武川岳・大持山の肩・ウノタワ~急登連続の奥武蔵はトレーニング登山に(;^_^A
12月11日(日) 晴れ
所要時間8時間15分(休憩:40分)
名郷バス停駐車場→天狗岩→前武川岳→武川岳→妻坂峠→大持山の肩→ウノタワ→鳥首峠→名郷バス停駐車場
埼玉に住んでいて行きやすいこともあるので、秩父方面の名のある山はいずれ全部行ってみたいと思ってます(^-^)
今回選んだのは、まだ行っていない武川岳。武甲山や伊豆ヶ岳に比べると地味ですが、縦走の記録などでちょくちょく名前を見る山。大持山の肩、妻坂峠、ウノタワなどと一緒に回ってみました。
名郷バス停にある有料駐車場です。奥の赤い車の位置に車を停めます。料金は平日500円、土日700円。係員はおらず、封筒に料金を入れて近くにあるポストに投函するシステムです。下山して戻ったら車のワイパーに封筒がはさまっていました^^
日曜の朝7時半前の駐車場の様子。2台が先に停まっていて、支度途中にもう一台が到着しました。
はじめての人は登山口までの道が少しわかりづらいかもしれません。まずは、駐車場からバス停方面に歩き、そのまま車道に出ます。写真の最初の分岐を左です。
しばらく行くと西山荘という宿が出てくるので、そこを右。
こういう看板も。
さらに進み、この看板を通過して…。
この道をしばらく行くと…。
この階段を上がれという指示が。
さらにこの看板に従って階段を上がると、いよいよ山道のはじまりです。西山荘でちゃんと右に入れば、迷うことはないと思います。
いきなりこのような看板。つまりちゃんと整備されているということですね(^-^)
ここへ来るまでの舗装路の勾配がかなりきつく、登山口に取り付いたときにはかなり息が上がっていました。そこへいきなりの急登だったので、意識的にペースを落としました。
下山して思ったのですが、この山、ひとりだったらけっこう寂しかったと思います(;^_^A
景色はかなりいいですが、このネット沿いの道はかなりの急坂でした。
武甲山に代表されますが、この辺りの山は採石場が多いです。
天狗岩前の坂。写真だと伝わりづらいですが、ここもかなりの急登でした。
ここから天狗岩登りです。参考にさせていただいた女性のブログで、「女坂方面に行ったら迷ってしまったので戻って男坂を登ったが、それほどではなかった」とあったので、男坂方面へ行くことに。
鎖もロープもないので、本当にこっちでいいのかなと不安になりますが、木にリボンがあるので間違ってないみたい。
それほどではなくもないです(;^_^A けっこう急ですよ<女性ブロガーさん(汗)。
天狗岩からの景色。
上から見下ろすとこんな感じ。かなり怖いです。
登ること10分、天狗岩頂上に到着!
天狗岩頂上からの眺望。なかなかです。
天狗岩を通過してから、前武川岳までの道にはネットが張られています。動物除けか?それとも、採石場に入るのを禁止しているのでしょうか。
このネット越しの道も、長く坂が続きます。
天狗岩頂上から約40分、前武川岳に到着。ここは広々としていました。
広い平地の林もあって、気持ちの良い場所。武川岳を目的にした登山だったら、ゆっくりしていったのですが普通に通過します(^-^)
林の向こうに見えるのが武川岳でしょうか?。
武川岳までの道も容赦なく急坂でした(;^_^A
しかしがんばって武川岳山頂に到着!ここも前武川岳と同じで広々としています。
こういう広がった林があって、その前にはベンチもありました。食事スペースはかなりあると思います。
眺望もなかなか。
林越しに見えるのは武甲山でしょうか。
武川岳~妻坂峠の下りは急坂です。ちょっとボケちゃってますが、これが一番角度を感じる写真なので。
妻坂峠に到着しました。看板に書かれている「急な登り約50分」を今下ってきて、その横の急な登り約1時間40分をこれから登るのです(⌒-⌒)
奥武蔵では有名?な妻坂峠から大持山の肩までの坂。道の真ん中がえぐれている場所はかなりの急勾配なんです。
えぐれた部分が終わると、傾斜はやや緩くなりますが、それでもけっこうな急坂。先は長いです。
ずっと続きます。
この坂は一の鳥居という登山口から直接くる方もいるので、他の登山者を見かけるようになりました。
登ること1時間10分、頂上が見えてきました。
予定のタイムより早く大持山の肩に到着!
たくさんの人が集まっています。大持山の山頂自体には、それほど眺望はないのですが、そこから少し来たところにある、ここ大持山の肩は開けていて眺望があるのです^^
左のほうにスカイツリーが見えます。真ん中から右にかけては高層ビル群も(⌒-⌒)
望遠で遠方。筑波山が見えます。
眺望を楽しんだのでウノタワへ向かいます。まずは下り坂。
途中、尾根のような場所を歩きますが、そこにあるのがこの看板、横倉山。気付かず通過する人も多いと思います^^
山という感じのする場所ではないのですが、横倉山からの眺望はこんな感じ。
ウノタワに到着しました。
季節ごとに姿を変えるパワースポットとして知る人ぞ知る場所。5月にも来たのですが、新緑の時期だったそのときの面影はまったくないです。
こんな感じの窪地なのです。不思議な場所ですよね(⌒-⌒)
ときおり、遠くの道をトレランの方が通り過ぎたりはしましたが、ここは僕らだけだったので貸し切りで昼食です。
同行者が作ってきてくださった卵焼きと、甘酒をいただきました。どうもですm(_ _)m
昼食を済ませ、鳥首峠を出発。
安達太良山の名所、牛の背みたいな場所も。
眼下に白く見えるのは採石場ですね。
天気が良かったので富士山は見えるかなと探しましたが、見つけることはできませんでした。周りの山があるから無理なのかな。
鳥首峠に到着。白岩を経て名栗へ、の方向に行きます。
ここが白岩と思われます。なかなかの景色。
さきほど上から見ていた採石場に到着。ここで形を作って切り出しているんですね。
写真右の階段から降りて、採石場下に到着。ここで山道とはお別れして一般道に入ります。ここから名郷バス停まで40分弱歩いたらゴールです。
とりあえず行ったことのない武川岳に行ってみよう、どうせ行くならウノタワなんかも絡めてみよう、標高差は700mくらいなので大丈夫だろう…と軽い気持ちで考えたルート。いざ登ってみたらとんでもなくきついルートでした。
とにかく坂が急です。アップダウンも激しいので、標高差も「累積」で考えればゆうに1000mは超えると思います。人の少ない武川岳ですれ違った人たちは、どの方も屈強な登山家という感じでした。もしかしたらトレーニングに来ていたのかもしれません。
ちょっとハードな山登りをしつつ、のんびりできる場所で山ご飯を食べたいというときにいいコースだと思います(⌒-⌒)
帰りは急登にやられた脚を癒しにさわらびの湯に。棒ノ折山近くにある温泉なので、たくさんの登山客で賑わっていました。