埼玉在住の登山初心者夫婦による日帰り登山中心の旅日記

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まだまだ初心者ですが……

やまおとこ

日帰りの登山日記です。行った山の数が少ないうえ、びびりで体力のない二人の山行ですが、これからハイキング的な山登りをされる方の参考になればと思っています。

谷川岳 西黒尾根コースは絶景 + 尾根&岩場歩きの魅力満載(^-^)

谷川岳3(西黒尾根)メイン

6月26日(金) 晴れ
所要時間6時間30分(登り:4時間 下り:2時間30分 うち休憩30分)
歩行距離:7.9km 標高差:1235m 累積標高差上り:1433m 下り:851m
谷川岳ベースプラザ→ラクダの背→ガレ沢の頭→ザンケ岩→谷川岳肩の小屋→トマの耳→オキの耳→トマの耳→谷川岳肩の小屋→天神ザンゲ岩→天狗の留まり場→熊穴沢避難小屋→天神平

↓当日のルート↓(Google マイマップの実際に歩いた軌跡)

[登山口までのアクセス]
谷川岳ロープウェイのベースプラザまで車で行きました。平日は8時営業開始となっていますが、もう少し早い時間でも開いています。この日は6時50分頃到着でしたが、すでにたくさんの車が駐車してました。通常は入庫時に料金(500円)を払いますが、営業時間前だったので係の人がおらず帰りに料金を払いました。

[コース状況メモ]
・登山口から2時間ほど眺望のない急登の樹林帯を歩きます。ここはホントにきついです。特にこの日のように暑い日は激キツですが、そこはもう我慢!
・樹林帯を抜けてからは4、5回鎖場が登場します。個人差があるので簡単とも難しいとも言えません。他の方の山行記でもいろんな書かれ方をされていますから、要はその人次第ですね(;^_^A。高所、アスレチックのような場所が苦手な人にはおすすめできませんが、こうした場所が得意という方はなんなくクリアできると思います。

行ける山が限られる暑い時期、トレーニングに適した高山でアクセスが便利……となると谷川岳ですね(他にもあると思うけど(;^_^A)。どうせなら過去2回登ったコースとは別の西黒尾根を歩いてみたい。ということで行ってきました。

過去2回の谷川岳→谷川岳1 谷川岳2

谷川岳ベースプラザの駐車場はこの青い看板の場所を右に下っていきます。正面に建物が見えてますが、そっちは観光バスなどの駐車場と一般の車の出口なので注意。

写真1

ベースプラザのバス乗り場前です。西黒尾根の登山口へは左の坂を上がっていきます。

写真2

観光シーズンのマイカー規制で設置されているゲート脇を入っていきます。

写真3

ベースプラザから10分ほどで西黒尾根の登山口に着きました。ここからスタートです。

写真4

登山口からの1時間半を説明するのはこの写真一枚だけ。言葉にすると「急登の樹林帯をひたすら登る」です。眺望もほとんどないのでかなりきついですが、その先の素晴らしい景色などのことを考えてがんばりましょう!

写真5

スタートから1時間40分、やっと樹林帯を抜けました^^;

写真6

おお~、天神平の駅が見えるよ~。前はあそこから登ったんだなぁ。なんてしみじみしていたら……

写真7

すんごい鎖場登場!そうなんです。この西黒尾根は樹林帯の急登、眺望の良さなどとともにワイルドな鎖場でも知られているのです。

写真8

下を見るとビビっちゃいますから、なるべく見ないように慎重に最初の鎖場をクリアしていきます。

写真9

横は見てもいいよね……ってことでチラ見したらマチガ沢の雪渓が。美しい(⌒~⌒)

写真10

このあたりから山頂も視認できるように。

写真11

うわさ通りのおもしろいコースで、らせん状に登りながら見る景色がきれいだったり……

写真12

大岩を越えつつ、その向こうに山頂がかすんで見えていたり、本当にあきさせません(^-^)

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名物の鎖場はたしか4、5か所だったと思います。

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こういう場所が得意ではなく、身体の小さい中年女性(妻(笑))もがんばって登ります。

写真15

この岩は蛇紋岩という滑りやすい岩で、かつ、表面がきれいに壁のようになっているので難儀しました(;^_^A

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苦闘しながらなんとか最後の鎖場をクリアすると……

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谷川岳の全容が視界に。

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見下ろすといかに急登を歩いてきたかわかります。

写真19

右のほうに笠ヶ岳、朝日岳、白毛門がはっきり見えます。

写真20

ひときわ高い山は上州武尊山。

写真21

景色を堪能しつつラクダの背までやってきました。ここから楽しい稜線、岩場歩きです^^

写真22

稜線上に登山道が見えています。

写真23

画面左下に見える我がメンバーの小さいこと(^-^)。スケールがわかりますね。

写真24

厳剛新道との分岐点、ガレ沢の頭(ガレ沢のコル)に到着。ここから先は岩場が目立つゾーンです。

写真25

徐々に岩が出てきました。

写真26

あっという間にゴツゴツゾーンに突入。

写真27

けっこうな勾配のあるところも。

写真28

歩いてきた尾根道を見下ろすとこんな感じ。

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岩場越しの朝日岳方面。景色がきれいで歩いていて楽しい場所です(⌒-⌒)

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だいぶ山頂が間近に。

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後半はよじ登るような場所もなく快適に歩けました。

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左上に見える丸い岩はコースのアクセントとなっているザンゲ岩です。

写真33

岩場の終盤は黄色いペンキが案内してくれるので道の選択に迷うことはありませんが、このペンキの上に足を置くと滑るので注意です。

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そんなに危ない場所ではないですが、うっかり雪渓に落ちたら大変ですからね。ビビりながらも慎重に進みます。

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ザンゲ岩。ゴリラの横顔みたい(;^_^A

写真36

山頂や標識が見えてきた!

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そして雪渓も。ちょっと怖かったですけど、ゆっくり慎重に行けば問題なかったです。

写真38

谷川岳・肩の小屋に到着。行きは休憩せず山頂を目指します。

写真39

肩の小屋から山頂へ向かう途中、振り返って新潟・長野方面の山々を。中央やや右の平べったいのが苗場山ですね。

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そして第一ピークのトマの耳に到着!

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続いて最高地点のオキの耳を目指します。

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おお、人でにぎわってる^^

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オキの耳からの景色もいいですね。

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一ノ倉沢もバッチリ。

写真45

肩の小屋に戻って昼休憩後、天神平方面へ下山開始です。天神平からはロープウェイでベースプラザに戻ります(なお、西黒尾根は急登で鎖場も多いですから下山に利用するのはまったくおすすめできません)。

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雪渓の脇にピンクの花が群生していました。名前はわからず(x_x;)

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過去二度来ている天神尾根コースで印象に残っているのが、このきれいな笹原と……

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新潟方面の山々の景色。万太郎山といったかな……

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天神尾根コースも西黒尾根コースほどではないですが、けっこう急な鎖場があります。

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熊穴沢避難小屋を通過したら、あと少し。

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以降、整備された木道中心の登山道をしばらく歩いたら……

写真52

ロープウェイの駅が見えてゴール!お疲れさまでした。

写真53

さっきまであそこにいたんだな~(-_- )シミジミ

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今回、谷川岳で出合った花たち。

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帰りはホテル湯の陣の日帰り温泉を利用しました。 ロープウェイのチケットを提示すると通常980円が590円に大幅割引。お風呂は大きく、しかも空いていて得した気分になりました(⌒~⌒)

ホテル湯の陣→谷川の四季を感じる憩いの湯

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帰り道にあったタルト屋さんにも立ち寄り。

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帰宅後、これをつまみに晩酌しましたが、かなりレベル高いです! 店員さんも感じが良くて、ホームページに載せていいですか?ときいたところ「ぜひぜひ」とのこと。リピーターになりそう。おすすめですよ!

みなかみ焼きたてチーズタルト→JACK THE TART FANTASY ! ジャック・ザ・タルトファンタジー!

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