本社ヶ丸・清八山 らくちんコースで登る秀麗富岳十二景の十二番(⌒-⌒)
11月12日(木) 晴れ
所要時間4時間30分(登り:2時間 下り:1時間30分 休憩:1時間)
歩行距離:7.7km 標高差:320m 累積標高差上り:512m 下り:514m
三ッ峠山登山口→巡視路分岐→八丁峠分岐→大幡八丁峠→清八山→清八峠→好展望の岩場→本社ヶ丸
(帰りは来た通りのルートを引き返す)
↓当日のルート↓(地理院地図の実際に歩いた軌跡)
[登山口までのアクセス]
・河口湖方面からの「御坂みち」はカーブは多いですが、ほぼ全線すれ違い可能。
・三ッ峠山登山口駐車場(西川新倉林道脇駐車場)は、15台くらい駐車可能。平日ならどこかしらに停められると思います。
[コース状況メモ]
・三ッ峠山登山口にトイレあり。
・序盤の30~40分は、車両も通る平坦な林道歩きです。
・清八山の山頂付近から清八峠、本社ヶ丸まで、断続的に岩場が出てきます。足をかける場所のない切り立った岩が2か所ほどあり、同行の女性は苦労していましたが、慎重に行けば危険はありません。
大月市が定める秀麗富岳十二景の十二番は、清八山と本社ヶ丸のふたつのピークですが、3月に変電所方面から清八山は踏破済。もうひとつのピーク、本社ヶ丸を目指す今回は違うコースにしてみようということで、三ッ峠山登山口から登ってみました。
前回の清八山の山行記→2020年3月
正面の未舗装路に入ってすぐのところに三ッ峠山登山口の駐車場があります。画面左方面に少し引き返すと道路脇に駐車スペースがあります。それが、ヤマレコなどでは「西川新倉林道脇駐車場」と表記される駐車スペース。全部で15~20台ほど停められると思います。
三ッ峠山登山口です。建物はトイレ。そこそこきれいです(^-^)
三ッ峠登山道の入口スペースにも駐車できるので、こちらに停めました。
清八山、本社ヶ丸方面へは駐車スペースの端にあるゲート脇を通って行きます。
最初の30分ほどは、ゆるい坂の林道歩き。足慣らしにちょうどいい(^-^)
広いスペースに到着。地図上では駐車場「P」の表記もあるここは大幡八丁峠です。
ここからが正式な登山道となります。標識に従って清八山方面へ。
序盤はゆるやかな坂道。
秀麗富岳十二景ではおなじみの、この標識が出てきたあたりから、徐々に坂がきつくなってきます。
だいぶ勾配がきつくなりましたが、このあたりは大きな岩などもなく、とても歩きやすい山道です。
八丁山や旧御坂トンネル、御坂山方面から延びる登山道との合流点。
清八山の山頂近く。高い木はなくなって岩場が出てきました。
大岩をなんとかクリアしたら……
到着です!
前に来た時も思いましたが、ここから見る富士山は本当に画になります。
松の具合がいいんですよね(⌒-⌒)
とんがっているのは釈迦ヶ岳です。
山頂から10分弱下って清八峠まで来ました。本社ヶ丸へ向かいます。
ここからは断続的に登場する岩場との戦い(;^_^A。危険はないですが、筋力けっこう使います。
難所の岩場や、そんなでもない岩場をいくつかクリアすると……
清八山・本社ヶ丸のルートで一番の展望スポットと言われる好展望の岩場に到着(^-^)
ここからの眺めはホントに素晴らしいですね(⌒~⌒)
紅葉で赤く染まった山肌がきれいです。
これは本社ヶ丸登頂後、好展望の岩場で昼食をとったときの写真。断崖絶壁みたいに見えますが、行ってみると、わりとのんびりできるスペースです。
下を覗くと少し怖いですけどね(;^_^A
好展望の岩場から本社ヶ丸までの岩場は本コース上、一番の難所。いくつか出てきますが、慎重に行けば危険ではないので、焦らずゆっくり行きましょう。
岩場を登り……
岩場を下りを何度か繰り返すと……
あれが本社ヶ丸!? っていう山影が出てきますが、何度かニセピークが出てくるので最後まで気を抜かないように。
岩場以外のふつうの山道もあります。これも下って……
鞍部に出て歩いて……
またまた岩場登場。
そんな感じで歩き進め、最後の岩場をクリアし……
ついに本社ヶ丸に到着!
南アルプス方面。甲斐駒ヶ岳、北岳、間ノ岳などが見えます。
アップでも一枚。
こちらは富士山方面。逆光で飛んでしまっているので……
ちょっと暗くしてパチリ。左のアンテナの山は三ッ峠山。
近くの山々の稜線もきれいです。
最後に山頂の様子を紹介。そんなに広くないので人が多いときは、あまりゆっくりしないほうが良さそう。
帰りは、のんびり歩きでも1時間30分くらいで下山できました。前回、清八山に登った東山梨変電所からのルートは北側斜面で寒々しい雰囲気があったのに対し、こちら側は終始、日が当たって明るい印象。ポカポカしてました(^-^)
序盤の30分~40分は平坦な林道歩き。久々の仲間とチリツモの話がしやすい道です(笑)。これがある分、体力的にも変電所からのコースより、かなり楽だと思います。 登山道に入ると徐々に坂が急になり、その後はアップダウンと断続的に登場する岩場、そして富士山や南アルプスなどの景色。とても変化に富んでいて、コンパクトながら魅力のあるコースだと思います。