紅葉の千畳敷から極楽平に登る
10月2日(金) 晴れ
所要時間1時間30分(登り:45分 下り:30時間 休憩:15分) 歩行距離:1.56km 標高差204m
千畳敷駅→極楽平→千畳敷駅
テレビなどで見た荘厳な景色が忘れられず、夏に一度訪れた千畳敷カール。そのときは山登りの趣味はなく、景色を見て、あたりを一周して写真を撮って帰りました。
山登りを始めたばかりの今回は、ハイキング気分で歩ける極楽平に登ることに。紅葉狩りを兼ねての再来訪です。
交通規制があるので千畳敷カールには車では行けません。ほとんどの人がここ、菅の台バスセンター前の駐車場に車を停めて、バスに乗ります。
40分ほど乗って、ロープウェイ乗り場のある「しらび平」に着きました。
ここでうれしいサプライズ、雲海です!
ロープウェイから見える紅葉は、それはそれはすごい景色なのですが……。
まったく予備知識のなかった雲海がすごすぎて驚きっぱなし。まさかこれほどの雲海を見ることができるなんて……。ホントにラッキーでした。
ロープウェイを降りて、雲海を見たら、いよいよ山登りです。紅葉した山肌を登ります。
登りはじめた直後。後ろの建物がロープウェイの駅です。
秋のチングルマ。
紅葉は黄色が特にきれいでした。
赤い植物は少し終わりかけかな。
短時間の山登りですが、この急勾配はかなり脚にきます。
半分くらい登りました。駅がかなり小さいです。
ところどころ木材で整備されていますが、急坂なのでちょっと急ぐと息が上がります。標高も2600m超ですし^^;
大岩がたくさんある場所があり、落石のあともあったので気を付けて通ります。
なんとなく頂上らしきものが見えてきました。
振り返ると、もう駅が見えません。緑の山肌と紅葉のコントラストがきれい。
歩くこと45分、極楽平に到着。
ここから宝剣岳方面に行くこともできるのですが、この日はここまでにします。
標高2600m地点は、ふだんは観ることができない景色がたくさんあります。下に見える雲はまるで綿あめのよう。
たまに山の下からサーっと霧が上がってくるのですが、こんなに天気が良くても少し怖さを感じます。
極楽平の尾根の様子。
標識の前で記念撮影。
下って、千畳敷カールの遊歩道に向かいます。
すごすぎる景色に慣れてしまっています。
ガイドブックなんかでよく出てくる千畳敷カールの紅葉そのものです。ホントにこんな感じなんですね。
警告の表示がありますが、そんな雰囲気を感じさせない絶景です。
最後にもう一度、素晴らしい景色を目に焼き付けて。
ロープウェイの駅に戻りました。行きには注目しなかったお菓子の袋が膨らんでいるのを発見。千畳敷カールにかけているのか、「カール」の袋がパンパンです。それだけ高地の気圧は違うんですね。
ここがロープウェイの駅前の景色。僕たちが帰るときもたくさんの人が到着していました。紅葉シーズンは確かに混みますが、この日のように平日なら最盛期でもそれほどの混雑はありません。ただ、土日はロープウェイが3、4時間待ちとかもあるみたいです。
同じ千畳敷駅スタートの木曽駒ヶ岳はこちら→木曽駒ヶ岳を楽ちんハイキング 中央アの百名山で夏のアルプスを満喫(⌒-⌒)