超絶すごい景色の連続!~信州・黒斑山で浅間と富士も堪能~
5月12日(木) 雲ひとつない快晴
所要時間5時間(登り:2時間30分 下り:2時間分 休憩:30分)
車坂峠→車坂山→開けたガレ場→槍ヶ鞘→トーミの頭→黒斑山→蛇骨岳(帰りは来た通りのルートを引き返す)
↑上記の所要時間は蛇骨岳までの場合。黒斑山までの場合は登り・下りとも30分少なくなります。
前回、浅間隠山に登ったとき、頂上でお話しさせてもらった地元の女性が「ここも素晴らしいが、黒斑山の景色は本当に素晴らしい」とおっしゃっていました。
いつか登ってみようと誓って早や半年、ついに登ることができました。。
高峰高原ビジターセンター駐車場にはたくさんの車が停められます。そのすぐそば、車坂峠の登山口がここ。
高峰高原ビジターセンターの駐車場です。平日の木曜日でしたが、朝8時半に到着したときは、すでに10台以上の車が停まっていて、ちょうど登山口に向かっているグループの数人とすれ違いました。
まずは看板で軽くルートを再確認。
登山届を提出。
中コースと表コースに分かれますが、初めてなので基本の表コースで行きます。
歩き出してすぐの道はこんな感じ。最初の通過点である車坂山を登っています。各所に赤リボンがあるので迷う心配はありません。
ほんの10分登って振り返ったら、今日はこれで満足!ってくらいの絶景が。富士山と雲海です。
車坂山を下って、次の通過点である開けたガレ場を目指します。
こういう、ちょっと険しい道も。
頂上に着くまで眺望がない山も多いのですが、この山はずっと遠くの景色が見えていて、それが素晴らしいんです。雪のかかった山脈がきれいでした。
アップはこんな感じ。
と思うと、こういう木に囲まれた急坂もあり、飽きさせません。
開けたガレ場に到着。文字通り開けた場所なので遠くがさらによく見えます。
望遠で富士山を撮ってみました。すごいです^^
一か所だけ階段状に整備された場所があります。ここは登りも下りもちょっときつかったです。
階段を登りながら振り返ると、やっぱりきれいな雪山が。
そして、階段を過ぎてしばらく歩くと、本日最初の浅間山が登場です。迫力あります。
三つめの通過点、シェルターです。
槍ケ鞘に到着。ここからは、右に浅間山、左のトーミの頭を観ることができます。
浅間山だけをアップで撮影。
槍ケ鞘近くの看板。トーミの頭は目の前。黒斑山までもすぐです。
この坂を登ると絶景ポイントのトーミの頭。見た目ほどきつくはない坂です。
トーミの頭に到着。いや、すごい景色です。浅間隠山で、この山を教えてくれた地元の女性が言っていたのは浅間山を見たときの印象でした。「ここ(浅間隠山)は遠くに見える感じだけど、黒斑山は目の前にある感じなのよ」。まさにその通りでした。
別角度から。風もなく、きれいに山が見えました。
黒斑山方面を望むと、また違った雄大な景色が。
逆側を見ると、またまた富士山が。
黒斑山方面へ少し行くと、眼下に賽の河原と呼ばれる場所が見えてきました。
黄緑色に見える山裾に点々と生える木。池塘もあるそうです。
400メートルで黒斑山に到着です。
最後の坂を登って……。
黒斑山に到着です。本当はここで昼食をとってゴール……の予定だったのですが、時間と体力に余裕があったので、もう少し先の蛇骨岳まで足を延ばすことに。
あと1キロなんで15分くらいで着くかなと思っていたら……。
黒斑山~蛇骨岳間の道は日の当たらない木々の中を通ります。そのため、まだまだ残雪があって、思うように歩けず、30分近くかかりました。
木々の中の道を抜けて、あと少しというところ。ここも景色が素晴らしいです。
着きました。蛇骨岳です。違った角度から浅間山を見ます。
足を伸ばして帰りに備えつつ、逆サイドの嬬恋村を見下ろしながらおにぎりを食べているところ。
何組か他のパーティも来ていました。難所や危険個所が少なく、2時間ちょっとで素晴らしい景色が見られるためか、年配の人がたいへん多かったです。
帰りの蛇骨岳から賽の河原の景色。
望遠にすると、ここからでも富士山が見えました。
遠くに見えるトーミの頭に人が。
きれいな山肌です。稜線がくっきり。そして、やっぱり富士山も。
階段のところ。行きよりも雪山がきれいに見えました。
車坂山まで戻ってきました。これを登って下りたらゴールです。
ここは熊笹が生い茂ってます。遮蔽物がないので真夏はすごく暑いんじゃないでしょうか。5月でも結構、きてました。
ビジターセンターが見えました。ゴールです!
高峰高原ビジターセンターでトイレをお借りして、本日の登山は終了です。いいところだとは聞いていましたが、ここまでいいとは思いませんでした。天気に恵まれたのもありました。帰宅後のニュースで、この日は何年に一度の快晴だったと言っていたので。
以前に行ったすごい景色の八方尾根や千畳敷はマイカー規制があって、行くのにお金も手間もかかります。対してここはケーブルカーも専用バスも使わずダイレクトに行けて、同じくらい素晴らしい景色を堪能することができます。人気のはずですね。
下山時、埼玉から来たという年配の男性は、もう30回以上登っているとおっしゃってました。その気持ちもわかります。また、絶対登ろうと思う山でした。
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