なく走れる道路です。
・平日でしたが下山時点(11時前)で山頂の駐車場は満車。約3.5キロ手前のいこいの村跡に停めて歩く人を多数見ました。土日はいこいの村跡からシャトルバスが出るそうです(協力金500円)。
・山頂駐車場といこいの村跡の間の道路脇に車3台分停められるスペースが一か所あり。

[コース状況メモ]
・登りに歩いたいわかがみ平コースは梯子が数か所、約100mの沢歩きもあり、そこそこワイルドですが小柄な女性でもクリアできます。 ただし、下りは滑落、転倒のリスクが高まるためまったくおススメできません(看板にもそのような表示がありました)。
・いわかがみ平コースはぬかるみが非常に多い場所なのでスパッツがあると◎。
・下りに使った中央コースは運動靴でも歩けるくらい舗装・整備が行き届いています。勾配も緩いので、手っ取り早く紅葉だけ見たいという人はこのコースのピストンがいいかもしれません。

登山をはじめる前も旅行は好きで、特に秋は毎年各地の紅葉スポットを訪れていました。山歩きをするようになった今、ぜひとも行ってみたいと思っていたのが日本一の紅葉ともいわれる栗駒山です。

いわかがみ平駐車場です。レストハウスや公衆トイレも併設されています。

写真1

早朝5時半過ぎのいわかがみ平駐車場です。朝日が昇ってきました。

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朝焼けに照らされて山は赤く輝いてます。

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今日は登りが東栗駒コース、下りは中央コースを歩きます。駐車場のすぐ近くにある登山口からスタートです。

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東栗駒コースはちょっとワイルドで梯子(脚立)が何度か出てきたり……

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ちょっとした段差を這い上がったりします。

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しかし序盤から溜め息の出る美しさの紅葉が登場します。

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40分も歩けば、後ろを振り返っても……

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前を見ても色とりどりです(⌒-⌒)

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樹林帯を歩くこと1時間。新湯沢に到達しました。

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ここから沢の中を100mほど歩きます。それにしてもすごい紅葉(^-^)

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沢を歩くイベントがあったほうが楽しいというのもあって登りはこちらのコースを選びましたが、下りは転倒、滑落のリスクが高いのでおススメできません。途中の看板にもそのような表示がありました。

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ときどきロープをつかみながらの沢歩きは楽しかったです。岩場に矢印があるので見逃さないように。

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最後は対岸に渡って陸に上がります。

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ここからが本格的な紅葉ゾーンのはじまりです。

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おお!栗駒山が見えてきた(^-^)

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さらに進むとこの美しさ。

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見下ろすと赤絨毯。

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栗駒山方面の紅葉がすごいですが……

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まずは東栗駒山を目指します。

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ここは風の強いゾーン。強風に耐えつつ黙々と登ります。

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ときどき後ろを振り返るのがここの紅葉を楽しむコツ(^-^)

写真22

赤い敷物の中を、本来ここにない色の服を着た人が歩いてくる風景が不思議な感じ。

写真23

飛び出た岩が見えてきて……

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東栗駒山に到着!正面に見える栗駒山には右から巻くようにして向かいます。

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燃えるような赤い景色を見ながら栗駒山方面へ。

写真26

紅葉最盛期ということでカメラマンさんも多く見かけました。

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東栗分岐に到着。山頂方面へ。

写真28

いよいよ栗駒山本体に取り付きます。

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草紅葉もすごい(^-^)

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光の加減、太陽への向きによって赤だったり黄金色だったり色が違って見えます。

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登っては振り返って景色を楽しみます(^-^)

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長い階段の終わりが見えてきました。

写真33

栗駒山の山頂に到着です!前に一度来ていますが、季節とコースがまったく違うので別の山に来た感覚です。さあ、ここから景色を見ます!

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ものすごい赤絨毯。僕のカメラの性能では本来の繊細な自然美を写し切れません(;^_^A

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逆方向にはきれいな山々の稜線が。

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もうコメントはいらないですね。しばし画像のみで。

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このあたりは、すでに中央コースを少し下って来たところです。

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写真中央右に人がいるのがわかります。中央コースは紅葉のど真ん中を歩いていく感じ。

写真42

このコースは下り始めてから樹林帯に入るまで絶景スポットの連続で、ところどころに写真を撮るスペースも設けられています。ここもそのひとつ。

写真43

裾野に広がる緑、赤、黄色の三色が絶妙なバランスで絶句です(-_- )シミジミ

写真44

もう言葉なしですね。

写真45

素人が撮ってもポスターにできそう(⌒~⌒)

写真46

写真撮りまくりです^^;

写真47

だいぶ下って来ました。

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ついさっき上から見た紅葉の花道を歩いていきます。

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樹林帯に入るまで、右手にある裾野の紅葉がずっと楽しませてくれました。

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中央コースは登山装備のない観光客でも歩けるようにでしょうか、とても整備が行き届いていました。途中からしっかりした運動靴なら歩けそうな舗装路に。

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まもなく樹林帯に入ります。上から見下ろすとすごい紅葉(⌒-⌒)

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舗装された樹林帯の中の道を下っていきます。

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下りはじめは色とりどり。

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標高が下がって青葉が目立つようになってきたら……

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レストハウスに出てゴールです。お疲れさまでした!

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下山した10時40分時点で駐車場は満車。平日なのにすごい人出でした。さすがですね(;^_^A

写真57

朝は暗くて撮れなかったいわかがみ平の標識。1113mあるんですね。

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いま登って来た東栗駒山と栗駒山の赤い山肌を見つつ帰路へ。

前回は初夏に訪れた栗駒山。そのときは花の季節ということで湿原が広がる須川コースを歩きました。今回、その真裏のコースふたつを秋に歩いてみて、まったく別の山だったと感じます。キャリアの浅い僕らは一度行った山に再訪した経験も少ないのですが、違う状況で登ると、まるで別の顔を見せるんだなと実感しました。ギャップを強く感じるのは、それだけ栗駒山が魅力的な山だからでしょうか。

それにしても、日本一とよばれるのは伊達じゃない!ほんとにすごい紅葉でした。

前回、初夏の山行記はこちら→~火山、温泉、高層湿原~梅雨晴れの栗駒山を歩く

写真59

帰りは駐車場からちょっと下ったところにあるハイルザーム栗駒で汗を流していきました。宿泊もできるとっても大きな施設ですよ。

くりこま高原温泉郷→ハイルザーム栗駒

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